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2008年07月16日

房総へ行ってきました

そういや千葉は銚子近辺と成田空港しか行ったことがないと思い、
外房まで家族で小旅行に出てみました。
誰かのおかげで出発予定時間が軽く2時間遅れて、
出だしから怒り絶好調なわたくしは、
九十九里まで口をききませんでした。
それも夕方には仲直りの握手を交わし、事なきを得ましたが。
夜は養老渓谷に宿泊です。
平日の宿泊はわたくし達しかいないようでお風呂も貸切でした。
そこで浴場で息子が某アクシデントに見舞われました。
そこは、夫との連係プレーで迅速に処理を済ませましたが、
これが貸切でなかったらどうなっていたかと思うと恐ろしいです。
何が起きたかはここでは言えません。
食事は食べきれないくらいの量でした。
息子用に卵不使用のコロッケと焼き鳥を準備したのですが、
半分も食べやしません。
「親が美味しく食べているのを見て、子供は食に興味を示す」
と聞きまして、それはもうずーーーーーーーっと実践しているのですが、
息子はかなりの偏食家になりました。
最近のわたくしの台詞は
「わたしの作った料理が食べられないっていうの!」
と芝居じみながら言うことが多いのですが、
それさえも聞きやしません。
そんなに白飯オンリーが好きなら江戸時代に生まれるべきだったのに。
部屋に戻ります。
電気代を気にせずクーラーを付けっ放しにして就寝する幸せは、
何物にも変えがたいものがあります。
良質の睡眠を得られました。
翌朝。
チェックアウト後、マザー牧場へ向かいます。
ここでの最大の目的は、牛の乳搾りを体験することです。
数ヶ月前、何かの本で乳絞りの様子を見た息子が
「やりたい!やりたい!」と言ってたので、
夫が連れてきてくれたのです。
わたくしも自分以外の乳搾りは未体験ですので、
牛の登場をやる気満々で待ち構えておりました。
乳絞り体験の時間が近くなるに連れてギャラリーも増えましたが、
平日ですので、10人くらいしかいませんでした。
そこへ牛が登場し、所定の位置で鎖に繋がれ、
おっぱいを拭かれて乳絞り開始です。
牛のおっぱいは4つあり、同時に4人が絞れます。
太い血管が浮き出たおっぱいを見て、
自分の授乳時代を思い出しました。
そういえばあの頃は、この牛のようにおっぱいに血管が浮き出てたっけ。
まるでメデューサの頭みたいにニョロニョロと緑色の血管が。
そのおっぱいを飲んでいた息子が、今は牛の乳を搾っております。
大きくなったもんです。
ゴムのような掴み心地の乳首を、根元から順番に指で絞っていくと、
面白いように白い液体が勢いよく発射されます。
見る見るうちに下に置いたバケツに牛乳が溜まっていきました。
飼育係の方に聞いてみると、
この牛はもうあまりおっぱいは出ないそうで、
それでも1日2回の搾乳で23リットル出るそうです。
では授乳全盛期の牛はどのくらい出るのかというと、
1日50リットルも出るそうです。
牛の重さは700kg前後。
1日で体重の1/14が作り出される牛って偉い。
いつも美味しい牛乳をありがとうございます。
我が家はみんな牛乳が大好きです。
この他にもミニ豚レースに参加したり、
水遊びやドジョウすくいをしたりとアウトドアで遊んだため、
真っ黒に焼けてしまいました。
そして今回の旅行で、わたくしが唯一撮った写真はコレです。


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大量の乾燥ミミズです。