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2006年09月05日

乳幼児水泳教室

この夏ビニールプールでフィーバーしていた息子を、
近所の水泳教室に通わせることにしました。
親子水泳教室というクラスもあったのですが、
この体型で水着を着ることに抵抗がありまして、
水着がないという理由を盾に、子供だけのクラスを選択しました。
するとプレゼントはしない主義の夫が、
「水着買ってやるから親子クラスにしろ」
と言うではありませんか。
こういう時だけプレゼント攻撃ですか。
要するに、「人目を気にしてちっとは痩せろよ」ということなんでしょうけど。
ここはひとつ丁重にお断りしました。
そんなに親の葛藤をいざ知らず、
息子の楽しいプール通いが始まりました。
しかし現実はそう甘くはありませんでした。
プールの消毒槽から向こうへは先生が連れて行きますが、
ここで母親と離れることで号泣する子が続出です。
もちろん息子も誰よりも激しく泣いております。
まあ、こうなることはわかっておりましたので、
とっとと2階へ駆け上がり、息子のクラスの様子を見学しに行きました。
息子のクラスは1歳半~3歳未満までの幼児だけで、
プールサイドにおとなしく座っている子供達は、
2歳を過ぎている子達のようです。
何人かは座りもせず、端で泣いていたり、
隙あらば脱走を試みたりしている子もいます。
その脱走犯は息子でした。
すでに涙は見せておりませんが、
プールよりも走り回りたいらしく、
何度も何度も先生に止められております。
その度に女優さながらの嘆きのポーズで激しく抵抗したり、
ゴリラのように胸を手で打ち威嚇しております。
隣のお母様に聞くところによると、
春のプールクラスはかなり安かったのですが、
今回から値段がぐっとお高めになりました。
2倍近くのお値段です。
というのも、春のクラスでは先生達があまりにも大変で
手がかかっていたそうですが、
今回のクラスはお高くなった分、先生が増員されているそうです。
滑りやすいプールサイドで走り回ろうとする息子や、
ひたすら泣いていて先生に抱かれている子を見ていると、
値上げもやむを得ないかなと思います。
それくらい息子一人に手を焼いているわけです。
とりあえず脱走犯は、プールに入っていればおとなしいことが判明しまして、
先生に抱きかかえられながらプールに入る回数が一番多かったです。
あれだけプールに入れば元は取れたかと。
長い長い1時間が終わり、息子を迎えに更衣室で待ち構えます。
母親の顔が見える度に、号泣する子続出です。
1時間前の光景と何ら変わりはありません。
もちろん息子も泣いております。
まずはギューッと抱きしめて安心させ、
頑張ったねと褒めたたえ、また来週も来ようねと話しました。
とりあえず今月は月謝を払っているので、
泣こうが喚こうが続けようと思います。