2010年10月02日

色々なことにフラれる

久しぶりに晴れた10月のある日。
せっかくの貴重な一人時間を有効に使うべく、
大まかなルートを決めて都内を練り歩きました。
ただの散歩ではなく行く場所も決めました。
最終的なルートは、
代官山→恵比寿→青山→表参道→原宿→渋谷になりました。
徒歩です。
そしたら3日後に筋肉痛が来ました。年です。
さて、訪れた店の紹介でございます。
【Merceria Pulcina】
手芸屋カタログに載っていた代官山にある輸入物の手芸屋さんです。
主にイタリアで仕入れているようです。
ここではアップリケを買いました。
【COCCA】
こちらも代官山にあるテキスタイルショップ。
前回初めて訪れた時、生地の値段の高さにクラクラしてしまい、
ろくすっぽ見ずにすごすごと帰りました。
今回は気を取り直して再対決です。
えーと、やっぱり高い。
オリジナルの生地だから仕方がないのでしょう。
でも5,000円/mとか10,000円/mとかは出せません。
自分の技術は生地の値段に見合うレベルに達していませんが、
プロの方はこちらの生地を利用するのかしら。
素人のわたくしが手を出せるような物はハギレしかありませんでした。
綺麗な浅葱色と濃い目のつつじ色の生地の色味に惹かれました。
【CARBOOTS】
こちらも代官山にあるアンティーク雑貨やビンテージものを扱うお店です。
店内には所狭しと商品が陳列されています。
宝探しをするにはもってこいのお店です。
レース、ボタンなどの副資材や生地も売っていますが、
状態がいいものもあれば悪いものもあるので、
吟味することが大切です。
【FABRICA】
恵比寿にあるヨーロッパで買いつけている手芸屋さんです。
この日訪問することを決めていたどの店よりもここに行きたかったのに、
何と10/11まで休業でした。
ガラス張りの店ですので中が丸見えですが、
ガラス一枚を隔てて手に取れず、指を咥えて見てるだけ。
店内にそれはそれはキュートな生地やテープが陳列されているのに。
悔しいーーーー。
再訪決定です。
【清水湯】
恵比寿からてくてく歩き続けて汗だくになっています。
この日の締めは映画ですので、
その前にひとっ風呂浴びようと思い南青山にある銭湯を目指しました。
ここでわたくしがミスったことは、
愛用している昭文社の東京都市図を忘れたことです。
これがないため携帯で清水湯の場所検索をしました。
が、何度やってもヤフーの地図が見当違いの所を表示するので、
1時間くらい無駄にしました。
フロラシオンの前を何往復したことか。
電柱の住所表示とにらめっこしながらようやく見つけた清水湯。
定休日でした。
銭湯は月曜休みだと思い込んでいたわたくしがアホでした。
今調べたら、新馬場の天神湯も金曜定休日でした。
【La droguerie】
表参道にある手芸屋さんです。
本店はおフランス。
毛糸やテープ、リボン、ボタン類が豊富で、
品揃えは素晴らしいものでした。
が、いかんせん高すぎました。
アクセサリーキットが9,000円ってありえないから。
テープが10,000円/mってありえないから。
円高って知ってる?
【カルディファーム】
電車を乗り継がないと行けないと思っていたカルディが表参道にありました。
うちからはここが一番近いかな。
成城石井富澤商店は近くにあるけど、
カルディはなかなかお目にかかれなかったので、
これは嬉しい発見です。
カシスマスタードうどんや風一夜薬本舗の生姜飴ケッパー
マンゴペーストなどを購入。
カシスマスタードは色がとても綺麗です。
ドレッシングにしても面白そう。
【エル・トポ】
可愛い布地を買えず、銭湯で汗も流せず、
かなり落ち込み気味だったわたくしにトドメをさしたのは、
映画エル・トポでした。
締めが良ければ全て良しの精神で映画館に乗り込んだら、
チケットブースには『満席』の文字が。
終わった。
上映時間(20時半頃)に合わせて昼間から延々と歩いたのに。
映画の日(1,000円)に合わせて前売り券をあえて買わなかったのに。
精神的ダメージがとても大きく、呆然としながら帰宅しました。
一体何だったんだ1day。

2010年09月08日

折り紙の進化

junkitaさんが突然わたくしと息子それぞれに
素晴らしいプレゼントを贈ってくださいました。
封を開けた瞬間、息子と2人でひゃっほうひゃっほう言いながら喜びの踊りです。
わたくしにはビール、本数冊など。
息子には折り紙の本が届きました。


この本はあのバラの発案者である川崎敏和先生の本です。
勿論バラの作り方も載っています。
コップやセミなどの難易度の低いものから、
パーツの組み合わせが多いこんぺいとう(20枚使用)、
ダイヤモンドの結晶(50枚使用)なども載っています。
その中から息子と一緒に作ろうと思ったものはムカデでした。
理由はムカデが大嫌いだからです。
折り紙から外見慣れを始めて、最終的には克服してやろうという魂胆です。
なのに息子はド派手なカラーリングにしてしまい、
全然ムカデに見えないものが出来上がりました。

