2013年11月07日

牛久ツアー~その後

牛久大仏牛久ブルワリーの後、
素直に帰宅せずに大塚の小閣樓に行きました。
小閣樓と言えば、1分10秒で担々麺が出てくる店として名高いです。
そしてメニューが1ページ1品しか書いていない潔さに溢れています。
時々食べに行っておりまして、過去の記事はコチラからどうぞ。
大塚駅の商店街から路地に入ると出てくる漢字の看板の怪しい雰囲気のお店。
中に入ると恰幅の良すぎるオーナー。
毛沢東だらけのインテリア。
いつもと変わらない安心感です。
さてこの日食べたメニューです。
shokakuro11.jpg
フレッシュなザーサイ
ザーサイというとくすんだ緑色の塩味きつめのものを想像しますが、
こちらのザーサイは一味違います。
ご覧ください。この爽やかな色合いを。
全然しょっぱくないんですわ。
浅漬けみたいです。うめー。
shokakuro12.jpg
セロリと貝の炒め物
以前セロリと貝のラーメンを食べまして、
それがすんごい美味しかったので麺なしにしてみました。
うまいわー。
shokakuro13.jpg
鯵の唐揚げ
なんとこれがお通しでした。
今までもお通しで赤貝の紹興酒漬け、メンマなどが出てきましたが、
この日はお通し以上の一品料理がどかんと出てきました。
お通しの概念を覆されました。
shokakuro14.jpg
くるっと巻かれた餃子
酢醤油をつけなくてもこのままで充分味がついています。
美味しいー。
shokakuro15.jpg
別名1分10秒麺
〆はやはり坦々麺です。
麺を食べた後にここに白飯を入れて食べるという楽しみ方があるのですが、
この日はもう満腹でした。
さてこの後、マデイラワインの品揃えが素晴らしいレアンドロへ行き、
更にインセンスにも寄り道してようやく帰宅いたしました。
飲みすぎて覚えてません。

2013年10月17日

牛久ツアー~牛久ブルワリー編

大仏を見た後は
わたくし的に今回の本命だった牛久ブルワリーへの訪問でございます。
本命だったと過去形になっていますが、
そりゃ貴方、あんな馬鹿でかい大仏の中に入ってトリップ空間を体験したら
大仏の圧勝です。
ビール目的のはずだったのに。
とはいえ夏の暑さで喉が渇いておりますし、
牛久まで来てビールを飲まないわけにはまいりません。
しっかりがっつりいただいてまいりました。
こちらではレンガ造りの素敵な建物のレストラン、ラ・テラス・ドゥ・オエノン
屋外でもBBQができるBBQガーデンの2箇所でビールをいただくことができます。
わたくし達はBBQガーデンで飲み食いすることにいたしました。
ushiku20.jpg
本日のビールは5種
こちらの牛久ブルワリーはドイツビールのスタイルで作られているため、
ヘレス、デュンケルがありました。
右上の秋あがりはメルツェンです。
ushiku21.jpg
多分ウィートエール
ushiku22.jpg
多分メルツェン
1杯500円くらいだったような。
一応全種類をいただいたような。
アルコール摂取時の記憶力の低下が近年著しいです。
うろ覚えな記憶の糸を手繰り寄せてみますと、
秋あがりが美味しゅうございました。
赤銅色のミディアムボディ。
多分。
ブルワリー直営パブで飲む良さと言えば、
新鮮なビールを手軽な値段飲めることに尽きます。
そして場所によっては醸造所見学ができるというのも魅力的です。
こちらでは常時見学可ではありませんでしたが、
美味しいビールを大人数で飲めるスペースがあるだけでも
行く価値がありました。
ushiku23.jpg
日がとっぷりと暮れてからはワインへ移行
BBQガーデンでは夕方から地元の方々と思われる面々が
わらわらと出没してきて、
外では大人が酒盛り&子供は芝の上でレスリングという
老若男女楽しめる場所と化しておりました。
それにしても小学生男子というものは、
遊び道具はなくとも広場さえあれば大運動会を始める生き物なのですね。
自然と一対一でレスリングを始めたり、リレーが始めたり。
おそらく動かずにはいられないDNAが組み込まれているのでしょう。
水を見れば事後を考えずに浴びる、飛び込む。
棒が落ちていれば拾う、奪い合う、振り回す、長さを競い合う。
隙間があれば猫のように入り込む、挟まる、落ち着く。
お酒を飲みながら男子という生態について思いを巡らせておりました。

