2008年10月21日
おじさん2人を引っ掛けたのでこれからSMバーへ行くという2人組から電話が来たら、
お酒は飲まないけど見に行きたいわと思うのが人情というもの。
しかしながら、外出許可は出ませんでした。
それならば来たるノーベンバーフェストの打ち合わせをメッセでしようとしたら
当の友人は回線が切れてしまい、それから浮上してきませんでした。
モデムと一緒に深い海の底に沈んだ模様です。
きょきーとが持ってきた『相棒』を見る気にもなれず、
ブックオフオンラインでまとめ買いした本を読む気にもなれず、
さてどうしようかと考えあぐねていましたが、
明日お邪魔する友人宅に持っていく手土産でも作ることにしました。
洋梨があったので、洋梨のクランブルを作ってみました。
この洋梨は夫が買ってきたものでして、
ナイフを入れる時に一瞬躊躇しました。
勝手に食材を使ったらまた注意されるかしら。
でも腐るよりいいから使っちまえ。
この間3秒くらいです。
何故躊躇したかといいますと、
この日の夕食に、前日に夫がおひたし用に湯がいた野沢菜の残りを使って
ポタージュを作ったのです。
シソと生クリームも入れてブレンダーを突っ込めば、
それはまあ美味しいポタージュの出来上がりです。
さあさあ。冷めないうちにどうぞ。
「何で野沢菜を使ったんだ。おひたしで食べたかったのに」
文句言われました。
おひたしは茹でたてをその日のうちに食べた方が美味しいだろうし、
時間が経ったならこうして加工した方がいいし、
それに野沢菜のポタージュなんてなかなか食べられないと思います。
でもここでそういう正論を述べたところで
食卓は気まずくなるばかりばかりですから、
「こういう場合はご飯を美味しく食べることを最優先にして、
悪いと思ってなくてもとりあえず謝っとけ」
という友人の忠告を思い出しながら棒読みで謝っておきました。
わたくしも随分大人になりました。
深夜0時半に料理を始めて、只今3時です。
クランブルはとっくの昔に焼きあがっております。
眠れません。
焼いている間にyoutubeを見始めたからです。
Sing Like Talking、スキマスイッチ、水木一郎、エレファントカシマシ、
真心ブラザーズと節操なく見ていたらこんな時間になりました。
いつものことです。
最後の〆は何にしようかしら。
先日夢に出てきたワジーの人間椅子もいいけれど、
Doobie Brothersにしました。おやすみなさい。
↓
2008年10月19日
実は本日19日(日)12時~14時まで息子の幼稚園のバザーだったりします。
当日に告知で人が来るとは思えませんが、
お子様連れの方を中心に来てくださると大変嬉しいです。
場所は箱根山の天辺近くの教会です。
頑張って探してください。
バザー内容はこちらです。
↓
【販売】
・食器・タオル・洗剤・文房具、玩具などの日用品
・ネームホルダー、マスク、ヘアゴムなどの手作り手芸品
(かなり可愛いです)
・手作りケーキ・パン・クッキー
【飲食】
・カレー
・わたあめ
【子供向けアトラクション】
・アンパンマンゲーム
・お絵かきせんべい
・お土産付き魚釣り(本物の魚ではありません)
わたくしはゲームのチケット売りに扮します。
そして今、販売用のベーグルを焼いている真っ最中です。
第二弾ベーグルが焼き上がるのはAM5:00頃。
この後玉ねぎ7個を炒める作業に入ります。
明日のバザーが終わったら20時間くらい寝てやろうと思います。
2008年10月14日
日曜日のお話です。
翌日に幼稚園の運動会を控え、
気合でも入れるべく映画でも観てやろうと思い立ち、
上映情報を調べておりますと、
何とまあターセムの映画をやっているではありませんか。
しかも新宿バルト9で18:35からと場所も時間も申し分ありません。
ターセムの映画はザ・セル以来です。
ザ・セルでは衣装と風景の美しさと、悪夢のグロテスクさに頭をガツンとやられてから
すっかりターセムファンになりました。
さて今回の『落下の王国』はどう調理されているのかしら。
これは必ず観なくてはと、ネットで事前にチケット予約をしておきましたが、
それが大正解でした。
何故ならシネコンである新宿バルト9は、
チケットを購入するのに大行列だからです。
