2010年11月12日

スリランカ食べ物&その他画像・其の弐

スリランカの続きです。
まだあるんです。
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ボーンチのカリー
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人参の炒めもの
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ほうれん草のマッルン
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ココナッツオイルで揚げたパパド。かなり風味が強い
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いただきます
スリランカ人のご家庭でいただきました。
野菜は全て自家製です。うまい!
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HIghland Milkの牛乳500ml
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乳製品移動販売車
これからバスで移動だというのに、
美味しいと勧められてついつい牛乳を購入。
でも一番小さい瓶で500mlっておかしくないか。
牛乳ハーフリットルって気軽に飲めないと思うんですけど。
味は濃いけどがんこじいさんの牛乳程のコクはない。
さすがに500mlは無理でした。
そこへ「牛乳ちょうだい」と物乞いの老婆がやって来たので、
残りを飲んでもらいました。
こちらは捨てるのももったいないし、
かといって無理して飲んだらお腹を壊しそう。
あちらはお腹が空いている。
ということでお互い助かったのでした。
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炒飯
この炒飯はニゴンボにあるハラールレストランでいただきました。
これがすごい。
味がすごいんじゃなくて作り手がすごい。
大興奮して動画を撮ってきたので、まずはご覧ください。

いかがでしたでしょうか。
中華鍋がリズムを刻んでいたのがおわかりいただけましたでしょうか。
炒飯と炒麺、両方を彼が作っているのですが、
そのリズムが素晴らしいのですよ。
レストラン中に響き渡る鉄の音。
炒飯を食べながら、耳はそのリズムを捉えていました。
隣の料理人は両手でフライパンを持ち、一気に中身を煽りますが、
この彼のような音は出しません。
調理終了が近づくと料理人後方にいるおじいちゃんが、
持ち帰り用のビニールをささっと広げ、
その上に炒飯を乗せる包んでいきます。
これもあうんの呼吸です。
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チキンカリー
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フライドチキン
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シーニサンボル
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玉ねぎと唐辛子のすんごい辛い和え物
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ストリングホッパー
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ニゴンボの魚市場。地べたに置いて売る人も
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カード&キトゥルパニ
スリランカで一番美味しかった食べ物。
それがカードとキトゥルパニです。
カードはヨーグルト、
キトゥルパニは椰子から取れる蜜です。
これがうんまい。
カードは素焼きの入れ物に入って売っています。
スーパーのプラスチックのヨーグルト味が全然違います。
カードは水牛のヨーグルトでして濃厚濃厚。
キトゥルパニは見た目メープルシロップの色合いで、
味はハチミツともメープルシロップとも違った甘さです。
ハチミツほど癖はありませんので食べやすいと思います。
あんまり美味しいのでキトゥルは1瓶だけ持ち帰ってきました。
カードは画像のような手の平サイズのものから、
1リットルの巨大なものもあります。
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軽食のてんこ盛り。テーブルに置かれたこの中から食べた分だけ支払う
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エラワル・ロティとサモサ
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アーッパ
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アッパーに付いてくるカリー
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唐辛子の調味料ルヌ・ミリス
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盛り付け
アーッパは朝ご飯によく食べられています。
生地はココナッツミルクと米粉を溶いたもので、
お碗型の鍋に生地を流し入れ、蓋をして、
焼き上がったらくるりとはがします。
周りはパリパリ、真ん中はもちもちしていて、
付け合せのカレーに浸していただきます。
この時は4枚食べました。
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ブラックティー
いつもミルクティーだったのでたまにはブラックを。
コーヒーで胸焼けがすることが多いわたくしにとって、
美味しい紅茶が飲めるということは幸せなことです。
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元ヌーディストビーチ・ウナワトゥナ
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そのビーチを眺めながらLIONラガー
南部ゴールの近くのビーチ・ウナワトゥナは最高でした。
湾状になっている海は青く、
サーフィンのメッカ・ヒッカドゥワに比べて波も穏やか。
やたらと構ってくるスリランカ人が多い中、
ここで泊まった宿の従業員は放っておいてくれるので、
気が楽で連泊してしまいました。
停電が多いのが玉に瑕ですが。
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ビリヤニ
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付け合せのカレーとチャトニ。このココナッツチャトニが辛くてうまい
ビリヤニが美味しいと評判のお店でいただきました。
チェンマイで食べたビリヤニの方が数倍美味しいのですが、
久しぶりに嗅いだスパイスの香りと、
チャトニの上手さで全部食べてしまいました。
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パッタイ
スリランカ最後の夜はどうしてもカレー以外の料理が食べたくなり、
フードコートに入っていたタイ料理屋でパッタイを頼んでみました。
期待していなかっただけに、予想以上の出来栄えに感激。
だってしっかりパッタイの味がするんだもの。
ライムを搾って、砂糖も混ぜて、
何年経ってもルールのわからないクリケットの中継を見ながら食べました。
以上が食べ物画像です。
皆様もスリランカ料理が食べたくなったでしょうか。
さてお次は食べ物ではない画像のクイズです。
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これはなんでしょう
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なんかいっぱいいる
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こんなにいる
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もっといた ※クリックで拡大
ここまできたらおわかりでしょうか。
正解は動画をどうぞ。

