2011年07月16日

墨絵でランチ

新宿西口地下街の不思議な場所・中2階にありますレストラン・墨絵。
このお店の前にはいつも長蛇の列がありました。
これだけ並ぶには美味しいからに違いないと店頭のメニューを覗いてみましたら、
結構なお値段がします。
パスタランチで1,360円。
パスタ+肉ランチで1,880円、パスタ+魚ランチで2080円。
どうりで並んでいる人々も有閑マダム的な風貌の方が多いわけです。
わたくしがその列の最後尾につくことはなく、
いつもその両隣にある墨絵のパンだけを買い続けて早数年。
ここのチョコパン、オニオンパン、りんごパンが大好物です。
特にオニオンパンは、クリーム煮やシチューに欠かせません。
オニオンパンの天辺に十字の切込みを入れ、トーストし、
切り込みにバターを入れるのが大好きな食べ方です。
そんなパンのみを味わっていた小市民のわたくしが、
ついにレストラン部門へ足を踏み入れることになりました。
ituleのユリキチさんと平日ランチに行くことになったのです。
ユリキチさんが手際良く予約をしてくださったので、
ランチ当日も相変わらずの長蛇の列を尻目に、
すいっと中へ案内されました。
店内は女性客のグループのみ。
2名~6名くらいのグループで満席です。
反対に厨房は男性ばかり。
思った以上に奥行きのある店内で、テーブル数も多いのですが、
接客のホール係の人数も多かったです。
注文するのに困りません。
あれこれ考えましてパスタ+肉ランチを注文しました。
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ほうれん草のフェットチーネ トマトソース
ちんまりした盛り具合で「これで足りんの?」というのが第一印象。
3口で食べ終わるやんけと思いながらも、
お喋りしながらのランチですので、完食するのにも結構時間がかかりました。
いつもの1人飯も気楽でいいですが、
話し相手がいるのも、食と話題の共有ができていいもんですな。
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食べ放題のバゲットにオリーブオイルを添えて
つぶ麦のバゲットです。
このバゲットが美味しいです。
というか墨絵のパンは美味しいです。
パン好きの人に食べてもらいたいです。
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豚肩ロースに野菜がどっさりなナンチャラ
ナイフがいらないくらいの柔らかな豚肉に夏野菜が乗っています。
豚肉の下にはクリーミーなマッシュポテトの座布団。
これまた美味しゅうございました。
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シャーベットと100%オレンジジュース
ライチのシャーベットだったっけ?
いかんせん前のこと過ぎて記憶があやふやです。
ブログが滞るとこういうことが起こるのです。
すみません。
このデザートが出ている時に、この店の後に行く所を提示しました。
そしたらもうこれまでの墨絵のランチが、
実はまだまだ前菜だったくらいのサブ扱いになってしまいました。
次に行く店とは朝起です。
去年のブログネタで朝起についてぽろっと発言しましたら
各方面から反響が来まして、
みんなそんなにゲテモノ好きなのかと1人ほくそ笑んだものです。
ここは12時からやっているというので、
ユリキチさんなら喜んで一緒に行ってくれるに違いないとお誘いしましたら、
「デザート、とっとと食べてすぐ行こー!」
と案の定ほいほいついて来てくれることになりました。
墨絵を出る時に辺りを見回しましたら、
わたくし達が入店したときと客の顔ぶれがほぼ変わっておりませんでした。
隣のおば様グループはずっとコーヒーのまま喋くり倒していました。
常に長蛇の列の理由は、回転率の悪さもあるような気がしました。
で、朝起ですが何故か開いてませんでした。
ぎゃふん。
事前に時間と定休日を調べたのに。
悔しいので店舗前の写真だけ撮影し、いつの日かリベンジすることになりました。

2011年06月04日

バカラオを作ろう

バカラオ、またの名をバカリャウ、バッカラ。
要するに干し鱈です。
スペインでバカラオを初めて口にした時はただしょっぱいという印象でしたが、
スーパーで鱈が売っていたので、突然バカラオを作ってみようと思い立ちました。
自分で作れば塩加減も変えられるし、
美味しい料理に変化するかもしれないですし。
たっぷりの塩に漬けて、出てきた水分を拭き取り、
ピチットを使って脱水を繰り返すこと2週間くらい。
3週間かな。
梅雨に入ってしまったので、外で干す作業は避けました。
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適度な水分が残っているくらいのややフレッシュなバカラオ
保存が目的ではなかったので、
このくらいの水分保持でわたくしのバカラオは完成ということにしました。
このバカラオで作った料理は、バカラオとじゃがいものグラタン、
じゃがいもとバカラオのペースト・ブランタードです。
両方とも写真を撮るのを忘れました。
グラタンがすんごい美味しくできました。
バカラオ作製に時間がかかりましたが食べ終えるのはあっという間ですね。