2009年02月23日

ロック談義

花粉の時期になると息子は咳き込むので、
吸入をしにいつものロック先生の所へ出向きました。
土曜にしては珍しく空いていて、息子が呼ばれると待合室は空になりました。
他に患者さんもいないことだし、
たまには先生に話をふってみようと思いました。
「最近ライブはやってらっしゃるんですか?」
「やる暇がないよー。これだけ患者が来て朝から晩まで休みないし。
 ライブは準備とリハで半日潰れるからね」
1月からインフルエンザやら花粉症やらでてんてこ舞いだったらしく、
ライブもしてないようです。
それでは旬な話題を提供してみましょう。
「そういえばロバート・プラントがグラミー取りましたね」
「マジ?あのじじいが?うっそ!」
今年のグラミーは各賞をイギリス人がかっさらっていったくらいの
印象しかなかったのですが、
あのロバート・プラントが年間最優秀アルバムを取るとは。
さすがの先生も知らなかったようです。
かくいうわたくしもそんな活動をしていたことも知りませんでした。
だってLed Zeppelinのメンバーの活動と言ったら、
北京五輪の閉会式でジミー・ペイジがギター弾いてたくらいしか
知らなかったのですから。
あとはドクター中松化してるとか。
ロック話をふってご機嫌になった先生はマックを立ち上げ、
またしてもお宝写真を披露してくださいました。
まずは前回もチラ見した志穂美悦子
ファンなのか聞いてみましたら、
「好きなんてもんじゃないよ・・・・(恍惚)」
マジでした。
それからツェッペリン大会、パープル大会、レインボー大会での
先生のコスプレを見せてくださいました。
イアン・ギランとロバート・プラントに扮していました。
どちらも同じ金髪のカツラに見えましたが、
若干カール具合が違う別物だと説明してくださいました。
そんなお宝画像を見て、息子の吸入も終わり、
ようやく待合室に戻ると、患者さんがたくさん待っていました。
混ませてすみません。

2009年02月21日

気狂いパンダ

先日、本郷の文房具屋に行ってまいりました。
scosという輸入文房具のお店です。
本郷方面への用事というものが皆無でして今まで行き損ねておりましたが、
この度scosに行くために本郷に出向きました。
どうしてもっと早くこの行動を取らなかったのか、
今気づきました。
そのscosさん。
小さな店舗には上から下まで文房具でぎっしりです。
バインダー、ボールペン、色鉛筆、ノート、封筒、定規、リングホルダーなどなど。
昔、商店街にあった文房具屋さんの品揃えが
ヨーロッパ製に変わったようなお店です。
どれもこれもカラフルで可愛いのです。
鉛筆、ペン、メジャーなどの価格が一つ一つはそう高くないので、
ついついあれもこれもと手に取ってしまい、いつの間にやら両手は塞がり、
レジで「あれ?こんなに買ったっけ?」みたいな
恐ろしい現実を見ることも起きそうです。
まあ実際起きましたけどね。予想通り。
【戦利品】
・水玉の包装紙(突然何かを包みたい欲望に駆られた時用)
・ジャングルにいる動物柄の封筒(ジャングルと動物のコラボを見たくなった時用)
・可愛いマスキングテープ 2巻(今すぐここをマスキング!という時用)
・動物イラストテンプレート(夜中に親牛と子牛を書きたくなった時のために)
一応実用的な物だけを買ったつもりです。
これが学生だったら、バインダーやホルダーを色違いで全部買ったと思います。
来た時より確実に財布が軽くなる恐ろしいお店です。
更にまた行きたくなる依存性も持ち合わせています。
えー、こちらにはオリジナルキャラのぬいぐるみ的なものも売っておりまして、
それがscos / スコスオリジナル・ポケットパンダ!! ぬいぐるみボールチェーン / 帽子を引っぱるとブルブルふるえるョ!
コレなんですけど。
息子にこの画像を見せたら、
「このパンダ、目が狂ってる」
とはっきり言いました。
狂ってるって。
この言葉を聞いて俄然買う気になりました。