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カラフルしすぎやしませんか
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一応こうなっています
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白黒にしたら少しはムカデらしさがおわかりいただけるでしょうか
ちゃんと節が可動式になっているので、
クネクネと動かせるところがポイントです。
こんな気持ち悪い物を折り紙で表現できる川崎先生を尊敬します。

2010年08月03日

南伊豆の旅

ご無沙汰しておりました。
こんなに長くブログを書かないなんて、熱中症で死んでんじゃね?
とか思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
夏休みに入ってすぐ新潟に帰っておりました。
それについてのお話も後日書きます。
「後日書きます」って書かなかった打率はイチローより高いです。
さてさて3週間くらい前に保留にしていたお話をアップします。
どうぞ。
房総から帰ってきてすぐに、今度は南伊豆へと旅立ちました。
今回は踊り子に乗車です。
どうせなら子供用プレイルームのあるスーパービュー踊り子に乗りたかったのですが、
贅沢は言いません。
踊り子にはまだ乗ったことがなかったので、
それだけでもルンルンです。
まずは熱川で下車して、バナナワニ園に行きました。
スコールのような土砂降りにあいながら熱帯の植物を見学すると、
本当に東南アジアにいるような気分です。
マナティ、レッサーパンダなどの動物、オオオニバス、ウツボカズラ、
バオバブ、やしの木などの他に、
スパイス・ハーブの植物コーナーがありました。
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育ちに育ったカレーリーフ
我が家のカレーリーフとはえらい違いのこの立派な体格。
太い幹、豊富な葉っぱ。
これだけ育っていれば、枚数を気にすることなくカレーが作れます。
何とも羨ましい状況です。
さすが南国の気温で育てているだけのことはあります。
背丈がわたくしを超えていました。
バナナワニ園の見学した後は、再び電車で下田を目指します。
この電車が素晴らしいものでした。

