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2011年06月04日

バカラオを作ろう

バカラオ、またの名をバカリャウ、バッカラ。
要するに干し鱈です。
スペインでバカラオを初めて口にした時はただしょっぱいという印象でしたが、
スーパーで鱈が売っていたので、突然バカラオを作ってみようと思い立ちました。
自分で作れば塩加減も変えられるし、
美味しい料理に変化するかもしれないですし。
たっぷりの塩に漬けて、出てきた水分を拭き取り、
ピチットを使って脱水を繰り返すこと2週間くらい。
3週間かな。
梅雨に入ってしまったので、外で干す作業は避けました。
food245.jpg
適度な水分が残っているくらいのややフレッシュなバカラオ
保存が目的ではなかったので、
このくらいの水分保持でわたくしのバカラオは完成ということにしました。
このバカラオで作った料理は、バカラオとじゃがいものグラタン、
じゃがいもとバカラオのペースト・ブランタードです。
両方とも写真を撮るのを忘れました。
グラタンがすんごい美味しくできました。
バカラオ作製に時間がかかりましたが食べ終えるのはあっという間ですね。

2011年06月03日

ムツゴロウさんと麻雀

息子とスカイツリーを見に行こうとバスに乗り込みました。
近所の住民も一緒です。
近所の住民や息子とあれやこれやと話をしているうちに、
わたくしが最近始めたDSの麻雀格闘倶楽部の話になりました。
ここで数日前のお話になります。
件の麻雀ゲームにおいて、
わたくしは主にコンピューター相手と卓を囲んでおりまして、
時々麻雀プロが隠れキャラ的に出没します。
そこに突然、畑正憲さんが「こんにちはー」と現れたのです。
畑さんと言えばムツゴロウさんとして超有名ですが、
麻雀の腕前も相当なものとして有名です。
それ以外の破天荒なエピソードも盛りだくさんな人物でありまして、
詳しくはプロインタビュアー・吉田豪氏による
ムツゴロウさんのインタビューがオススメです。
コチラ。
ともあれ麻雀連盟の九段であるムツゴロウさんが突然画面に現れたものですから、
わたくしの目玉は飛び出ました。
初段、二段のプロとやっても勝てない時があるのに、
何でいきなりラスボス級のムツゴロウさんが出てくるのだと。
このゲームはハコったり(点棒がなくなること)、大負けすると自分の級、
もしくは段が下がります。
つまり相手が強いともうエナジードレインされまくってレベルが落ちるのです。
ですのでムツゴロウさんが出現した時点で、わたくしは覚悟を決めていました。
こりゃ負けるなと。
しかしですよ。
結果から言いますと、わたくしがトップ。
そんでもってムツゴロウさんがビリになりました。
更に驚くべきことに、わたくしがムツゴロウさんを飛ばしました。
わーわー。何たる奇跡。
ゲームといえどもわたくしは大興奮。
「参りました」と言いながら去っていくムツゴロウさん。
ムツゴロウさんが去っていった後に残された物は、
ムツゴロウさんの個人データでした。
別にいらないのに。
ここまでの話を、スカイツリーに向かうバスの中で近所の住民に話していましたら、
息子が何故か『ムツゴロウ』というキーワードに激しく反応しまして、
「何?今ムツゴロウって言った?ムツゴロウがどうしたの?
 ママ、ムツゴロウに麻雀で勝ったの?」
と大声で話すではありませんか。
わたくし達が座っている場所は乗り口のすぐ隣の席で、
運転手さんにも近い席です。
「しーっ!大きな声で麻雀とか言うんじゃないの。
 そう、ママがムツゴロウさんにゲームの麻雀の中で勝ったってお話だよ」
小声でそう息子に教えると、
「すごいね!ママ、ムツゴロウに麻雀で勝ったんだね!
 ムツゴロウって強いの?」
と全然小声じゃない声で喚いています。
ふと運転手さんを見ると、笑っていました。
こみ上げる笑いを堪えるように笑っていました。
そして一言。
「子供は正直ですからね」
初めて運転手さんに話しかけられた瞬間でした。
その後も、車内からスカイツリーが見えると叫んだ息子を
訝しそうに見ていたわたくしに、
指を指しながら「スカイツリーですよ」と教えてくれたりもしました。
バスを降りてから、息子と一緒に運転手さんにずっと手をふり続けていると、
運転手さんも手を降ってくれました。
教訓:子供の前で麻雀の話はやめましょう

