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2004年12月17日

欲望の雑誌

nikita.jpg
今年の秋は、色々な女性雑誌が一気に創刊されてました。
本屋に行くと見慣れぬアルファベットが氾濫していることで気づかされます。
中でもわたくしが注目している雑誌は、こちら。
NIKITA


コンセプトはズバリ、
・あなたに必要なのは『若さ』じゃなくて『テクニック』
読者層は、
30~35歳の女性、独身・既婚は問わず、年収800万円以上のキャリア女性、
もしくは月に30万円以上を自由に使えるエグゼクティブか、
自営業の奥様などがメインターゲット。
「自分へのご褒美」として高額商品を次々と購入してきた人たち。
ワンランク上の女性のための雑誌25ansはどちらかというと、
お家が元々お金持ちで、お嬢様として何の悩みもなく育った人が
購買対象のゴージャスおっとり系雑誌ですが、
NIKITAは少々違いまして、
自分の稼ぎで女を上げるという、欲望の触手わんさか系雑誌のようです。
ですから、特集記事も自然とそういう傾向になっています。
>艶男(アデオス)にも一目置かれる、最大の差別化アイテム
艶男と書いてアデオス。読めないし。
>グレイでピタッ! の「艶尻(アデジリ)パンツ」
艶男に続いてはアデジリ。どういう尻だ。
見てみたい。
>艶女(アテージョ)的モードのこなし方
お次はアデージョ。何だかスペイン語みたいですね。
きっとラテンの情熱が狙いなんでしょう。
きっとそのうちフラメンコ、タンゴ、サルサ特集でもするんでしょうね。
そう考えると、表紙もいささかラテンっぽいです。
スペインというよりは、南米のお色気ムンムン雑誌の。
・寿司屋デートの新常識”ガリ色”ネイルの勝算
ガリ色ネイルって。
要するにしょうがの甘酢漬けでしょ。しょうがの。
スーパーのでっかいパックで100円の。
つーか寿司食べるのに爪長い時点でアウトなんですが。
・艶女(アテージョ)のトキメキ☆クリスマス
アデージョもクリスマスにはトキメク☆らしいです。
アキバ系だってトキメク☆から同類?
ときめきメモリアルだけど。
・世界の名門マニュファクチュール。艶やかに進化するジャガー・ルクルトの「最新」をリポート
何の特集なのかタイトルだけではさっぱりわかりません。
私がアフォですか?
・ダイアモンドが止まらない!乳間(ニュウカン)にダイアモンド
止めはコレ。
乳間。
胸元じゃだめなのか?
「胸元にダイアモンド」の方が美しいと思うんですけど。
やはり目指せゴージャスラテン系艶女には、
少々エロチックな表現の方が好ましいようです。
どうですかNIKITA。
読みたくなりませんか。
本屋で張り込んで、どんな艶女が買うのかみたくありませんか?
銀座と日暮里の本屋だと購買層は変わるのかの調査とか。
そんなNIKITAは主婦と生活社から発売中です。
出版社は庶民的な名前です。
あ。NIKITAが買えない男性のために、NIKITAの男性版もありますよ。
leon.jpg
LEONです。
読者層はNIKITAより上のオヤジがメインターゲットだそうです。
どぞ。

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コメント&トラックバック

いやぁ・・かなり気になりますね、どんな人が買うのか・・・。
ミラノマダムとジャパニーズマダム・・・
どちらが良いとも言いませんが、ミラノでモテる方法はジャパンのチリ毛パーマにとって参考になるのか?
表紙に白人を使うのは暗に「お前らにはムリだけどね」と宣告されているような気がしてならない。

やはり日本人は白人コンプレックスがあるんだなーと、
雑誌の広告を見るたびに思います。
日本の雑誌なら日本人使えばいいのにね。
一応、漢字で当て字作ってるという点では評価するけど。

ブログ移転テスト

めざせ艶女!!

食べてもすぐにお腹が減る 
燃費が悪い GMなオンナ
一歩間違えれば”じぇねらる・まねーじゃー”
っていうか、”ごっつ・マゾ”
んっふふ????ん あ・な・た・の・ゆみでっす
干しいも もぐもぐ 更新中
去年は女性誌がどわーって創刊されて、いろいろ…

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