2009年03月31日

イングヴェイさんとディープパープル

突然従兄から電話がありまして何事かと思いましたら、
4/8東京国際フォーラムでのDEEP PURPLEとYNGWIE MALMSTEEN
ライブのチケットをわたくしに譲るという内容でした。
用事があって行けなくなったそうです。
この電話を貰った時、
幼稚園の方々と花見と称した屋内飲みを絶賛開催中だったのですが、
大変嬉しくなってワインを空けました。
どうもありがとうございます。
ハードなロックのライブはGUNSの東京ドーム以来ではないでしょうか。
それにしてもこの組み合わせはありえないです。
だってあのイングヴェイさんとパープルですよ。
リッチー・ブラックモアはいないけど一応パープルだし。
イアン・ギランもいるし。
つか、双方のファンがどう混ざるんだろ。
ロックな先生曰く、
「イアン・ギランのファンはイングヴェイが嫌い」
だそうで、イアン・ギランファンの先生もライブには行かないと仰ってましたが。
それにしてもデフレパードとホワイトスネイクの組み合わせといい、
ハロウィンとガンマレイの組み合わせといい、
昨今のHR/HM事情は抱き合わせ商法が流行っているようです。
そうでもしないとチケットがさばけないのでしょう。
LAメタルだのNWOBHMだのをリアルタイムではありませんが、
多少なりとも知っているだけに悲しいものがあります。

2009年03月27日

金継ぎ

友人のブログに、欠けた徳利を直す金継ぎについての記事がありました。
コチラ。
金継ぎとは欠けたり割れた陶器、漆器を漆を使って修復し、
金粉等で仕上げる技法です。
我が家にも欠けた器があるのですが、
一つはそのまま使用中、もう一つは接着剤でくっつけて使っております。
100円ショップで買った器ではなくそれなりに良い器ですので、
捨てるわけにもまいりません。
食事をする度に欠けた部分に気づきながら、
見なかったことにしていました。
悲劇は突然起こりました。
わたくしの大切な大切な塩入れの壺の蓋を落として割ってしまったのです。
壺の蓋が少しずれていることに気づいていたのに、
後で直そうと思ったままそのことをすっかり忘れてしまい、
壺の置いてあるラックにぶつかり、蓋が落ちて割れたというわけです。
こういう失敗をした時、わたくしは必ず悲鳴を上げます。
ギャーとかうわーとかそういう感じです。
黙っていれば誰にも気づかれずに失敗を隠蔽できるのに、
この習性のおかげで何度証拠隠滅に失敗したことか。
当然今回も息子が何事かと飛んできて、
「あーあ。ママが割ったの?ねえママが割ったの?」
と心の傷を抉るわけなんですが。
金継ぎの記事を読んだ後に即行自分で壺を割ることになるとは
誰が想像したでしょう。
ヘタレのわたくしは金継ぎ屋に電話することもなく、
接着剤への道を歩みました。
息子が塩壺を見るたびに、
「これママが割ったんだよね」
と言うのは何とかしてほしいです。

2009年03月18日

アニマリス・オルディスと出会った日

今日から幼稚園は春休みです。
これから3週間、息子とどこで遊ぼうかあれこれ計画を練っております。
ちなみに明日から越後湯沢の春合宿でございます。
温泉と雪とビールの三点責めに痺れてこようと思います。
さて、春休み初日の今日は快晴。
気温も高く、絶好のお散歩日和です。
今日はどこで遊ぼうかと調べていると、
友人のブログに奇妙な生き物の展覧会へ行ってきた話が書かれていました。
元ネタブログはコチラ。
展覧会の公式HPはコチラ。
一見、マッチ棒で組み立てた東京タワーのようなその風貌。
これはテオ・ヤンセンによるプラスチックチューブで組み立てられた新しい生物でした。
エンジンもコンピューターも使わず風力で動き出す様は、
巨大な節足動物を見ているようでした。
theo01.jpg
木でできたストランドビースト
theo02.jpg
シャコ風なもの
theo03.jpg
硬そうな外骨格を持ったちょっと嫌な昆虫風
※クリックで拡大
theo04.jpg
どことなくタルカスっぽい
tho05.jpg
ストランドビーストの構成部を見つめうっとりする息子
こちらはアニマリス・オルディスと歩いた息子の動画です。
画質は最悪です。


