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2005年12月05日

読み間違い

わたくしは国語が得意だと思っておりました。
特に漢字は得意分野で、
四文字熟語クイズとか、書き順だの部首だのは任せろくらいの勢いでした。
一応漢字検定○級持ってますし。
しかしその自信がここ最近ガラガラと崩れております。
原因は夫です。
わたくしはよく頭を両手で揺さぶられ、
カラカラ音がするとか言われます。
「おーい。誰かいるかー」
「ビフやめてくれよー」
などと、バック・トゥ・ザ・フューチャーごっこをする有様です。
それくらい馬鹿にされております。
【事の発端・其の壱】
友達のプレゼントに何を買おうか思案していたら、
鳩居堂に辿り着きました。
「ねーねー。『はといどう』って知ってる?」
「はといどう・・・。『きゅうきょどう』って読むんだ。はあ・・・・」
深いため息と共に訂正されました。
あれを『はといどう』と読まないなんておかしい。
さては夫め、騙しているなと思い調べてみると、
『きゅうきょどう』でした。
撃沈。
【事の発端・其の弐】
夫の提案で六義園へ散歩に行きました。
行きたいと思っていた場所へ散歩へ行くことになり、
わたくしは2人の以心伝心具合に感心しながら言いました。
「来週あたり『ろくぎえん』に散歩に行こうと思ってたんだよねー」
「『りくぎえん』ですが何か?」
『六』の漢読みが『りく』だそうです。
もっと日本語に素直になってほしいです。
浮上不可。
【事の発端・其の参】
前例からすると、言い間違ってから恥をかくことが多いので、
自ら先に暴露する手法に打って出ました。
「最近読み間違い多いから自信なくすわー。
 実はさー、『托鉢』も『たくはち』って読んでたんだよね」
「・・・・・・・・・」
どっちにしろ恥をかきました。
大沈没。
ええ。どーせ自分の赤子の名前の漢字の由来を知りませんでしたよ。
「天網恢恢の『恢』」と説明されても、
漢字が一つも思い浮かびませんでしたよ。
はっはっは。
出直してきます。