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2004年07月14日

拷問博物館

本日、拷問博物館へ行ってまいりました。
バンコクに来て博物館へ行くなんざ、6年振りのことです。
珍しく観光してます。


この拷問博物館は、13年前まで刑務所だった場所に建てられたものです。
敷地の両端には、監視塔がしっかりあります。
中に入ると、誰も客がいません。
私1人です。
昼間っからこんな所に来る人はいないのでしょうか。
おかげで館内係員がマンツーマンでガイドしてくれました。
最初の部屋。
刑務所で使われていた足枷、手械、首固定具、の見本がずらり。
係り曰く、
「オリジナール」
マネキンを使っての実演は表情までリアルで、
苦痛度満点です。
壁には昔の刑罰の方法が絵で説明されてます。
例をざっと挙げますと、
・火あぶり
・耳貫通やり刺し
・下半身を穴に埋めて、上半身を焚き火
・上下顎にフックをかけ口を裂く
・頭の皮を剥ぎ、脳みそ丸出し
エグいですね。
北京の拷問展を思い出しました。
それでも中国四千年の歴史には勝てません。
あちらはこの10倍はエグいですから。
お隣のお部屋。
拷問具とその使用例がずらりと陳列されていました。
・立っている囚人の下顎にフックの先端を付け、じりじりとフックの高さを上げる
・大きなセパタクロー(足バレーボールっぽいスポーツ)用のボール内に囚人を入れ、
 象に蹴らせるというタイならではの拷問
・手を動かないように固定し、爪の間に針を刺す
陳列されている拷問具は係員曰く、
「オリジナール」
2階へ移動。
斬首刑の執行時のマネキンが中央にいました。
囚人は目隠しして手と足を固定され、
そしてふんごい形相で刀を振り上げている死刑執行人2人。
横には最後に神様にお祈りするための祭壇がありました。
壁には写真に収められた斬首刑の様子が。
首チョンパ直後は、切断面から血がドピューッと噴き出しています。
エグいです。
さらにその下にはたくさんの刀が展示されています。
係員曰く、
「実際に刑で使った刀で~す。オリジナール」
オリジナルにするな。
最後のお部屋。
銃殺刑に関するお部屋です。
またしてもマネキンで実演です。
囚人は後ろ向きに体を固定され、
シューティング目標の書いてある布一枚を隔てて、
執行人が銃を構えています。
その隣には実際使われていた銃、
固定具が陳列されています。
もちろん「オリジナール」
現在タイの死刑は注射によるものだそうです。
安楽死なのか毒物なのかはわかりませんが。
こぢんまりとした博物館で、衝撃度はそれほどでもありませんでしたが、
昔のタイの拷問事情がわかり、大変勉強になりました。

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