軽い力で押したり引いたりするとガッシャンガッシャン歩きます。
最初は恐がっていた息子もインストラクターの方と一緒に押し始めたら、
その動きが不思議だったようで、何度も何度も一緒に歩いています。
この開場はテントで設営されていまして、
風の強かった今日は天井のシートが音を出して揺れていました。
今日、この開場からストランドビースト達を外に出したら、
それはもういきいきと歩き出すに違いありません。
そのビニールの羽に風を受け、ペットボトルに空気を溜め、
その空気を押し出すことによって足が動く。
巨大なストランドビーストの生命力に溢れる動きを、
ビルに囲まれた日比谷で見ることができたら、などと一人思い描いておりました。
テオ・ヤンセンの見て触って楽しめる展覧会は息子も大喜びでした。
ヨシコさん、こんな素敵な展覧会を教えてくれてどうもありがとうございました。
【おまけ】
わたくし的にヒットしたのが、
テオ・ヤンセンががオランダのスヘーヴェニンゲン出身ということです。
日本人が言うところのスケベニンゲンです。
テオ素敵。

2009年03月11日

万年筆デビュー

本郷3丁目の輸入文房具屋scosに行ってからというもの、
文房具を眺めることが趣味になりつつあります。
しかし学生でもなく、働いているわけでもなく、
メールばかりで字を書かなくなっているこの状況。
文房具を活用する機会は確実に失わわれております。
ノートもカラーペンも欲しいけれども、
一体いつどこで使うんだと聞かれたら返答に窮するのは目に見えています。
そんな購買欲と実用性の反比例に頭を悩ませておりましたら、
手紙を出すチャンスが巡ってきました。
どうやら近々文通になりそうな気配でして、
ということはペン、封筒、便箋等が必要になります。
これでめでたく文房具を買う口実ができました。
まず手始めに、欲しかった万年筆を買いました。

ペリカン ペリカーノJr - Pelikan Pelikano Junior - 本体
Pelikan Pelikano Junior
父親は万年筆使いでしたが、
子供のわたくしにはインクがキャップ内につく、インクが出ない、
書きづらい等の不満爆発の筆記用具でしかありませんでした。
それから、縁が金ピカで重くて持ちづらく、
おっさんくさいデザインの万年筆しか知らなかったので、
買う気にもなりませんでした。
しかし、scosでSchneiderの万年筆をあれこれ見て、
もしやかっこいい万年筆もあるのではないかと調べてみたら、
ヒットしたのが上記のペリカーノ・ジュニアでした。
初めて万年筆を使う子供のための万年筆です。
グリップに凹みがついており、
どこに指を当てればいいのかがわかるようになっています。
字が少々太字ではあるのが気になりますが、
初心者には価格も書きやすさも照準があっているのではないかと思われます。

