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2008年03月29日

真夜中の屍体写真展

死体写真家の釣崎清隆さんの写真展があるという情報を手に入れまして、
夜中に自転車漕ぎ漕ぎ行ってまいりました。
同じく死体写真好きの夫も行きたがりましたが、
息子を1人にはできませんので後日行くようです。
場所は落合。
こんなところにこんな店があるのかと思うくらいの場所です。
ビルの地下にあり、看板なし。
半地下は銭湯の入口で、更に階段を下ると会場のSOUPはありました。
出発する前に会場近くに住んでいる死体が好きそうな友人にメールをして、
現地で合流しました。
中に入ると、若い男女が10人くらいワイワイと賑わっております。
配管が剥き出しの部屋半分が写真の展示スペース。
半分は釣崎さんのドキュメンタリー映画を上映しており、
巨大なスクリーンの反対側にはバーカウンターがあります。
バーがこじんまりしているところを見ると、
ここはイベントスペースのようです。
さて展示写真の鑑賞です。
うつぶせの状態で水に浮かぶ死体。
綺麗にマニキュアを塗った指に指輪をはめた千切れた手首。
物のように置かれたモルグでの死体。
死体のそばに立つ生きている子供達。
死体がそこにあることが日常的のように見えてしまう町の写真。
苦手な人が見れば、
どれも気持ち悪いの一言で済ませられる写真ばかりですが、
夢の中の出来事のように幻想的に見えてくるのは、
この写真達に魅せられているからでしょうか。
わたくしも死んだら釣崎さんに撮られてみたいです。