2013年10月02日

牛久ツアー~牛久大仏編

茨城にある世界一大きな大仏、牛久大仏を見に行ってまいりました。
天気も良く巨大仏像を見るにはもってこいの陽気でした。
牛久までは日暮里から常磐線で40分強という近さです。
茨城がこんなに近いとは。
ushiku01.jpg
これなら迷わない
牛久駅前からは『牛久大仏』への直行バスがありました。
片道500円。
あら結構お高い。
現場までは9km程あります。
駅から離れ工場が出てきた辺りでお目当ての大仏のお出ましです。
進行方向、バスの右側に座っていると見えてきました。
まだ距離はあるのにこんなに見えるとは。
どのくらい大きいのかしら。
ushiku19.jpg
見えた!
ushiku02.jpg
体長120m。自由の女神よりも大きいよ
以前当ブログでも取り上げた、
ロシアはヴォルゴグラードにある母なる祖国像は85m。
それよりも35mも大きい牛久大仏でございます。
ちなみにリオでジャネイロのキリスト像は39.6mです。
現地で見た時はその大きさに圧倒されましたが、
大仏と比べると意外と小さかったようです。
この牛久大仏は平野にいきなり立ってわけではなく、
牛久浄苑という霊園に立っております。
目玉の大仏以外にも、小動物公園、花畑、庭園、レストランなどもあります。
墓参りついでに大仏を拝んで、さるの曲芸を見て、
公園で遊び、ピクニックなどという休日の過ごし方ができることを考えますと、
複合型施設の霊園と言えましょう。
これだけ見てると新興宗教の類なのかと思ったら、
浄土真宗東本願寺派でして、
お東騒動で分裂した一派のようです。
ushiku03.jpg
お約束の大仏ポーズ
ushiku04.jpg
大仏へと続く道
ushiku05.jpg
鐘は強く突いちゃいけません
ushiku06.jpg
や、やさしくついてね…
ushiku07.jpg
真下から見上げると大迫力。背後にオーラが渦巻いてるよ!
巨像恐怖症の方だと確実にちびります。
頭がもげたらどうしようとか、目からレーザーが出てきそうだとか、
頭の天辺にあるアンテナがあるからマジンガーZみたいなもんだとか
ありがたい大仏様の御足元でそんな世俗な話をしておりました。
ushiku08.jpg
シュールな光景
動物ふれあい広場ではサルの曲芸なるものをやっていたのですが、
雄ザルが玉乗りをしている間、こちらの雌ザルは舞台上でじっとしたまま。
一度玉拾いに行ったくらいで動きませんでした。
対照的に雄ザルは近くにいた子供達に
牙を剥いて威嚇をするという本気のアドリブを見せてくれました。
そんな役者魂が炸裂する舞台に観光客が釘付けのうちに、
大仏の中に入ってしまえということになりました。
これが凄かった。
自動ドアが開き中へ入ると、ドアは閉まり暗闇となりました。
そこに静かに響き渡る「ジェットストリーム。こんばんは城達也です」的なナレーション。
暗闇になって低音ボイスが流れてきたところで
わたくしは笑いを堪えることに必死でした。
隣にいた友人も同じような息遣いだったので、
笑いがこみ上げてきていたのでしょう。
阿弥陀如来の光の世界についてのお話が終わると、
右側にある無数の仏像のイルミネーションが。
数秒毎に色を変えそれはもうカラフルなのです。
最初ホログラム仏像かと思いましたが半透明の仏像そのものが光っていました。
何これ。すげえ。
その後、全面の扉が開かると、ゆらめく光の部屋が待ち構えていました。
そうか。ここが極楽浄土か。
大仏の中に極楽があるなんて思いませんでした。
でも極楽浄土は1階だけでして、その後上階に行くと土産物やら
永代供養の費用やらの俗臭が漂って参ります。
ushiku09.jpg
世界一の後ろには『チイイイイ!!』とつけたくなる
ushiku10.jpg
大仏の建設写真
ここだけ抜粋すると奇怪遺産に出てもおかしくないと思います。
ushiku11.jpg
大仏三階
ushiku12.jpg
天井までぎっしりと。これなあに?
ushiku13.jpg
正解は永代経の仏様
ushiku14.jpg
小さいので30万円。大きいので100万円。
お早めにどうぞという不動産屋の謳い文句みたいなのが書かれていますが、
空いている棚はたくさんありました。
のせられちゃダメ!絶対!
ushiku15.jpg
生々しい
ushiku16.jpg
こえーよ
友人は夜の大仏を見たいとの希望でしたが時間的にちょっと無理でして、
田舎のパチンコ屋のようにスポットライトを浴びる大仏の写真で満たすことに。
最終的には大仏の胸の辺りまで登れまして、
四方の小窓から茨城の風景を楽しむことができました。
ushiku17.jpg
活きが良すぎる鯉たち
大仏の外を出ると鯉がうじゃうじゃいる池に出ました。
本当にうじゃうじゃです。
自ら浅瀬に上ってきてまで餌を所望する貪欲さ。
このまま何百年と続ければ、
鯉も陸に上がって足が生えて歩き始めるんじゃないかってくらいです。
オーストラリアのパロネラパークのうなぎよりも数が多かったと思います。


