2013年01月16日

味噌を作ろう2012

2年ぶりに味噌を作りました。
というのも2年物の自家製味噌が
しばらく見ないうちに空っぽになっていたからです。
この2年物の味噌。
麹を通常の倍量使った味噌は辛味が少なく、
味噌汁にしても美味しい、そのまま舐めても美味しいという素晴らしい出来でした。
しかし量をそれほど仕込んでいなかったため、
矢野味噌と合わせて大事に使っていました。
それでも段々と量は減りますが故、
次の味噌が仕上がるまで持たせようとしばらく使うのを止めていました。
秋の終わり。
取り出しにくいであろう冷蔵庫の一番上の段にしまってあった味噌ケースを
久しぶりに取り出しました。
やけに軽いです。
蓋を開けてみると、
半分以上あったはずの味噌が後1回分程度しか残っていないではありませんか。
どうやら夫が昼食に味噌を消費していたようです。
『使用禁止』と張り紙をしておけばよかったと悔やまれます。
なくなってしまったことは残念ですが、
それだけ使ったということはこの味噌が美味しかったからだと気を取り直して
新しく味噌を仕込む気力へとスイッチを切り替えました。
前回の味噌は1kg程度しか仕込んでいなかったため、
今回は夫の消費にも耐えうるよう多めに仕込むことにしました。
材料費の節約も兼ねてネットで比較検討した結果、
山形のおたまやさんから
大豆、麹、酒粕を購入しました。
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茹でて
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麹と塩を混ぜて
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麹は丁寧にほぐして
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塩、麹、大豆を混ぜて
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酒粕で蓋をする
今年はクイジナートのフープロがありますので、
大豆を潰す作業が大変はかどりました。
こりゃ楽ちん。
合計10kg仕込みました。
最低1年は寝かせる予定です。
蓋にした酒粕は1年経つと飴色になって上質の粕漬けとして使えます。
こりゃ便利。

2012年12月22日

KLでスパに行こう

今回KLに行くにあたりましてスパに行こうと決めておりました。
調べてみますと、KLはスパ天国らしいことがわかりました。
主な理由としては、
・日本より安い価格
・有名スパが多い(ex:マンダラ、スパヴィレッジ、アンサナなど)
・スパのプログラムが豊富
といったところでしょうか。
日本の1/3くらいでスパプログラムが受けられるなら、
福沢さんが減っても悔いはありません。
むしろ3倍喜ばしいです。
日程的にバンコクでスパを渡り歩いた時のようにははしごできませんので、
狙いを絞ってリッツカールトンのスパヴィレッジにしました。
ちなみに日本でリッツカールトンに足を踏み入れたことはございませんが、
マレーシアならそれが可能です。
KLですとマンダリンやリッツカールトンクラスのホテルも1万円台からありますので、
いつもの旅行に+αするだけでホテルとスパ両方を楽しむことも可能です。
それでは早速予約を取ろうとしましたら、
リッツカールトンから残念なお知らせが返ってきました。
「12/15まで改装工事のためスパヴィレッジは閉鎖中でございます」
熟考を重ねて選んだスパがあえなくボツになりました。
しかしそのメールの中には救い主様もいらっしゃいました。
「JWマリオット内に系列店であるスターヒルスパがございます。
 そちらのセラピストはスパヴィレッジと同じ研修を積んでおりますので、
 是非御一考ください」
出発目前に迫ったわたくしはこれ以上選ぶ時間的余裕もなく、
メールに従いました。
スパ当日。
予約時間の30分前に来るように言われておりました。
30分前になるまでホテルロビーでi Podでネットをします。
KLではフリーWi-Fiが多いのでi Podが大活躍でした。
そしてきっかり30分前に受付へ。
スパフロアに下りるともうよい香りが漂ってまいります。
外国のスーパーの洗剤売り場の香りとは全然違う
ナチュラルな芳しいアロマでございます。
きっと天国もこんな香しいのでしょう。
本日のメニューの確認と貴重品をこちらで預けます。
貴重品は貸金庫方式です。
携帯、財布、パスポートは入りますがハンドバッグは入らないくらいの大きさです。
支払いはこの時でも施術後でもどちらでもOKです。
貸金庫の鍵とロッカーの鍵を貰い、ロッカールームへ案内されました。
ロッカールームはロッカーがずらりと並び、トイレ、シャワールーム、
ドレッサーが完備です。
ロッカー内にはバスローブ、バスタオル、フェイスタオル、
スリッパが入っています。
ここで丸裸になってバスローブに着替え、スパルームへ案内されました。
本日のメニューはホットストーンでございます。
タイ、スウェディッシュ、バリニーズと
豊富なマッサージメニューの中から選びました。
ホットストーンと言えばセドナが有名です。
セドナはどうしてもスピリチュアルな印象を受け、
パワースポットだのヒーリングスポットだのに食指が動かないわたくしには、
心が動かないメニューになると思ったのですが、
バンコクで温めた塩の塊を身体に当てる施術を受けて
それが大変気持ち良かったことを思い出し、
局所的に身体を温めるホットストーンを選んでみました。
部屋に入り、丸裸でベッドに仰臥位になります。
身体にバスタオルがかけられ、
施術部位以外は覆われますので寒くはありません。
セラピストは丁寧な口調で、部屋の温度調節も適温。
快適です。
まずは軽い手のマッサージから入ります。
アロマオイルを塗りながら指先、手首、肘とマッサージ。
そして手首、肘の関節部分に石を置き、
顔、背中にも石を置きます。
石は思ったより熱くホッカイロよりは少し熱いくらいででしょうか。
身体の数箇所に石を置くと、
不思議なことにその部位以外もじんわりと温かくなっていきます。
石を置いた点と点が繋がって、線上の周囲がじわっと温かくなる感じです。
人間の体は不思議です。
表の施術が終わると伏臥位になり背中へと施術が移ります。
背中のホットストーンはわたくし思い描いたホットストーンセラピーでした。
背中の背骨に沿って石で軽くマッサージをし、
背中に置きます。
そして手にも石を握らせて点と線の効果が始まります。
じわじわ。
極楽です。
いつの間にやらうとうととしてきました。
すると眠りを妨げる出来事が。
隣の部屋でお客が入ってきまして、
そこで大きな声でスパメニューはどれにするか、
メニューの詳細はという内容の会話が続きました。
そんなのは前もって決めておけよというくらいでして、
せっかくほんわかとまどろんでいたのに台無しになりました。
うるせーなんてもんじゃありませんでしたわ。
最後の最後でケチはつきましたが、
全身ストレッチを経て90分のメニューは終了しました。
身体に塗られているオイルを浸透させるために、
シャワーは10分後と言われました。
そして水分をたくさ摂るようにとのことで
JWマリオット印のミネラルウォーターを貰いました。
至福の時を過ごせました。
着替え終わってホテルの外に出ると、体がじんわりと温まっているのがわかりました。
肌はしっとり。
そしてオイルの良い香りが全身から漂ってきます。
至福の時を過ごしました。
さてこちらのホットストーン。
日本で受けるとなるとサービス料込みで60分約22,000円。
それがKLではサービス料10%とTAX6%込みで約7300円です。
KLでスパ体験はオススメです。