ゲンゴロウでした。
直射日光にさらされたダーガバ(パゴタ)の石の上で暑さにのた打ち回っていた
ゲンゴロウだったのです。
おそらく雨が降ってできた水溜りに卵を産んで、
数がわんさか増えたのでしょう。
しかし雨も止み、あとはじりじりと太陽に照らされて水は干上がり、
暑さに苦しむゲンゴロウ、すでに息絶えたゲンゴロウ、
最後の水場で何とか生き永らえているゲンゴロウがいたのでした。
水場じゃない場所で動くゲンゴロウなんて初めて見たので、
最初は何の昆虫なのかさっぱりわかりませんでした。
むしろゴキブリかと勘違いしたくらいです。
どうりで陸上に不向きな動きだったわけです。
納得。
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象がずらりと
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シーギリヤロック
ちゃんとシーギリヤにも行きました。
そこで見たものは・・・。
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巨乳
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巨乳
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巨乳
一部色鮮やかなまま美女画(巨乳画)が残っていました。
しかしながら損壊は激しく、500体あった美女画が今では18体のみ。
巨乳だから残ったのかしら。
今も昔も時代は巨乳です。
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ライオンの入口
シーギリヤロックの頂上へ登る手前にあるこのかっこいい入口。
昔はライオンの顔があり、口の中に入る形になっていたのでは
と言われているようです。
そうだとしたら余計かっこいい。
この頂上の岩山には狂気の王が城を築いたのだそうです。
その高さ361m。
頂上の城があった部分は強風吹き荒れる廃墟でした。
風の音しかしません。
こんな所によく11年も住んだなあというのが感想です。
切ない。
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アリ塚と記念撮影
スリーウィーラー(三輪自動車)の兄ちゃんが撮ってくれました。
アリ塚と一緒に撮られても全然嬉しくなかったです。
どうしてこれと?

2010年10月04日

美女ランチ

神谷町のニルヴァナムに美女をお連れする機会に恵まれまして、
ランチを共にし、デザートにはSOWAを堪能しました。
ニルヴァナムはいつ行っても外れがありません。
この日はイドリーとココナッツチャトニがありました。
ワダとサンバルはいつもあります。
わーい。ティファンだ。
ケララエッグカレー、ダールが美味しかったです。
SOWAではキャラメルとクリームチーズのアイスをいただきました。
水あめのようなねっとり感のあるアイス。
ハーゲンダッツとは違った濃厚さに虜です。
そもそも何故このような会食をしたのかと申しますと、
食器類をバザーに献品してくださるということでしたので、
それを受け取るついでに会食した訳でございます。
わたくしは吉池にて、大粒白糸納豆栃尾の油揚げ
手土産に持参しての物々交換的なものとなりました。
わたくしの方が安上がりすぎるんですけどね。
というわけで、Tさんありがとうございました。

