2013年10月01日

出張カレーパーティー

近所の住民宅でカレーパーティーが開催されました。
通常でしたら我が家で開催すべきなのですが、
家で大人数を呼ぶのは空間的に非現実的なため、
友人宅をお借りしました。
10人規模のパーティーは今年に入ってから初ですから、
久々のふるまい料理に腕が鳴るというもの。
気合を入れて前日から仕込みを開始しました。
枚数は少ないですが画像をどうぞ。

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大根たくさんサンバル
欲張って大根を入れすぎました。
もっと具は少なくてもいいのですが、味噌汁も具沢山派なのでついつい。
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チャパティ
伸ばしてくれた方が上手でしたので、きれいに丸くなりました。
フライパンで両面を焼いてから直火で炙って丸くぷっくりと膨らめば大成功。
毎回これができるようになったらチャパティ名人ですが、
まだその域には達しません。
精進します。
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チキンカレー
ココナッツミルク入りのカレーです。
ノンベジミールスを作る時には必ず作ります。
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ココナッツチャトニ
ワダにこれをつけて食べてもらおうと思いましたが、
ワダはヨーグルトをかけたダヒワダにしたので、
ご飯やカレーに混ぜていただいくことにしました。
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グリーンチャトニ
パクチーとミントたっぷりのチャトニです。
これ以外にもオニオンチャトニやトマトチャトニなど
チャトニにも色々ありますが、今回は上記の2種のみ。
はい。チャトニLOVEです。
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ダヒワダ
ペースト状にした豆を揚げたものにヨーグルトをかけていただきます。
ええ。ワダも大好きなのです。
というかティファンが大好きなのです。
ティファンとは南インドで食べられる軽食の総称でして、
ワダの他にも大きく丸めたクレープ状のドーサや米を発酵させた蒸し料理イドゥリなどがあります。
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作った一部の料理。テーブルに乗り切らない
この日に作った料理一覧です。
・バターチキン
・ポークビンダルー
・チキンカレー
・サンバル
・ラッサム
・ダヒワダ(豆の揚げたものにヨーグルトをかけたもの)
・なすと鶏皮のカレー
・海老カレー
・ダール
・ココナッツチャトニ
・グリーンチャトニ
・チャパティ
・ライタ
・ポリヤル
・ターメリックライス
・バスマティライス
延々と作っている途中から、
すんごい楽しくなってくるクッキングハイも訪れました。
皆様もりもり食べてくださいますしね。
これだから料理はやめられない。
お客様は13名+子供と幼児2名。
お越しくださった皆様ありがとうございました。

2013年09月30日

大人の食育 流しめん

大人の食育なるイベントに参加してみました。
このイベントは毎回子供も一緒に楽しめる企画でして
この度お誘いいただきましたので、
会場であるドイツ文化会館内にあるドイツパン・ウィーン菓子のお店ノイエスにお邪魔しました。
店内は赤を基調とした模様のオサレ壁にシンプルな木のテーブルと椅子。
そしてソファー。
ウィーンはハンガリーにこんなお店があったなあ。
そんなヨーロッパな雰囲気のお店で、日本の屋台メニューが食べられました。
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お祭りメニュー
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ビールとワインの注文はこちらで
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スワンレイクのクリスタルエール
息子には屋台メニューを与えている間にわたくしはおビールの時間。
8月は八重洲のスワンレイクパブ・エドにちょこちょこお邪魔しておりました。
炎天下の中、辿り着いて1杯目に飲むビールはクリスタルエールが多かったです。
柑橘系のアロマを感じる爽やかな飲み口です。
ホップはアマリロを使っているようです。
小麦麦芽も使用しているからさっぱりしているのかな。
これ以外にアンバースワンと越乃米こしひかり仕込みもありました。
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ちゃんと竹で流してます
中庭に設置された流し麺装置です。
流す麺は素麺、そば、スパゲティ、うどん。
ここに時々かにかまチャンスタイムが舞い降ります。
そしてつけだれがカレー、トマト、ゴマダレ、明太マヨなど豊富で、
ミックスしても美味しいですし、何よりこういうのは子供が喜びます。
ドイツ文化会館だけど局地的に日本の風流を感じます。
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エア流し麺
息子が突如エアで流し麺を取る素振りを始めました。
次の流しに備えて入念なフォームチェックの模様です。
箸を水中に差し込み、素早くカップに挿入し、すぐさま口に持っていく。
この一連の動きを一定のリズムに乗って繰り返します。
この様子を見ていた主催者の方から
「普段の教育がよくわかりますね」
との感想をいただきました。
ありがとうございます。
こんな息子を見ながらわたくしはこちらの画像が思い浮かびました。

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鮭が来たらこうっ!! 鮭が来たらこうっ!!

