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2008年01月11日

大使館へ行こう

ネットでドミニカとハイチの情報を調べていましたが、
どちらもバッグパッカーの向けの情報が少ないことがわかりました。
前者はカリブ海のリゾート、片や後者は誘拐・強盗の多発地帯。
安宿情報がないのは仕方がないことのようです。
それならばと大使館に行って観光パンフを貰うことにしました。
幸い、両国ともに大使館が同じビルの同じ階にあるので、
一度の訪問でことが足ります。
ちなみにこのビルには15ヶ国の大使館が入っていて、
ビルの前には15の国旗が立っていました。
ドミニカ共和国大使館では、英語の4冊のパンフレットを貰いました。
大使館のお偉いさん風の方に、
「何故ドミニカ共和国に行こうと思ったのですか?」
と入社試験の志望動機のようなことを聞かれました。
アメリカついでに行くことを言うと、
「ドミニカはカリブの島の中でも治安が良くて、
 人もいいんですよ。同じ島でもジャマイ・・・。
 あ。固有名詞は出しませんが、ある島は治安は悪いしなんちゃらかんちゃら・・・」
思いっきりジャマイカということがわかりました。
ジャマイカも行ってみたかったのですが、
これにプエルトリコ、サン・マーティン、バルバドスと加えてたら
時間も金も足りないので、
もしかしたらハイチにも行けるかもしれないドミニカにしました。
ドミニカ大使館の後は、隣の隣のハイチ大使館に行きました。
部屋の一角には、Made in Africaとしか思えない木彫りの人形がたくさんいました。
ブードゥーっぽいコーナーです。
さすがです。
対応してくれた方に観光パンフがほしい旨を告げると、こう聞かれました。
「クルーズですか?」
「いいえ。ただの旅行です」
「あー・・・。一応行かれる方にはクルーズで入られることをお勧めしているんですが・・・」
何か気まずくなりました。
「ドミニカに行くので、もし行けるようならハイチも見てみたいと思いまして。
 治安状況はどうなんですか?北の城を見てみたいんですけど」
 
「首都やビーチでしたら比較的大丈夫なんですが・・・。
 それに2月初めにカーニバルがあるので、
 1月下旬頃からちょっと騒がしくなりますね」
ようは血の気が増えてしまうということらしいです。
ブラジルのカーニバル中は殺人件数も増えるし、
9ヵ月後生まれる子供も多いといいますし。
それでも外務省の渡航延期よりは少しはましそうな気がしてきましたが、
これだけではわかりません。
帰って海外のサイトで調べてみることにして、
観光パンフを1冊もらい大使館を後にしました。
その夜、海外の旅行掲示板を見ていたら、
ハイチについて少々情報がありました。
ドミニカから北部の町カップハイチアンに行くルート、シタデルを見るルート、
1人でハイチに行くってどうよ的なトピもありました。
さて、どうしてくれよう。