2009年03月05日

姉が来た

3日前に会ったばかりだというのに先週の日曜日に姉が上京しました。
新幹線のチケットが降って湧いたらしいです。
この日は、息子を連れて自由が丘近辺を散策です。
姉とは趣味と嗜好がが似ているので、
姉が行きたいお店も適当にピックアップしてみました。
ちなみに以前の姉妹の欲望ツアーはコチラ。
D&DEPARTMENT
前々から行きたいと思っていたお店(こればっかり)です。
交通量の多い環八沿いにあります。
ここの1階で昼食を食べ、2階でインテリアや雑貨を見ました。
food70.jpg
皮付きフライドポテト
food71.jpg
じゃがいもとインゲンのジェノベーゼ
food72.jpg
ハッシュドビーフ
アレルギーの質問にもスマートに対応してくれました。
皆さんにっこり笑顔での接客ではありませんが、
サービス過剰ではなく一歩下がった引き具合が好感度大でした。
使っている食器、グラスは2階で販売されています。
座るソファーがカリモク60というのがこれまた嬉しいです。
贅沢です。
2階には、何だか嗅ぎ覚えのある臭いがすると思ったら、
わたくし達姉妹が大好きなFREITAGちゃんがありました。
わたくしが次に欲しい物はLASSIEHAWAII FIVE-Oなのですが、
小さめのLASSIEに比べ、大き目のHAWAII FIVE-Oの方が高いのはどういうわけでしょう。
そんでもって先日のディズニーランドで使ったお金で
両方買えてしまうことがわかったりして、
益々ディズニーランドが憎らしくなりました。
ベストセラーよりもロングセラーをセレクトしているこちらのお店、
プロダクトデザイン好きの方には超オススメスポットでございます。
今度は息子がいない時にゆっくり見ようと思います。
【AU BON VIEUX TEMPS】
当ブログで度々登場するオーボンヴュータンは、姉のリクエストで行ってみました。
「店の中はパリのケーキ屋そのものだからすんごい楽しいよ」と
姉に説明をしましたら、
姉は商品構成の多さに驚いていたようです。
アントルメ、焼き菓子、パン、チョコレート、ジャム、マシュマロ、アイス、キッシュ、
飴、わた飴、キャラメル、砂糖菓子などなど。
甘いものなら何でもござれの品揃えです。
ここで姉はモンブランとカヌレとアイスコーヒーで一服しました。
息子にはバナナのソルベを注文しました。
しかしそのバナナのソルベは一筋縄ではいかず、
ミントの香りと何かのスパイスのような味がしました。
これが息子には凶と出たようで、
残りはわたくしがいただきました。
ご馳走様でした。
【six】
文房具屋さんです。
姉も文房具が好きらしいので連れてきました。
こちらで目に留まったのはペリカンの万年筆です。
字の太さを見るために万年筆の試し書きができたらよかったのですが、
グリップの持ちやすさは素晴らしかったので、
近々買うことになるでしょう。
【DOUGHNUT PLANT】
雨で体温を奪われ、息子も少々疲労しているため、
こちらで小休憩をすることにしました。
ドーナッツなんて卵が入っているから
息子には手持ちの煎餅でも与えましょうと思っていましたら、
何とこちらのドーナッツは卵不使用でした。
市販のドーナッツに卵なしがあるなんて感動です。
おかげで卵アレルギーの息子が初めてドーナッツを食べることができました。
メリケン風で甘すぎたのか全部は食べられませんでしたが、
「ドーナッツ食べられたよ!」
とニコニコしながら半分は食べました。
ああ!母は嬉しいよ!!
例え残ったドーナッツを翌朝出したら「これいらない」と言われようとも
とりあえず今日は半分食べたから嬉しいよ!
メリケンブランドですが気に入りました。
【クオカ】
これまた姉妹の好きな菓子関連用品がわんさか売っているお店です。
おしゃれなカフェっぽいクオカと質実剛健な富澤商店ですと、
わたくしは富澤商店に軍配が上がりますが、
それは菓子作りをあまりしないせいもあるでしょう。
【富澤商店】
新宿へ戻り最後は富澤商店です。
3年程前にこちらで買った物は、姉の家でまだ見かけます。
食品なんですけど。
今回もそうなるんじゃないかと心配しています。
わたくしもチーズ、フィナンシェのシリコン型、すりごま、豆などを買いました。
日曜日の富澤商店は、売り切れの品がとても多く、
もしかしてもう店終いするんじゃね?ってくらい陳列棚に空間がありました。
京王から富澤商店がなくなったら、
もう京王を訪れる理由がなくなります。
そんでもって大変困ります。
いつまでもここにいてください。
歩くことに疲れた息子を京王でベビーカーに無理矢理乗せ、
リクライニングを倒したら頭がはみ出ていました。
大きくなりました。

« Previous | Next »