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2010年04月12日

若き息子の悩み

「どうしてカイロはこんなに折り紙が上手なんだろう」
朝の一番忙しい時間にダラダラと着替えながら
悠長にこんな台詞を吐いていたのは息子です。
褒めて育てる、褒めて伸ばすをモットーにしていたら、
折り紙の腕はめきめきと上達し、
なんかもう兜やセミなんかの二次元は卒業して、
ボート、箱、鳳凰とかの三次元に移行しています。
時代は3D。
そんでもって平仮名で説明が書かれた折り紙本を与えたら、
更にヒートアップしまして、
折り紙の消費も初期のフィーバーっぷりと変わりがないくらいです。
1週間で100枚入りの折り紙を2回買いました。
そうしましたらある一定のラインを踏み越えちゃったらしく、
なんだか自分の才能の素晴らしさに惚れ惚れした様子で、
上記の台詞が出てきました。
これを友人に話しましたら、
そういう絶対の自信はつけておいた方がいいとアドバイスされました。
確かに折り紙による自信をつけてからの息子の成長は大きいと思います。
このまま伸ばしてやるのが親の務めとは思いますが、
とりあえず幼稚園の準備も遅々として進まないくせに
うっとりしながらナルシストになっている息子に、
「そういうことはまず着替えてから言え」
と言ってしまいました。
反省しています。

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コメント&トラックバック

反省不要。
大事なことです。
で、ないと
ただのナルシスト
どこぞの誰某みたいになってしまいますぞ。

そういえば折り紙大会、みたいなのに出てた遠い親戚の人知ってる。
人と話をしない、折り紙をひたすら折ってる人だったな…

>姉
アレとアレにだけはなってほしくありません。
ここのところ姿も見ていないので、
このまま地上からフェードアウトしてほしいですね。
>yuko
>人と話をしない、折り紙をひたすら折ってる人だったな…
これまた恐い例を出しますね。
そういう独自の世界を持っていないと、
天才って生まれないのかもしれませんね。

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