2011年10月01日

My Beer Lady

今更な感じでいっぱいのネタです。

あのガージェリーのブログにわたくしも載せていただきました。
どこに載ったかと申しますと、
なんとコチラのMy Beer Ladyというワンダフルな企画。
これはガージェリーに合った料理に舌鼓を打ち、ガージェリーを飲みながら
ガージェリーの社長さんと楽しい一時を過ごすという素晴らしい企画です。

『My Beer Lady』という企画の参加募集を見つけてすぐに応募しました。
それから半年程経ち、わたくしが採用されました。
まさかわたくしが載せてもらえるなんて思いませんでした。
何故ならこれまでの採用された方々は、写真家、利酒師、会社員とか
素敵職業の方ばかり。
それに引き換えわたくしは応募した当初は単なる専業主婦でしたから、
仕事関係での話も膨らまなさそうな匂いがプンプンです。
それでもちょこちょこガージェリーのイベントに参加したおかげか、
今回のネタに繋がったのです。
わーわー。
これもひとえに近所のバーでせっせとガージェリーを飲んでは
うめーうめーとツイートしているおかげでしょうか。
わたくしの贅肉の1/10くらいはガージェリーのせいだと思います。

ちなみに『My Beer Lady』という名称だけに応募できるのは女性のみです。
あー女に生まれてよかった!

では会食当日のお話です。
この日のお店は乃木坂にある坊垣さん。
わたくしのリクエストは『ガージェリーと合う日本料理』でしたので、
社長さんがお店をセレクトしてくださいました。
ここがもうガージェリーのスタウトと合う料理が次から次へと出てきまして、
終始頬が緩んでしまいました。
では画像をどうぞ。


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お通し盛り合わせ。なんて手が込んでいるのかしら

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万歳ポーズのカニの素揚げ

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ナスにもこんな細工が・・・。枝豆が挟まれています

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とうもろこしの豆腐。美味い!

お通しだけでこれだけ魅せてくれるってどうですか。
もう否が応でもこれから出てくる料理に期待度が高まるではありませんか。
もうスタウトがぶ飲みですわ。
スタウトが料理の邪魔しないんだもの。

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生うにと生湯葉のポン酢ジュレがけ

きゃー。

生湯葉がとろとろとろけています。
その上に贅沢にも生うに様がおわします。
最近流行のポン酢ジュレ。市販品とは全然違う味わいです。

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お造り盛り合わせ。生しらす、鰹、さざえ、秋刀魚

なんて綺麗なお造りでしょう。
食べるのがもったいないくらいです。
とろろから山葵まで全部食べましたけど。
サザエ美味し。

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焼きナスと蒸し鶏の葉唐辛子和え

葉唐辛子は辛味が少なく、上品なお味でした。
枝豆の緑が美しいですね。

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万願寺唐辛子のうに焼き。

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うに焼きの断面図。隙間なくみっちりウニが詰まっております

緑×橙の色のコントラストが目を惹きます。

辛味のない万願寺唐辛子にウニをこれでもかと詰めて焼いたこちらの料理、

日本酒にとても合うと思います。
わたくしは勿論スタウトを飲み続けておりますが。

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土鍋で炊いたたこ飯

たこ飯。たこ好きにはたまりません。
伊賀焼きの鍋で炊かれた炊き込みご飯です。

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絶品のお漬物。うずらの卵、瓜、長いもの糠漬け。これ最高

これがこの日一番の衝撃料理だったかもしれません。

卵の糠漬けなるものを初めていただきました。
糠漬けってこんなに素材を美味しくするものなんですね。
冷蔵庫のスペースが許されるならば糠漬けしたいです。
どのお料理もとても美味しかったので完食しました。
盛り付け方、器との調和、料理やお酒を出すタイミングなど、
細分に渡った気配りが全く邪魔にならないって中々できないことだと思います。
それらをさらりとこなせるのが素晴らしいです。
ビールと料理を堪能した夜でした。

2011年07月18日

上海チキンと担々麺

上海チキンなるものがお店の名物料理という、
大塚にある中国料理店・上海チキン 大塚 小閣樓に行ってまいりました。
大塚駅南口の商店街の路地にあるお店。
そこに入ると、入口からすぐに半地下状になっている階と、
吹き抜けの階段を登った2階とに別れています。
そこかしこに毛沢東のオブジェが飾られているのが大変気になります。
実用を兼ねたアンティークも飾られており、
昔の上海はこんな感じだったのかしらと思わせる内装です。
オーナーが独特の雰囲気でなんだか美味しそうな雰囲気を醸し出しており、
メニューを見たら胃袋を掴まれました。
ノートに毛筆で1ページにつき1メニューがどーんと書かれています。
書家メニューとでも申しましょうか。
1ページ丸々『麺』とだけ書かれたページもありました。
さてお待ちかね、料理画像をどうぞ。

