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2006年08月28日

思考回路もドッペルゲンガー

TVのニュース番組で、透明度の高い清流が映し出されていました。
それを見たわたくしは、あることを思い出しました。
それは町中に水路があり、そこには鯉が泳いでおり、
家の中にも水を引き、それを生活用水として使っている町のことでした。
昔、NHKでその様子を見て、子供ながらに美しい町だと思った覚えがあります。
その後も何度かTVで見たのですが名前がわからず、
さっき夫に聞いてみたら、
「郡上八幡」
と即答されました。
さすが全都道府県制覇しているだけのことはあります。
こういう百科事典的な活用ができて大変便利です。
さて、その郡上八幡を思いながら、隣にいた姉に、
「日本で住みたい場所といったらコレという所があるんだよねー。」
と言うと、姉も話に乗ってきました。
「え!私もあるよ!」
それはどこかと訪ねてみました。
「それぞれの家の中に水が引いてあって、
 その水で野菜洗ったり、食器洗ったりして
 食器についたご飯粒は、水路の先にいる鯉が食べるっていうよくできた町!」
わたくしはこれを聞いている最中で、すでに悲鳴を上げていました。
驚きのあまりの悲鳴でした。
全国で3,100もある市町村の中で、
郡上八幡がビンゴとは考えられないからです。
まさかここまでドッペルゲンガーだとは。
わたくしたち姉妹が、目的地を言わずに好きな所に引越しできたら、
お隣さんになってる可能性90%です。