流し麺以外にも子供向けにお菓子のつかみ取りがありました。
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ふがしのみ集め中
息子はふがしが大好きでして、
うまい棒には目もくれず必死にふがしだけを集めていました。
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再びふがしのみ
自分の取りやすいようにふがしを一極集中させて両手でごっそり取りました。
こんなずるい手を使うことを許可してくださってありがとうございました。
おかげさまで9月一杯のおやつはふがしばかりで幸せそうでした。
安上がりな子です。
息子と一緒に出かけて文句を言われることなく過ごせたことは奇跡に近いです。
それもこれも子供心をくすぐるコーナーを設けてくださったことに尽きます。
どうもありがとうございました。
次回のイベントも楽しみにしております。

2013年09月17日

神泉 クンバ ドゥ ファラフェル

友人に誘われて神泉のクンバ ドゥ ファラフェルというお店に行ってまいりました。
ファラフェルとはひよこ豆や空豆を潰して、
スパイスやハーブを入れて丸めたコロッケのようなものです。
中東周辺ではよく食べられていまして、
空豆で作ったものはエジプトだとターメーヤと言います。
ファラフェルは豆料理でボリュームがある揚げ物のためか
ベジの世界では人気の料理となっています。
サラダと一緒に食べて栄養のバランスも取りやすく、
オサレなカフェめし的な感じで出たりもします。
こちらのお店ランチでスープとファラフェルのセットを頼みました。
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レンズ豆のスープ
このスープが大変美味しゅうございました。
ややクミンが利いているレンズ豆のスープ。
体力が低下している時に飲みたくなる優しい味わいでした。
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ファラフェル
パンからはみ出ている具沢山ファラフェルです。
ゴマのソースがかかった揚げナス、レタスの底にはファラフェルがごろっといました。
見た目のボリュームは野菜によるものですので、
結構ペロリと平らげることができました。
一緒に出された辛いソースをかけると一層美味しいです。
盛り付けが美しく、オサレなベジ料理でした。
いや、ベジ料理だからオサレなのか。
周辺のアラブ国家に比べると物価が高いイスラエルでは、
このファラフェルサンドは旅行者のお腹を膨らませてくれる食べ物でした。
わたくしも随分お世話になりました。
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わたくし作のターメーヤ
シャレオツなカフェめしには程遠いです。

2013年06月17日

肉欲を満たすSAjiYA

友人に誘われてビストロSAjiYAに行ってまいりました。
代々木公園駅徒歩10分くらいでしょうか。
遊歩道に面してあるお店です。
渋谷からも歩いて行けるのですが、この日は降りたことのない駅から歩いてみようと
代々木公園駅からてくてくと歩いてみました。
初めてこの付近を歩きましたが、オサレなお店が多いようです。
オープンテラスのカフェやビストロがあちらこちらにあります。
この辺りで仕事をしている友人曰く、素敵なお店の数は多いそうです。
歩いている方々もうちの界隈とは全然違ってオサレ感が漂っています。
ファッションにこだわりがありそうなクリエイター系とでも申しましょうか。
こういう土壌が様々なお店を展開させる要因なのかもしれません。
セルフで塗ったような白い壁に木の家具。
お店の方はナチュラルカラーの服です。
華美な装飾はさくすっきりとした印象です。
オープンキッチンで広々として見えます。
トイレを隔てた奥には個室っぽくなるテーブル席もありました。
壁にある黒板メニューが良く見える席に座りました。
さて、何を食べようかしら。
メニューはどれも肉絡みでした。
選ぶのが迷うくらいの肉メニューでして、
食べ尽くしたい衝動に駆られてあれこれと注文しようとすると、
一品の量が2,3人前になるので前菜とメインにしてはどうかと提案されました。
量の多い肉料理とは期待が高まります。
ワインは注文した料理に合わせて3本持ってきてもらい、
微発泡のものを選びました。
では料理画像をどうそ。

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この分厚さをご覧ください
まずはパテ・ド・カンパーニュ。
肉前菜ときたらこれかリエット、レバーパテでしょう。
でもまさかこんな分厚いパテが立ってやってくるとは。
初っ端から度肝を抜かれました。
これは立ちパテというジャンルに名乗りを上げたと思います。
断面のほんのりピンク色を眺めながら頬張りました。
「ああ、いま肉を食べているのね」という充実感で口が満たされました。
幸せです。
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パンもうまうま
パンは別料金です。
VIRONのパンのようです。
そりゃ美味しいわけです。
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皮付き豚スネ肉のサラダ
肉もいいけど野菜もね!という感じで、
サラダという文字の書かれた料理を注文したらこれが来ました。
『皮付き豚スネ肉盛り 葉っぱ添え』
という名前の方が表現としては妥当なのではと思わせるくらいのこの盛り具合。
このスネ肉の柔らかいこと。
皮のゼラチンのプルプルなこと。
もうこれがメインで出されても何の疑問も持ちません。
これでかなり満腹気味になってしまいました。
それなのにこれはサラダですから前菜扱いでして、
メインもしっかり頼んでいたのでした。
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本命・ホロホロ鳥のコンフィ
来ました。
本日のメインのコンフィ。
足2本分です。
ポテトのローストの上にドーンと乗っています。
皿の半分はクレソンで、この時はこれがありがたかったです。
皿全部がコンフィだったら死んでました。
ホロホロ鳥は鶏肉や鴨肉に比べてあっさりしているので、
コンフィにするとくどくなりません。
もしかしたらコンフィに一番合う鳥類なのではと勝手に思いましたが、
鳥類とコンフィを語れるほど食べておりませんので多分違うと思います。
コンフィは当然美味しゅうございました。
友人はまるで空腹時の一皿目のような勢いで骨にしてみせました。
しばし無言の時が流れていたことは言うまでもありません。
わたくしが気に入ったのは付け合せのローストポテトです。
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付け合せの芋が美味すぎ!
紫と赤い芋が付け合せでして、これがすこぶる美味しいのです。
ぱさつきが全くなく、ねっとりとして味が濃いのです。
たしかシャドークイーンとノーザンルビーという品種と言ってたような気がします。
間違っていたらすみません。
だってこの時点でワインを1本空けてしまったんですもの。
身も心も腹も満たされた夜となりました。
あまりのボリュームにデザートまで行けませんでしたが、
次回の来訪時には是非。
これだけ肉々しいビストロですから、当然肉欲女子会の候補店となりました。

