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2008年02月01日

鍋を担いで帰ってきました

去年念願のLE CREUSETデビューを果たしましたが、
更にコレクションを増えました。
と言ってもまだ2個しか持ってないのですが。
LE CREUSET オーバル23cmを購入しました。
コレ。


青が欲しかったのです
実はコレ、ネットや合羽橋で買ったのではなくNYで買いました。
フランス生まれ、NY育ちのブルーアイズのナイスガイを日本に連れてきた気分です。
日本で買うと定価24000円、ネットの底値で16500円が、
何と79.95ドルでした。
それも高級キッチンショップのウィリアムズ・ソノマで買いました。
LE CREUSETは普通の鍋と違いとても重いので、
持ち帰るのにも一苦労なことはわかりきっていますが、
この安さがどうしても気になり迷いました。
買おうかどうしようか迷った時は、
一度店を離れ考えることにしているので、
自由の女神やグラウンドゼロなどを見に行った後、
再び店に向かいました。
店頭には白と赤が飾られています。
白も可愛いのですが青が気になりました。
とりあえず青の在庫があるか聞いてみて、なかったら縁がなかったということで
買うのをやめる決意をしました。
店員さんに聞いてみます。
店員さんは皆インカムをしていて、階下の在庫係と連絡を取れるようになっています。
即座に在庫を調べると、青が1個だけ残っていました。
箱から出して見せてもらうと、美しい群青色の鍋です。
もう少しターコイズっぽいと尚良しでしたが、
これはこれで気に入ったのでめでたく購入しました。
帰国日。
リュックのわたくしはどうやって持って帰ろうか悩みました。
琺瑯でできている鍋のため、
衝撃でガラス質の部分が割れてしまうことがあります。
機内持ち込みだと壊れるリスクは減るけれども、
X線検査で鉄の塊が映って手荷物検査で面倒なことになるし、
壊れ物として預けても、それなりに手荒に扱われるのは目に見えています。
結局、箱に洋服や下着(洗濯済み)を詰め込みパッキン代わりにし、
蓋が開かないようにテープでグルグル巻きにして預け荷物にしました。
成田到着。
荷物が吐き出される前に陣取り、
上方ベルトコンベアーから箱が転がり落ちる前に
いつでも受け止めるスタンバイをします。
ところが日本は親切なことに、
落ちてきた荷物がグルグル回転テーブルにぶつからないように、
荷物係の方が手で受け止めてワンクッション置いてくれるのです。
ありがたやー。
と思っていたら、荷物係の方の携帯が鳴り話し始めました。
そこへわたくしの鍋の箱が転がり落ちてきました。
「ここは自分がやらないと!」と、ものすごい速さでそれを受け止めるわたくし。
隣のアメリカ人が不思議そうに見ていました。
鍋が壊れてないか、すぐさま中身を確認します。
無事でした。
わたくしのテーピングは切られていましたが、
その上からさらにテーピングされていました。
おそらくX線検査で黒い物体が映ったので、
中身を確認したのでしょう。
係官も鍋と一緒にパンツやらブラジャーやら靴下が入っているなんて
思いも寄らなかったのではないでしょうか。
そして今日はこれでぶり大根を作っています。