2010年04月12日

若き息子の悩み

「どうしてカイロはこんなに折り紙が上手なんだろう」
朝の一番忙しい時間にダラダラと着替えながら
悠長にこんな台詞を吐いていたのは息子です。
褒めて育てる、褒めて伸ばすをモットーにしていたら、
折り紙の腕はめきめきと上達し、
なんかもう兜やセミなんかの二次元は卒業して、
ボート、箱、鳳凰とかの三次元に移行しています。
時代は3D。
そんでもって平仮名で説明が書かれた折り紙本を与えたら、
更にヒートアップしまして、
折り紙の消費も初期のフィーバーっぷりと変わりがないくらいです。
1週間で100枚入りの折り紙を2回買いました。
そうしましたらある一定のラインを踏み越えちゃったらしく、
なんだか自分の才能の素晴らしさに惚れ惚れした様子で、
上記の台詞が出てきました。
これを友人に話しましたら、
そういう絶対の自信はつけておいた方がいいとアドバイスされました。
確かに折り紙による自信をつけてからの息子の成長は大きいと思います。
このまま伸ばしてやるのが親の務めとは思いますが、
とりあえず幼稚園の準備も遅々として進まないくせに
うっとりしながらナルシストになっている息子に、
「そういうことはまず着替えてから言え」
と言ってしまいました。
反省しています。

2010年03月22日

Nゲージを眺めながらビールを飲む

先日、友人・正木純子ちゃんのキックボクシングの試合を観戦してまいりました。
試合自体はまあそのモゴモゴでしたが、
試合後の楽しみといえば恒例の呑み会です。
過去には、試合後の呑み会から
そのまま3日間連続の呑み会になったこともあるので、
注意が必要な呑み会ではありますが、
幸いこの日は平均年齢が高いメンバーでございまして、
終電には解散するという大変健康的な呑み会でした。
とはいえ、メンバーの内4人が翌日には
越後湯沢のビール合宿に行ってしまったのですが。
わたくしも参加したかったのですが、
翌日翌々日共に予定があり、泣く泣く諦めました。
呑み会解散後、越後湯沢の合宿所の主がとあるバーに誘ってくださいました。
シンハーが飲めるよ。タイ料理もあるよ」
この一言で行くことを決めました。
終電と関係ないダメ人間・黒ヒゲも誘い、
新宿区&中野区の3人組で呑み会の続きをすることになりました。
連れて行かれた先は、新宿3丁目にあるLAF BAR
中に入って合宿所の主がここに誘ってくれた訳がわかりました。
ガラス張りのカウンターの下には、
様々なストラクチャーと精密なレイアウトの中をNゲージが走っているのです。
越後湯沢の合宿所にはNゲージが走っています。
主が「暇だから」という理由で作り上げたNゲージです。
暇だからというよりも、
やはり男性たるもの電車か車に惹かれるのでしょう。
同行者の黒ヒゲも興奮していました。
このバーのオーナーは元男性でした。
スレンダーな美人だと思ったら、声が男性的ですし、
話にも時折男がまじります。
奥様も元男性みたいです。
えーと、性的嗜好が多様化されているとは思うんですが、
見た目は女性の元男性だけど女性が好きって例もあるんですね。
結構入り組んだ構造で不思議です。
Aセクシャルってのもありますし。
現在奥様は、雀プロとして歌舞伎町で雀荘をやっているそうで、
こちらのバーには出ていないとのこと。
メニューを開きます。
ガパオがありました。
シンハーもあります。
でもこの日はフードメニューは全て終了。
ガパオをつまみながらシンハーでしめたかったので、
ガパオがないならと生ビールにしました。
ビールをすすりながら電車の話を聞くというのは、
お坊さんに有難い説教をしてもらいながら、
粥をすするような気分でした。
興味深い話をたくさん聞いたので、忘れないようにメモしておきます。
鉄道博物館はアミューズメントパークである
祐天寺のナイアガラのカレーを運ぶ汽車は、奥さんが運転している
・関西の電車と東京の電車のドア数の違いの理由
・仮面ライダーは10年前から子供を対象にしていない。
 とりあえず仮面ライダーWは面白い
・Nゲージの手入れの大変さについて
・趣味を仕事にすると苦労する