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運転席がガラス張りで前方が丸見え!
こちらの電車は伊豆急行のアルファ・リゾート21です。
海側の座席が海に向かって配置されているため、
首を横に向けずとも海が見れます。
晴れた日には伊豆諸島が見れるのですが、
残念ながらこの日は雨のため見ることができませんでした。
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東京の電車も全部こうならいいのに
一番前の車両は展望席となっており、
運転席前面がガラス張りで、運転席から遠い席になるに連れて、
シートの高さが高くなっている設計です。
これだとどの席からも電車でGO!の雰囲気が味わえます。
これが平日は普通列車として運行されているのですから、
鉄っちゃん&鉄子も大喜びです。
やるなあ、伊豆急行。
伊豆急行に乗りながら、
熱川で事前に購入していた金目鯛の押し寿司を食べようとしたら、
息子に全部食べられました。
どうやら金目鯛の美味さを知ってしまったようです。
牛乳も500円オーバーのノンホモ牛乳しか飲まなくて困ってるっつーのに、
鯵や鰯を食べずに金目鯛を所望されても、
エンゲル係数が高まるだけなのでやめてほしいです。
あと10年は金目鯛を解禁したくなかったなあ。
さてこの日の宿泊は、弓ヶ浜温泉の季一遊です。
これがまた予想以上に素晴らしい旅館でした。
そもそも家族で高級旅館に泊まるなんてことは
ありえないものだと捉えているので、
送迎バスで旅館に到着した時には正直ビビりました。
だって仲居さん達のお出迎えはあるし、
チェックインは各々テーブルに座って冷たい飲み物を供されながら、
マンツーマンで料理や浴衣のサイズやらのリクエストを受け付けるんですわ。
各テーブルに1名のスタッフがついているので、
一体何人働いているんだってくらいの人数がいます。
ごいすー。
「お料理のお刺身は金目鯛、はまち、鯵、平目の中でどれにいたしますか?」
「メインはサーロインステーキと
 伊勢海老のクラムチャウダー、どちらになさいますか?」
すごいわー。すごいわー。
普段口の中に入れたことのないような代物が、今日は食べられそうです。
部屋はうちより広いです。
洗面台は二つあるし、
海に面したバルコニー付きで、テーブルと椅子もあります。
すぐ裏が海なので、波の音が聞こえます。
わたくし達を担当してくださる仲居さんは若い方で、
息子のために折り紙をアレコレ折ってくださる方でした。
こちらの旅館は貸切露天風呂が3つあり、
予約制ではなく空いていれば誰でも使えるという
フレキシブルなものでした。
まずはプールで遊びます。
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浮き輪も貸してくれます
プール用のバスタオルやパラソルの準備、浮き輪の貸出も
全部スタッフの方がしてくださいました。
プールサイドにはバーがあるので、
ビールやジュース、お菓子も買えるようです。
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子供のトカゲを発見
プールサイドにトカゲがいたので捕まえました。
青から緑のグラデーションがとても綺麗な尻尾のトカゲでしたが、
息子が尻尾を掴んだらぶっつりと切れました。
根本から切れてしまい体長が縮んだトカゲの切断面は肉々しかったです。
トカゲ以外も、大きなカミキリムシを捕まえました。
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完全(な)変態の昆虫
旅館の裏は海でして、ここがウミガメの産卵地として有名だそうです。
満月になると産卵のために陸に上がるウミガメ。
4日前に産卵に来たそうで、残念ながらこの時は会えませんでした。
8月に入ると、卵が孵化して子ガメが海へと旅立つ様子が見られます。
これは見てみたいですね。
夕食は懐石料理をたらふくいただきました。
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旬菜盛り合わせ。日本料理って美しい
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海鮮昆布麺。坦々麺風。バーナ貝、蟹爪、金目鯛、イカ入り
鍋仕立ての坦々麺です。
魚介だしの贅沢な坦々麺でした。
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金目鯛の煮付け。伊豆の旅は怒涛の金目鯛ラッシュです
金目鯛は全部息子のおかずになりました。
母涙目。
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刺身盛り合わせ。勿論ここにも金目鯛が。そして当然息子の口へ
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サーロインステーキをマスタードソースで
夫は伊勢海老のクラムチャウダーをオーダー。
伊勢海老が殻ごとどかんと入っていました。
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イカ墨豆乳豆腐。べっこう餡かけ。ウニとじゅんさい入り
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ちりめん山椒ご飯、鶏団子の胡麻味噌仕立て、漬物
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フルーツが乗ったオレンジプリン
完食しました。
テーブルに一気に出されるものではなく、
個室で一品一品出される懐石料理でした。
夕食でこんなに美味しい物が出たのなら、
朝食はどんなのが出るのでしょうか。
朝食はビュッフェ形式でした。
いや、これがすごいのなんのって。
出されているものは、鯵の干物、ベーコン、オレンジジュース、おかゆなどなど、
和洋どちらも取り揃えた品揃えなのですが、
1品1品のクオリティが高いのです。
鯵の干物はその場で焼いてくれるし、ご飯はひじきご飯か白米が選べるし、
ご飯の上にしらす、たらこ、おくら、卵、
納豆、まぐろを乗せた海鮮丼の作り方なんて紹介もあるし、
じゃがいも入りのパンも焼き立て。
家族3人、朝から死ぬほど食いまくりました。
朝食でこんなに食べたのは、岩室温泉の綿々亭綿屋以来です。
ここは姉と一緒に行ったのですが、
わたくしはつわりだったわりにパクパク食べられて、
姉はおひつを隣に置いて4杯くらいお替りしていました。
食事が美味しいって温泉旅館に泊まる楽しみの一つですから、
質も量も満足できるということは大切な要素です。
ゲフ。
チェックアウト後もプール、大浴場の使用はOKとのことで、
最寄り駅への送迎バスの時間までのんびりプールで遊び、
踊り子号で東京に戻りました。
高級旅館と東京の家とのギャップが凄まじかったです。

2010年06月27日

エッジの効いた折り紙

息子の折り紙の腕は衰えを知らず、進化し続けています。
近頃ははさみを用いて、カッティングの技術を習得しました。

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何これもうわけわかんない
折り紙上手な息子は、わたくしの手の届かない人と成り果てました。
さよーならー。

2010年05月01日

土いじり

夫と息子が実家に泊まりに行ったのを幸いに、
GWは掃除と整理に明け暮れようと決めていました。
まずは、雪も降ったこの冬をベランダでやり過ごしたカレーリーフの植え替えです。
南国の植物なので10℃以下になったら家の中に入れてあげないといけないのですが、
2鉢を置くスペースが極小の我が家にはありません。
かわいそうにそのまま越冬です。
不思議なことに、毎年屋内で過ごすと葉が全部落ちて
枝だけの貧相な状態になっていたのに、
今回はその落葉がありませんでした。
どうしてでしょう。
甘やかさないやり方がよかったのかしら。
わたくしのスパルタ園芸によくぞ耐えました。
で、カレーリーフをもっと大きく育てるために、
鉢も大きめの物に替えて植え替えすることにしました。
カレーリーフを慎重に取り出すと、
根っこが植木鉢の大きさそのままにびっしり張り巡らされていました。
上の枝葉は貧相なのに、根っこはすごいです。
これなら大きな鉢に植え替えれば、
もっと成長して今年こそ実をつけてくれるかもしれません。
楽しみです。
その他にも空いた元カレーリーフ用の鉢には、
ドイツの葉野菜とルッコラを植えました。
プランターにはパクチー、レモンバーム、ゴーヤを、
別の鉢にはミニトマトも植えました。
野菜の価格が高騰している現在、野菜を育てることは節約にもなると考えましたが、
収穫は当分先ということを忘れていました。
気長に成長を楽しむことにします。

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