2009年02月16日

大逆転

幼稚園には役員というものがあります。
言ってみればPTAのようなものですが、
息子の通っている幼稚園は、
親の出番が大変(←ここが重要)多い所でして巷でも有名です。
そのただでさえ忙しい幼稚園の役員ともなると、
しょっちゅう幼稚園で集まっては会合をしていますし、
イベントを取り仕切ったり、
他の委員がいる行事でも手が足りなければ役員の出番です。
とにかくいつも幼稚園にいるイメージです。
そんな多忙を極める役員はできれば避けて通りたいものですが、
園児の下に子供のいない人が役員になるのがこちらの慣習です。
少子化とは縁遠いこの幼稚園で一人っ子の母は少なく、
自然とターゲットが絞られていきます。
その中にわたくしも入っている訳です。
事前に打診もありましたが、正直わたくしにはできないと思いました。
何故なら時々二日酔いだったりするからです。
役員になったら二日酔いどころか、翌日に備えて夜遊びも自粛しなくてはなりません。
旅にも出られず、飲みにも行けないとなると、
わたくしの楽しみはどこに見い出せばいいのかという話になりまして、
さてどうしようかと。
しかし残り2年の内、どちらかで役員をやらねばなりません。
どちらでやろうか。
なるべくこの問題を考えないようにしながら時間は流れ、
本日、幼稚園の来年度の役員を決める集まりがありました。
それが事前の打診の効果で2人が役員に立候補しまして、
めでたく決まり拍手喝さいと相成りました。
と、そこで終わると思いきや、
「新役員の1人が多忙のため、通常2人体制のところを3人ということも考えている」
との説明がありました。
これを聞いて、
「2人よりも3人の方が作業分担ができるし、今がやり時だ。
 何しろ年長クラスで役員をやることになったら
 自動的に会長か副会長になるから年中の内に済ませよう」
と考えた時には挙手してました。
で、わたくしも突発的に役員になりました。
役員の挨拶をし、乾杯の音頭まで取りました。
姉や友人にも役員になったよメールを送りました。
これで来年度は幼稚園に身を捧げるのね。
没頭することができれば、旅行だなんだその他諸々のストレスも忘れるかしら。
そう一人感慨にひたっておりました。
数時間後、電話が鳴りました。
現役員さんからです。
「幼稚園の方に『年中さん役員は3人体制になります』と伝えたら、
 『年中さんは2人で』とのことですので、大変申し訳ないけど・・・・」 
一番最後に挙手したのはわたくしですので、
わたくしがお役御免になるのも当然です。
勿論快く了承しましたとも。
で、すでに決まっていたはずの運動会委員を何故かやることになってました。
二年連続です。多分音響です。
あの一世一代の挙手の勇気がー。
新役員の挨拶がー。乾杯がー。
一年後、返り咲くのは嫌だよー。

2009年02月13日

2丁目デビューは正装で

ようやく念願の2丁目デビューをして参りました。
何でも先日ゲイバーにて
「あんたはオカマを虜にする妖怪ね!」
と絶賛された某yvesさんの妖怪っぷりをこの目で見ることが一番の目的です。
おかげさまで想像以上の魔物使いであることがわかりました。
店中のオカマから
「あんたはここで店を出すべきよ!」
と勧められていたと言えばおわかりいただけることでしょう。
さて、この日のわたくしの服は着物でした。
正月に帯揚げと帯締めを購入しまして、足元も足袋風靴下と草履を履き、
ようやく着物らしい格好になりつつあります。
そんな格好でおかっぱ頭なものですから、
「何、あんた夜、髪が伸びる系?」
と言われました。
藤竜也、座頭市、皇居ツアー、夜の世界で五大陸制覇、
アフリカ人とはAメロまでしか聴けないなどなど、
抱腹絶倒の話が千夜一夜物語のように次から次へと繰り出されました。
そうか。この人はシェヘラザードに違いない。
そう思いました。
もっともっと話が聞きたいけど帰る時間がきました。
「これから蛍光色のオカマが来る」
という素敵な殺し文句に一瞬クラッときましたが、
泣く泣くエレベーターに乗りました。
若いオカマと一緒に。
わたくしが近所のテリトリーに到着後、
凄いコスチュームの蛍光色のオカマさんがいらしたそうで、
濃いオカマの三役揃い踏みだったそうです。
ああ、見たかった。
こんな素敵な一時をありがとうございました。
次回はカナリアを見たいです。

2009年02月10日

意外なところにいるもんだ

コチラで書いた同じ重慶マンションの住民の方と道端でばったり出くわしまして、
今度飲もうよ、あーいいですねみたいな会話をして
携帯の番号を交換した数時間後、
今晩どうよ的な電話が来ましたので飲んでみました。
場所はおなじみstiglです。
年が変わってから来るのは初めてです。
ここのところ夜遊びから縁遠いのです。
待ち合わせ時間に住民の方がいらして話が始まりました。
何の話かといいますと旅行の話です。
実はこの方は旅行者だったのです。
話を聞いてみると、コロンビアに長くいたとか、
アンティグアでホームステイしたとか、カオサンはCH2に泊まってたとか、
ハイダー爺が何ちゃらかんちゃらと、パッカー系の話ばかりです。
それも相当のダメ旅行者レベルのようです。
こんな近くに旅先で麻雀をしていたダメな人がいるなんて、
先日の落ち込みも少し回復するくらいの喜びです。
旅をしていた年を聞くと、どうも夫とどこかで会ってそうな感じです。
ですので、今度旅先の写真を見せてもらうことにしました。
そして夫の旅の写真も見てもらおうと思います。
もしかしたら同じホテルに泊まっていたかもしれませんし、
お互いが知り合いでなくとも共通の知人がいることは、
旅行者にはよくあることですから。
こんな風に。

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