上りすぎて打ち上げられて人間に助けてもらっている鯉までいました。
なんと強欲な。
それにつけても畜生の浅ましさよ。
100円で餌が売っていたので勿論わたくしも買いました。
打ち上げられた鯉を助けたい。そして恩返しされたい。
機織はいらんから現金で。
ああ、浅ましい。浅ましい。
【総評】
牛久大仏は休日のアトラクションとして楽しめます。
でも一度で充分かな。
ushiku18.jpg
牛久の駅前にて
牛久の観光はまだ続きます。

2013年10月01日

出張カレーパーティー

近所の住民宅でカレーパーティーが開催されました。
通常でしたら我が家で開催すべきなのですが、
家で大人数を呼ぶのは空間的に非現実的なため、
友人宅をお借りしました。
10人規模のパーティーは今年に入ってから初ですから、
久々のふるまい料理に腕が鳴るというもの。
気合を入れて前日から仕込みを開始しました。
枚数は少ないですが画像をどうぞ。

curry46.jpg
大根たくさんサンバル
欲張って大根を入れすぎました。
もっと具は少なくてもいいのですが、味噌汁も具沢山派なのでついつい。
curry47.jpg
チャパティ
伸ばしてくれた方が上手でしたので、きれいに丸くなりました。
フライパンで両面を焼いてから直火で炙って丸くぷっくりと膨らめば大成功。
毎回これができるようになったらチャパティ名人ですが、
まだその域には達しません。
精進します。
curry48.jpg
チキンカレー
ココナッツミルク入りのカレーです。
ノンベジミールスを作る時には必ず作ります。
curry49.jpg
ココナッツチャトニ
ワダにこれをつけて食べてもらおうと思いましたが、
ワダはヨーグルトをかけたダヒワダにしたので、
ご飯やカレーに混ぜていただいくことにしました。
curry50.jpg
グリーンチャトニ
パクチーとミントたっぷりのチャトニです。
これ以外にもオニオンチャトニやトマトチャトニなど
チャトニにも色々ありますが、今回は上記の2種のみ。
はい。チャトニLOVEです。
curry53.jpg
ダヒワダ
ペースト状にした豆を揚げたものにヨーグルトをかけていただきます。
ええ。ワダも大好きなのです。
というかティファンが大好きなのです。
ティファンとは南インドで食べられる軽食の総称でして、
ワダの他にも大きく丸めたクレープ状のドーサや米を発酵させた蒸し料理イドゥリなどがあります。
curry51.jpg
作った一部の料理。テーブルに乗り切らない
この日に作った料理一覧です。
・バターチキン
・ポークビンダルー
・チキンカレー
・サンバル
・ラッサム
・ダヒワダ(豆の揚げたものにヨーグルトをかけたもの)
・なすと鶏皮のカレー
・海老カレー
・ダール
・ココナッツチャトニ
・グリーンチャトニ
・チャパティ
・ライタ
・ポリヤル
・ターメリックライス
・バスマティライス
延々と作っている途中から、
すんごい楽しくなってくるクッキングハイも訪れました。
皆様もりもり食べてくださいますしね。
これだから料理はやめられない。
お客様は13名+子供と幼児2名。
お越しくださった皆様ありがとうございました。