空いている映画を観たくても、他の映画が大人気なら、
同じ列に並んで待たなくてはならないのです。
わたくしはといいますと、マルイの1階にある発券マシンで予約番号を入れて
無事チケットを入手しました。
映画館に入るとチケットブースは長蛇の列で、
空いていると予想した席は満席でした。
ネット予約をしなければ、危うく観れなくなるところでした。
で、映画についてですが、
のっけからターセムの世界に惹きこまれてしまいました
モノクロのスローモーションで、
SL、鉄橋、川に下ろされた縄、釣り下がった馬、叫ぶ人。
音楽はベートーヴェン交響曲第7番第2楽章が流れています。
クラシックとモノクロって合うんだねえ。
ヨダレを垂らしそうなくらいうっとりしながらスクリーンを眺めていますと、
赤い砂丘に白い砂地、青い空の3色が目に飛び込んできました。
これはナミブ砂漠。
ザ・セルでもナミブ砂漠のソススフレイと思われる場所が出てきましたが、
今回もロケ地で使われていました。
国旗のような3色をかなり遠くの距離から撮っているので、
砂漠に立つ人間は豆粒のように映っています。
そのトリコロールを見ていたら、
かつてわたくしがこの目で見たナミブ砂漠の色が鮮やかに蘇ってきました。
ああ、こんな色してたっけ、と。
時が経てば記憶も色も褪せるものです。
心を揺さぶられる風景はナミブ砂漠だけではありませんでした。
恐いくらいの透明度を持つ海にぽっかり浮かぶ小さな小さな白砂の島。
周りは珊瑚礁の海だけ。
体に地図の模様を浮かび上がらせるための儀式のケチャ。
山賊が川に落ちる場面は、プラハのカレル橋。(多分)
インドはニューデリーの珊瑚色のフマユーン廟。
アーグラーのタージマハルの白。
ウダイプルの湖に浮かぶ白いレイク・パレス・ホテル。
ジョードプルの青い町。
ジャイプールのアンベール城。
黒騎士がウジャウジャと出てくるゲームのような場面はアーバネリーの階段井戸。
結婚式の場面ではスーフィーダンス。
荒涼とした砂漠が湖に反転している場面は幻想的で。
どの場面も壁紙にしておきたいくらいの美しさです。
むしろプリントアウトして部屋に飾りたいくらいです。
ついでにプレゼントの包装紙にして皆を洗脳したいくらいです。
旅行者なら一度は見たことがある風景が出てくるので
そういう意味でも楽しめます。
ストーリーはまあアレがナニでどーなんですけど、
映像美を追求するならとても良い映画なのではないかと思われます。
これは大画面で見るべき映画です。
それと女の子が見る夢の中で、
人形になった女の子が頭の中身を引きずり出されれるシーンがあるのですが、
こりゃもうシュヴァンクマイエルでした。
悪趣味具合がいい感じです。
すっかり落下の王国に魅了されてしまい、
ターセム世界に引きずり込まれてまたザ・セルを観ました。
そうしたらですね、殺人鬼役があの微笑みデブでした。
昔見た時は全然わかりませんでした。
微笑みデブネタはわかる人だけわかってください。
しばらくはベートーヴェン交響曲第7番第2楽章がヘビーローテーションです。
もうこれで8回目。
2008年10月09日
コチラで書きましたように、
記憶をなくす程飲みすぎ、翌日の二日酔いの辛さに辟易しました。
よって今月一杯は禁酒することを誓います。
当分酒はいいです。
何故なら、帽子はなくなるわ、幼稚園のバザーのチラシはどこかにいくわ、
誰かを飛び蹴りするわ、相当ひどかったらしいので。
ベルオーブのビールは美味しかったんですけどね。
というわけで今月は禁酒です。
とはいっても誕生日にはビールを飲みたいので、来月は解禁します。
それまでは軍艦島にもstiglにも行きません。
誘わないでください。
家にビールを持ってこないでください。
家のラムと梅酒は当分封印です。
2008年10月08日
昨晩は久しぶりに飲みすぎました。
どうやって帰って来たのかさっぱり記憶がありません。
六本木のベルオーブで飲んでたのは覚えてますが、
そこから新宿のSMバーに行ってからの記憶が曖昧模糊としております。
おかげさまで早朝出勤の夫にご飯は作らないわ、
畳の上で寝ていて蹴られるわ、
これから運動会の予行演習だってのに吐きそうだわ、
最悪です。
夜遊びはしばらく自粛します。