2011年08月31日

二度見したビールのお話

先月新潟に24時間だけ帰った時のことです。
息子を実家に預けわたくしは東京行きの夜行バスに乗るために、
出発場所である新潟駅へ向かいました。
出発時間よりも1時間半早く駅に着き、
向かった先はエチゴビールの生が飲めるというのが謳い文句の
エチゴビール公認バーJOJOというお店です。
店名についてや店内の様子など書くべきことはたくさんあるはずなのに、
今回はもうこの画像を見ていただいてからにします。

beer18.jpg
出された状態のままの画像
一瞬目を疑いました。というか凍りました。
何この中途半端な量は。
居酒屋でまとめてジョッキに注いで泡が減った状態どころの話ではありません。
これが「お待たせしました」と言って出されたレッドエールでした。
このグラスを使っているからには、
エチゴビールのビアグラスということは当然わかっているはず。
ビアグラスってどう使うか知ってる?
ビールと泡のコントラスト知ってる?
隣のプレミアムモルツがピルスナーグラスに並々入っているのに、
このレッドエールがビアグラス半分以下ってどういうこと?
東京で飲む地ビールはパイントかハーフパインとが選べて、
そのパイントもイギリスサイズの570 mlか、アメリカサイズの470 mlくらいです。
そのどっちの量もないビールが、
エチゴビール公認バーで出てきたもんですからぶったまげますわ。
しかもこれで800円。
東京ならパイント1,000円前後だぜ。
安いところなら750円もあるんだぜ。
自家醸造ならもっと安いんだぜ。
マジでありえない。
これ以上店にいるのも嫌になったので、
さくっと飲んで、というか一気に飲み終わる量なんで、
あっさりレジへ。
メニューには容量について書かれていなかったため、
わたくしはビールを注いだ方に聞きました。
わたくし「エチゴビールっていつもあの量なんですか?」
店員さん「はい。そうです。でも飲み放題の時は量関係ないんで
       ドバーっと入れちゃいますけどね」←燃料投下
わたくし「ではあの量は何mlなんでしょうか?」
店員さん「・・・・・・・・」
どのくらい入れるのかわかっていないってありえないです。
だって自分が注いでるビールなのに、客に説明とかできないじゃないか。
これはグラスの絵柄で入れる量を覚えているだけなのでしょう。
目の上のラインくらいでーみたいな。
加えて席料・お通しで500円も取られたことが
わたくしのイライラに余計拍車がかかりました。
フツーのポテトサラダが1スクープだったもの。
あれで500円取るのか。
さすが新潟駅前。
もしかして注いた人がたまたま間違っただけなんじゃと思いたかったのですが、
コチラのブログを見るとあの量がデフォルトでした。
ありがとうございました。
それに引き換え、口直しに入ったいかの墨は最高でした。
お通しがバイ界の酒蒸し、ゆでズワイガニ1ぱい、わかめそうめんの3種から選べて、
ビール飲んで、おつまみ頼んでさっきの店よりも安かった。
おかげで人生においてキリンの一番絞りをすんごく美味しく感じられた夜になりました。
そういう意味では良かったです。
強がりを言ってみました。
ちなみに少量ビールのお店は、ツイッターで書いた
「キューバはゲバラの革命のおかげで民主主義になった」
という話を展開していたお店でもあります。

2011年07月16日

墨絵でランチ

新宿西口地下街の不思議な場所・中2階にありますレストラン・墨絵。
このお店の前にはいつも長蛇の列がありました。
これだけ並ぶには美味しいからに違いないと店頭のメニューを覗いてみましたら、
結構なお値段がします。
パスタランチで1,360円。
パスタ+肉ランチで1,880円、パスタ+魚ランチで2080円。
どうりで並んでいる人々も有閑マダム的な風貌の方が多いわけです。
わたくしがその列の最後尾につくことはなく、
いつもその両隣にある墨絵のパンだけを買い続けて早数年。
ここのチョコパン、オニオンパン、りんごパンが大好物です。
特にオニオンパンは、クリーム煮やシチューに欠かせません。
オニオンパンの天辺に十字の切込みを入れ、トーストし、
切り込みにバターを入れるのが大好きな食べ方です。
そんなパンのみを味わっていた小市民のわたくしが、
ついにレストラン部門へ足を踏み入れることになりました。
ituleのユリキチさんと平日ランチに行くことになったのです。
ユリキチさんが手際良く予約をしてくださったので、
ランチ当日も相変わらずの長蛇の列を尻目に、
すいっと中へ案内されました。
店内は女性客のグループのみ。
2名~6名くらいのグループで満席です。
反対に厨房は男性ばかり。
思った以上に奥行きのある店内で、テーブル数も多いのですが、
接客のホール係の人数も多かったです。
注文するのに困りません。
あれこれ考えましてパスタ+肉ランチを注文しました。
suminoe01.jpg
ほうれん草のフェットチーネ トマトソース
ちんまりした盛り具合で「これで足りんの?」というのが第一印象。
3口で食べ終わるやんけと思いながらも、
お喋りしながらのランチですので、完食するのにも結構時間がかかりました。
いつもの1人飯も気楽でいいですが、
話し相手がいるのも、食と話題の共有ができていいもんですな。
suminoe02.jpg
食べ放題のバゲットにオリーブオイルを添えて
つぶ麦のバゲットです。
このバゲットが美味しいです。
というか墨絵のパンは美味しいです。
パン好きの人に食べてもらいたいです。
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豚肩ロースに野菜がどっさりなナンチャラ
ナイフがいらないくらいの柔らかな豚肉に夏野菜が乗っています。
豚肉の下にはクリーミーなマッシュポテトの座布団。
これまた美味しゅうございました。
suminoe04.jpg
シャーベットと100%オレンジジュース
ライチのシャーベットだったっけ?
いかんせん前のこと過ぎて記憶があやふやです。
ブログが滞るとこういうことが起こるのです。
すみません。
このデザートが出ている時に、この店の後に行く所を提示しました。
そしたらもうこれまでの墨絵のランチが、
実はまだまだ前菜だったくらいのサブ扱いになってしまいました。
次に行く店とは朝起です。
去年のブログネタで朝起についてぽろっと発言しましたら
各方面から反響が来まして、
みんなそんなにゲテモノ好きなのかと1人ほくそ笑んだものです。
ここは12時からやっているというので、
ユリキチさんなら喜んで一緒に行ってくれるに違いないとお誘いしましたら、
「デザート、とっとと食べてすぐ行こー!」
と案の定ほいほいついて来てくれることになりました。
墨絵を出る時に辺りを見回しましたら、
わたくし達が入店したときと客の顔ぶれがほぼ変わっておりませんでした。
隣のおば様グループはずっとコーヒーのまま喋くり倒していました。
常に長蛇の列の理由は、回転率の悪さもあるような気がしました。
で、朝起ですが何故か開いてませんでした。
ぎゃふん。
事前に時間と定休日を調べたのに。
悔しいので店舗前の写真だけ撮影し、いつの日かリベンジすることになりました。