2013年09月30日

大人の食育 流しめん

大人の食育なるイベントに参加してみました。
このイベントは毎回子供も一緒に楽しめる企画でして
この度お誘いいただきましたので、
会場であるドイツ文化会館内にあるドイツパン・ウィーン菓子のお店ノイエスにお邪魔しました。
店内は赤を基調とした模様のオサレ壁にシンプルな木のテーブルと椅子。
そしてソファー。
ウィーンはハンガリーにこんなお店があったなあ。
そんなヨーロッパな雰囲気のお店で、日本の屋台メニューが食べられました。
syokuiku01.jpg
お祭りメニュー
syokuiku08.jpg
ビールとワインの注文はこちらで
syokuiku06.jpg
スワンレイクのクリスタルエール
息子には屋台メニューを与えている間にわたくしはおビールの時間。
8月は八重洲のスワンレイクパブ・エドにちょこちょこお邪魔しておりました。
炎天下の中、辿り着いて1杯目に飲むビールはクリスタルエールが多かったです。
柑橘系のアロマを感じる爽やかな飲み口です。
ホップはアマリロを使っているようです。
小麦麦芽も使用しているからさっぱりしているのかな。
これ以外にアンバースワンと越乃米こしひかり仕込みもありました。
syokuiku02.jpg
ちゃんと竹で流してます
中庭に設置された流し麺装置です。
流す麺は素麺、そば、スパゲティ、うどん。
ここに時々かにかまチャンスタイムが舞い降ります。
そしてつけだれがカレー、トマト、ゴマダレ、明太マヨなど豊富で、
ミックスしても美味しいですし、何よりこういうのは子供が喜びます。
ドイツ文化会館だけど局地的に日本の風流を感じます。
syokuiku03.jpg
エア流し麺
息子が突如エアで流し麺を取る素振りを始めました。
次の流しに備えて入念なフォームチェックの模様です。
箸を水中に差し込み、素早くカップに挿入し、すぐさま口に持っていく。
この一連の動きを一定のリズムに乗って繰り返します。
この様子を見ていた主催者の方から
「普段の教育がよくわかりますね」
との感想をいただきました。
ありがとうございます。
こんな息子を見ながらわたくしはこちらの画像が思い浮かびました。

1ade56a62a0122ce7b60fffb80d6c9c5_400.jpg
鮭が来たらこうっ!! 鮭が来たらこうっ!!

流し麺以外にも子供向けにお菓子のつかみ取りがありました。
syokuiku04.jpg
ふがしのみ集め中
息子はふがしが大好きでして、
うまい棒には目もくれず必死にふがしだけを集めていました。
syokuiku05.jpg
再びふがしのみ
自分の取りやすいようにふがしを一極集中させて両手でごっそり取りました。
こんなずるい手を使うことを許可してくださってありがとうございました。
おかげさまで9月一杯のおやつはふがしばかりで幸せそうでした。
安上がりな子です。
息子と一緒に出かけて文句を言われることなく過ごせたことは奇跡に近いです。
それもこれも子供心をくすぐるコーナーを設けてくださったことに尽きます。
どうもありがとうございました。
次回のイベントも楽しみにしております。

« Previous | Next »