2011年06月02日

自宅でイタリアン

表参道に行くとついつい寄ってしまう新潟の物産館・ネスパスですが、
ここで『これぞ新潟』という食べ物に出会ってしまいました。
それはイタリアン
新潟に帰ると一度は食べるみかづきのイタリアン。
それが自宅で作れるイタリアンとして、生麺パックで売り出されたのです。
噂は聞いていたけど、実物を見るのは初めてです。
まさかここでイタリアンに出会えるとは思わず、
大興奮しながら手に取るとすかさずお店のお兄さんがやってきました。
「どうですかー。イタリアンですよー。新潟の味ですよー」
どうやらイタリアンが一押し商品のようで、
色々なお客さんに猛プッシュしていました。
トマトソースと生麺がついていますが、
キャベツともやし、白生姜(ガリ)はついていませんので、
これを用意すれば自宅でイタリアンが楽しめるのです。
ということでこの日の夕食はイタリアンになりました。
food244.jpg
間違いなくイタリアンでした

2011年06月01日

AVEDAでマッサージ・其の弐

前回池袋のAVEDAにてハンドマッサージをしてもらい恍惚となりましたが、
後日表参道のAVEDAにも行ってみました。
以前、併設のPURE CAFEを訪れた時には、
ハラヘッターだったのでAVEDAは素通りしていました。
しかし今回は逆です。
試供品で髪がサラサラになったことに気をよくして、
トリートメントを買う気満々で訪れました。
そしたらですね、またしても東日本大震災の義援金として全額寄付という目的のための
お店のイベントをやっていたのです。
表参道店では30分3,000円のボディマッサージです。
しかも地下の女性専用スパで施術という贅沢なプラン。
これならやってもいいんじゃねと店員さんに聞いてみると、
今ならスパの部屋も空いているのですぐできますよとのこと。
ええ。申し込みましたとも。
準備をするので5分ほどお待ちくださいとのことだったので、
店内で商品をあれこれ見ていると、スパの方が呼びに来てくれました。
地下に案内され、靴を脱ぎ、個室に入るとそこはアジア系のスパルーム。
照明は暗く、真ん中にマッサージベッド、横にすわり心地の良さそうなチェアー。
部屋の奥のドアを開けるとシャワールーム兼ドレッシングルームになっており、
ここで備え付けのウェアに着替えます。
AVEDAのローション、ヘアケア製品、ブラシも常備されています。
施術後にここで肌を整えることもできます。
全身マッサージに楽な格好になり、
簡単なカウンセリングをしてからマッサージ開始です。
わたくしは腰、肩、足を中心にお願いしました。
うつ伏せになっているわたくしの腰付近に、
まずはベルガモットの香りの何か温かいものが置かれました。
いやー、初っ端のこの香りだけで昇天しそうです。
香りの質が全然違う。
むせ返るような香りの強さはないのに、凛としているこのアロマ。
AVEDAならではです。
そんなよだれが垂れそうになっているわたくしを待ち受けていたのは、
猛烈に痛いマッサージでした。
タイマッサージは物足りない。
近所の接骨院のマッサージは筋肉にダイレクトに効く感じでいいけど、
諸事情により通いづらい。
かといってここのマッサージは痛すぎました。
骨をぐいぐい押したり、膝裏のリンパをぎゅーぎゅー押したり、
寝てる余裕もないくらい、むしろ耐えることで汗をかいたくらいでした。
これはわたくしの体が凝り固まっているせいだと言い聞かせましたが、
翌日以降の揉み返しが打撲のように痛かったので、
マッサージとしての効果はどうなのかよくわかりませんでした。
別のプログラムで施術を受けたら、良い結果になったのかもしれません。
痛い痛いマッサージを終えぐったりしているところに、
うつ伏せ顔の下からミントのアロマが漂ってきました。
これで一気に覚醒です。
すんごいしゃきーんと目が冴えました。
セラピストさん曰く、ガチガチの体だったので30分で終わらせるのは大変で、
大急ぎでやったそうです。
それで痛かったのかしら・・・・。
次回は別のエステを体験してみたいなーと思いながら、
3,000円を義援金ボックスに入れました。
雰囲気は素晴らしいですし、
セラピストさんの技術も多分いいと思われますので再訪したいです。
金があれば。

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