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赤貝の紹興酒漬け
生ビールを頼んだら出てきた絶品お通しです。
何これ。超美味い。
赤貝を醤油と紹興酒に漬けたものです。
紹興酒臭さは全くなく美味美味。
冒頭からノックアウトされました。
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水餃子
小ぶりな水餃子。つるぱくっといただきました。
ホール係のお姉さん曰く
「水餃子も美味しいけど、ニラ饅頭も美味しいです」
とのこと。

名物・上海チキン
これこれ。
これが食べてみたかったのです。
皮はパリパリ。
でも中はしっとりジューシー。そして柔らかい。
下味が中まで浸透しているので、
手掴みで骨までしゃぶることをお勧めいたします。
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青菜の炒め物
青菜4種に加え、くわいが入っています。
日本のくわいではなく中国のくわいだそうでどうりで形がちがうはずです。
これまた美味しい。
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黒酢豚
中国の黒酢で作った蓮根入り酢豚。
ちょっと頼みすぎました。
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セロリのラーメン
これ凄かった。
白湯にセロリと巻貝の出汁が入って、そこにレモンを絞るとめちゃウマ。
あっさりしているので〆に最高です。
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担々麺
この担々麺にも衝撃を受けました。
今まで食べた担々麺とは違うコク・まろやかさ・山椒のキレ。
パクチーがまた良いアクセントなのです。
ここの担々麺が人生の中で一番好きかもしれない・・・。
どうしよう。
長年TOPだった新潟の瑞鳳が2位になったかも・・・。
帰省したら食べ比べないとです。
この日はもうたらふく食べました。
でもまた行きたくなったので後日再訪しました。
早いな。
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メンマのラー油がけ
赤貝の紹興酒漬けがまた食べたくてビールを頼みましたが、
この日のお通しは上記のものでした。
これはこれで美味しいけど、赤貝の方が断然美味しかったです。
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黄ニラともやしの炒め物 金華ハム入り
金華ハムウマー。
金華ハムの出汁は黄ニラともやしのあっさりテイストに奥行きを加えます。
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ニラ饅頭
酢醤油をかけようとしたらオーナーから
「味が付いているのでそのままで」とアドバイスをいただきました。
確かにそのままで充分いけます。
美味しい。でも2個で500円はちょっと高いかなあ。
この日は上記の3品に加え、担々麺もいただきました。
同行者もあまりの美味しさに衝撃を受けていまして、
連れ込んだわたくしもしてやったりと思ったものです。
このお店の料理は美味しいです。
それに加えて、料理の出てくるスピードが異常に早いです。
麺類、炒め物は2,3分です。
この迅速さが中華らしくてますます大好きになりました。

2010年04月19日

シャヒパニールの再現

コチラでいただいたシャヒパニールがあんまり美味しかったので、
家で再現してみることにしました。
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トマトスープみたい
何となくバターチキンに似ていると思ったので、
そのレシピをベースに作ってみます。
ようやく眠っていたカスリメティの出番がやってまいりました。
カスリメティの風味はかなりお気に入りです。
海老カレーにも合いそうです。
結果。
かなり近い味になりました。
がしかし、甘味をハチミツでつけたのでその風味が強く出てしまいました。
レーズンで甘味をつけたら、より一層似た味になったと思います。
次回はここを変更して再チャレンジです。

2010年03月29日

まりろんはピーシェン豆板醤を手に入れた!

倒産したはずの池袋の知音食品が復活しているという噂を聞き
彼の地を訪れみると、
商品構成を若干薄めにした感じで居抜き具合がそのまんまという
別の店になっていました。
野菜は、黄ニラや葉にんにくが申し訳程度にひっそりと売られていました。
魚介類はありませんでした。
店員の無愛想具合もそのまんま引き継いで居抜きっぽいです。
でもレシートには「ありがとうございました」と書かれているギャップが。
タイトルのピーシェン豆板醤 250gはここには売っていなく、
向かいのお店で購入しました。
葉ニンニクも3束買いましたし、
これでようやく本場の麻婆豆腐が作れるというものです。
ここのところ中国料理をするようになりました。
と言いますのは、換気扇の問題で油の使用を控えているため、
多量の油を使用する中国料理は避けていました。
が、ちょこちょこと豚バラ軟骨の鎮江香酢の酢豚や、炒飯、口水鶏、坦々麺などを作るようになりまして、
やっぱり中国料理は美味いなあとしみじみ思ったのです。
台所の問題は全く改善されておりませんが、
要は開き直りのおかげと言えましょう。
で麻婆豆腐です。
麻辣粉、花椒粉、麻辣油、花椒油、沙醤を作り、
ピーシェン豆板醤、豆豉、ニンニク、一味唐辛子を炒め、
豆腐、葉ニンニクをいれ、沙醤を入れ、スープで煮て、
とろみをつけます。
空豆がそのまま入っていてコクのあるピーシェン豆板醤と
花椒をふんだんに使った麻婆豆腐は、
これまでにない鮮烈な辛味と痺れを体験させてくれました。
ご飯が進んで仕方がないおかずです。