2010年03月11日

お菓子作りなんて

何gとか何ccとか計量するのが苦手なわたくしに
お菓子作りは向いておりません。
けれども、息子の卵とピーナッツアレルギーが改善の兆しを見せていること、
1個300円もする卵を大量に頂いたこと、
バザーの打ち合わせの時のお茶菓子くらいは作ろうかなと思ったこと、
以上の観点から、お菓子作りを始めてみることにしました。
お菓子の話の前に、少しだけアレルギーのお話を。
息子のアレルギーが良くなっていることは大変喜ばしいです。
ロールケーキ、ドーナッツ、クッキーなと、
まだ加熱してあるものに限っていますが、先日はプリンも食べられました。
その時の息子の一言。
「おいしー」
涙が出そうになりました。
ピーナッツは解禁するつもりはなかったのですが、
とある事情から一粒だけ食べてしまい、
こりゃ蕁麻疹が出たら点滴に直行だと覚悟を決めていたら、
何の症状も出ませんでした。
春休み中に血液検査に行ってみます。
検査結果と食べられることは必ずしも一致しませんので、
結果が悪くとも落ち込まないようにしようと思います。
では本題。
お菓子作りです。
ここ1ヶ月で作ったものは、
・くるみのキャラメルパウンドケーキ
・きなこと黒ゴマのパウンドケーキ
・オートミールクッキー
・くるみクッキー
・ビスコッティー
オール焼き菓子です。
どれもこれもボウル一つでできるもの、
もしくは工程が簡単なものに限っています。
何故ならお菓子作りは洗い物が面倒だからです。
マルチブレンダー
を使ったとしてもそれを洗うのはひと手間かかります。
機械部分は水につけずに先端のみ洗いますが、
バターなどの油分がついているので熱湯&洗剤が必要です。
丸ごとざぱっと洗えないので気を使います。
パウンドケーキはマルチブレンダーが必須でしたが、
オートミールクッキーはボウルとスパチュラだけで仕上がりました。
こういう簡単なお菓子なら気軽に作れますが、
ロールケーキやデコレーションケーキは、
高い高い壁になっております。
オートミールクッキーは、息子のホワイトデーのお返し用に幼稚園で配りました。
実は誰からチョコを貰ったのかあやふやだったので、
チョコを貰ったのにお返しをあげ忘れたという失態を犯す前に、
クラスの女の子全員に配ることにしました。
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袋には息子の折った花をつけました

2009年12月05日

メヘンディ

毎週土曜日に出張タイマッサージをやりに行っている
西荻窪の旅茶箱にてメヘンディをしてもらいました。
メヘンディとは、ヘナで肌に模様を描くボディーペインティングです。
インドでは結婚式に用いられます。
上記のリンクを見ていただけると
どのような模様なのかがおわかりいただけると思います。
hena01.jpg
ヘナを乾燥中
hena02.jpg
乾燥後、ヘナを落とすとこのように
デザインも多種多様にあるので、
自分でやるために試しに1本ヘナを買ってみました。

2009年11月16日

折り紙効果

夏から息子がはまっているものは折り紙です。
最初は三角に折って両脇を山折りにするチューリップしか折れませんでしたが、
泣いて、叫んで、暴れて、破いて、丸めて、投げつけてを繰り返し、
ついには15種類程度は折れるようになりました。
鶴、羽の動く鶴、カエル、やり飛行機、角長兜などなどです。
わたくしと一緒に始めた頃は、
息子の折り方が粗雑なため出来上がりが大変不細工になり、
何故綺麗に折れないのかと泣き叫び、
泣くんだったらやめちまえと極端な指導をするわたくしとの間に、
亀裂が生じたりもしました。
そこで角と角を合わせること、
折り目はきっちり折ることを根気よく教えると、
あれよあれよといううちに、息子の折り紙技術が上達していきました。
折り目はきっちり、角と角も合っているので、
わたくしより上手になっています。
というか、わたくしが折れないものにどんどん挑戦しているのです。
今では完全に上から目線で、
「ママ、これ折れる?」
と聞いてくる始末。
親の面目丸つぶれです。
しかしながら、この折り紙のおかげで、
幼稚園ではいたずらやおふざけで評判の息子が、
折り紙先生と呼ばれて一目置かれるようになり、
お友達に折り方を教えることで、
自分自身の大変な自信に繋がったことは確かです。
息子に対するお友達の見る目も少々変わったようです。
そして1学期に比べたら、物事に集中する力が全然違います。
落ち着きがない、話を聞かないなどのマイナス面もありますが、
集中力と手先の器用さにおいては、
息子はなかなかの素質があるようです。
この辺をうまく伸ばしていけたらと思っていますが、
何せ負けず嫌いのわたくしがこのまま黙っているはずがありません。
息子には絶対できないであろう作品を作ってみました。

origami01.jpg
紫のバラの人・・・・
origami02.jpg
マヤ・・・・。恐ろしい子!!!
以前、友人がこれを折っていまして目玉が飛び出ました。
ここまで立体の物ができるのかと。
で、先程薔薇の折り方のサイトを見つけたので、
さっくり折ってしまう予定が、完成までに1時間かかりました。
だって47工程もあるんだもん。
おかげで今日も寝るのが遅くなりました。
さて、明朝息子はこれを見てどう思うでしょうか。
悔しがって泣き喚くか。
それとも母に負けじと薔薇に挑戦するか。
これであっさり折れちゃったら、多分頓死でしょう。
さあ、母の屍を超えてゆけ!

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