2013年05月20日

ケーキ屋で並ぶ経験

兵庫県は三田にそれはそれは有名なパティスリー、
エス コヤマがあります。
こちらの名物は小山ロールなるふわっふわのロールケーキでございます。
兵庫まで来たわけだし、ちょっと買いに行ってみるかとふらりと訪れてみたら
とんでもなく不便な場所でした。
最寄り駅は神戸電鉄公園都市線の最終地点のウッディタウン中央駅でして、
お店はそこから徒歩20分ほど。
微妙な距離なのでバスの方がいいかもしれません。
お店周辺は新興住宅地らしい整備された道路と新築の家ばかり。
その中にある店に着くと長蛇の列が。
車で買いに来る方のための駐車場には警備員が配置され、
ケーキ屋の列には待ち時間と最後尾を知らせる店員さんがいました。
40分くらい待つようです。
こちらのエス コヤマは、ケーキ以外にもマカロン専門店、チョコレート専門店、
カフェ、バームクーヘン工房、夏にはアイスクリームショップもあるようです。
新興住宅地の一角をコヤマグループのスイーツワールドが展開している様は、
かなりの見ものです。
そこに集まるお客も、車のナンバーを見る限りでは兵庫以外からやってきているようです。
2月にOPENしたというチョコレートのお店・Rozillaに入ってみました。
どこから入るのかさっぱりわかならない店構えでして、
他のお客さんに続いて入店できました。
二重扉の向こうは映画のセットのような作りがありました。
歯車、カカオのオブジェの中に陳列されたチョコレート菓子。
そのお菓子のパッケージデザインも一風変わったものばかりです。
ボンボンショコラのブースはガラスのドアで区切られていて、
温度&湿度管理を徹底しているようでした。
この店の出入り口が別々になっているのも、品質管理の一つなのでしょう。
チョコレート1つにここまでこだわり抜いたお店は一見の価値ありです。
お目当てのケーキショップの方の列は途切れることないままです。
ここまできたら食べずに帰れるかということで並んで買ってみました。
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クリームがとても美味しいシュークリーム
我慢できずに公園で食べてしまいました。
皮が硬くて食べ応えのあるシュークリームです。
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季節限定の苺のケーキ。クリーム大福みたいな感じだった気がする
とてもミルキーな大福でした。
と書きたいところですが、
実はこの時箕面ビールで飲んだ後で結構酔っ払っていました。
ですので美味しかったという漠然といた思い出以外覚えておりません。
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左からパッション、京番茶、ダニエル
お高いボンボンショコラまで買ったというのに、
上記に書いたとおり酔っ払っていたため詳細がわかりません。
ここからは自宅で食べたのでしっかり覚えています。

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オリジナル瓶っぽい小山プリン
柄の長いスプーンで食べるプリンです。
もっとたくさん買えばよかったと後悔しました。
お土産に良さそうです。
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これが噂の小山ロール。の箱
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これがふわっふわの小山ロール
小山ロールの素晴らしいところは、生地の美味しさだと思います。
ふわっふわでしっとり。
ぱさつきが全くありません。
クリームの中には栗が入っていました。
わたくしの好みから申しますと、
栗は季節ものですからクリームのみでも良いのではと思いました。
でも栗ファンには歓喜ですね。
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ショコラ・オランジェの箱。いちいちかっこいい
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絶品ショコラ・オランジェ
これも美味しゅうございました。
子供の頃は嫌いだったオレンジ×チョコの組み合わせが、
今ではこんなに美味しく感じるなんて。
これはウィスキーにも合うと思います。
ビールもホップの効いたIPAと組み合わせたら面白そうです。
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テリーヌ・ドゥ・ショコラヘッコンダの箱。真ん中が凹んでいる
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中身も本当に凹んでいる
このテリーヌが極上でした。
滑らかな絹のような舌触り。チョコの濃密な味わい。
薄く切って、濃い目のミルクティーや番茶によく合いました。
東京では滅多にお目にかかれないエスコヤマ。
兵庫に足を延ばした際には時間に余裕を持って行かれることを
おすすめいたします。

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