2010年10月02日

色々なことにフラれる

久しぶりに晴れた10月のある日。
せっかくの貴重な一人時間を有効に使うべく、
大まかなルートを決めて都内を練り歩きました。
ただの散歩ではなく行く場所も決めました。
最終的なルートは、
代官山→恵比寿→青山→表参道→原宿→渋谷になりました。
徒歩です。
そしたら3日後に筋肉痛が来ました。年です。
さて、訪れた店の紹介でございます。
【Merceria Pulcina】
手芸屋カタログに載っていた代官山にある輸入物の手芸屋さんです。
主にイタリアで仕入れているようです。
ここではアップリケを買いました。
【COCCA】
こちらも代官山にあるテキスタイルショップ。
前回初めて訪れた時、生地の値段の高さにクラクラしてしまい、
ろくすっぽ見ずにすごすごと帰りました。
今回は気を取り直して再対決です。
えーと、やっぱり高い。
オリジナルの生地だから仕方がないのでしょう。
でも5,000円/mとか10,000円/mとかは出せません。
自分の技術は生地の値段に見合うレベルに達していませんが、
プロの方はこちらの生地を利用するのかしら。
素人のわたくしが手を出せるような物はハギレしかありませんでした。
綺麗な浅葱色と濃い目のつつじ色の生地の色味に惹かれました。
【CARBOOTS】
こちらも代官山にあるアンティーク雑貨やビンテージものを扱うお店です。
店内には所狭しと商品が陳列されています。
宝探しをするにはもってこいのお店です。
レース、ボタンなどの副資材や生地も売っていますが、
状態がいいものもあれば悪いものもあるので、
吟味することが大切です。
【FABRICA】
恵比寿にあるヨーロッパで買いつけている手芸屋さんです。
この日訪問することを決めていたどの店よりもここに行きたかったのに、
何と10/11まで休業でした。
ガラス張りの店ですので中が丸見えですが、
ガラス一枚を隔てて手に取れず、指を咥えて見てるだけ。
店内にそれはそれはキュートな生地やテープが陳列されているのに。
悔しいーーーー。
再訪決定です。
【清水湯】
恵比寿からてくてく歩き続けて汗だくになっています。
この日の締めは映画ですので、
その前にひとっ風呂浴びようと思い南青山にある銭湯を目指しました。
ここでわたくしがミスったことは、
愛用している昭文社の東京都市図を忘れたことです。
これがないため携帯で清水湯の場所検索をしました。
が、何度やってもヤフーの地図が見当違いの所を表示するので、
1時間くらい無駄にしました。
フロラシオンの前を何往復したことか。
電柱の住所表示とにらめっこしながらようやく見つけた清水湯。
定休日でした。
銭湯は月曜休みだと思い込んでいたわたくしがアホでした。
今調べたら、新馬場の天神湯も金曜定休日でした。
【La droguerie】
表参道にある手芸屋さんです。
本店はおフランス。
毛糸やテープ、リボン、ボタン類が豊富で、
品揃えは素晴らしいものでした。
が、いかんせん高すぎました。
アクセサリーキットが9,000円ってありえないから。
テープが10,000円/mってありえないから。
円高って知ってる?
【カルディファーム】
電車を乗り継がないと行けないと思っていたカルディが表参道にありました。
うちからはここが一番近いかな。
成城石井富澤商店は近くにあるけど、
カルディはなかなかお目にかかれなかったので、
これは嬉しい発見です。
カシスマスタードうどんや風一夜薬本舗の生姜飴ケッパー
マンゴペーストなどを購入。
カシスマスタードは色がとても綺麗です。
ドレッシングにしても面白そう。
【エル・トポ】
可愛い布地を買えず、銭湯で汗も流せず、
かなり落ち込み気味だったわたくしにトドメをさしたのは、
映画エル・トポでした。
締めが良ければ全て良しの精神で映画館に乗り込んだら、
チケットブースには『満席』の文字が。
終わった。
上映時間(20時半頃)に合わせて昼間から延々と歩いたのに。
映画の日(1,000円)に合わせて前売り券をあえて買わなかったのに。
精神的ダメージがとても大きく、呆然としながら帰宅しました。
一体何だったんだ1day。

2010年09月27日

思想とせんべい

時々訪れる神谷町のニルヴァナムアイスクリーム屋SOWAの鉄板コンビに、
新たな店が加わりました。
それは虎ノ門にある播磨屋本店のフリーカフェです。
新聞で『無料でおかきとお茶が楽しめるフリーカフェ』という記事を読みまして、
いくらなんでも虎ノ門で無料で飲み食いできる店なんてと思っていましたが、
本当でした。
正確には無料おかきはモラルの低い人間のおかげで有料になってはいるものの、
飲み物は無料です。
平日の昼間の客層は熟年層でごった返しており、
満席かと思ったけれども座れる余裕はありました。
まず店に入る前にスタバ風なロゴが見えまして、
道路に面したガラスの前の席の頭上には、
何やら横断幕が掲げられています。
そこでは何にも気づかずに中に入り、販売用のおせんべいを眺め、
お茶を手に取り座ると、ようやく何かおかしい事に気づきました。
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召喚しないと
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助けないと
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護ってもらわないと
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大至急古事記読まないと
このようなスローガンが四方の壁面の内、二面に掲げられておりました。
でも誰もそれを気に留める様子もなく、
お茶や珈琲を飲みながら友人同士でお喋りをしています。
うひょーうひょーと言いながら、
写真をバシバシ撮っているのはわたくしのみ。
店員さんもいたって普通の方々ばかり。
皆さんもう撮り終えたところかしら。
店内における妙なところはこのスローガン幕4枚と、
せんべいのパンフレットに混ざって、社長の理念が書かれたパンフ2部のみ。
後は普通のお店でした。
いや、あのスローガンのでかさですでに普通じゃないな。
ともあれ、おかきをいただきお茶を飲み、
スローガンの写真を撮り、社長の理念パンフをいただいて帰りました。
さてさてこの播磨屋。
幼稚園のお母様からおせんべいをいただいたことが、
この店を知るきっかけになりました。
そこにフリーカフェの記事。
お母様はフリーカフェは行ったことがないと仰っていたので、
これはパンフと一緒にいい土産話ができたと喜んだものです。
そのまま幼稚園にお迎えに行き、
別のお母様にパンフを見せたところ反応悪し。
「へ、へえー・・・」
見せる相手を間違えました。
そのパンフの内容から右っぽい話を思い出したらしく、
那須の戦争博物館って知ってる?恐くて入れなかったんだけど、
 まりちゃんなら行ったことあるんじゃないかと思って」
と言われました。
夫が行ったような話をしていたようなしてないような。
ちなみにわたくしは行ってません。
パンフの内容は、
HPの『じっくり味わい楽しむコース』の理念コースにびっしり書かれています。
つか、『ズバリおかきを買うコース』とに混ざって、
うっかりクリックしちゃう人続出じゃないですかね。これ。
せんべいを注文するつもりが、
社長の意思表明を見る羽目になりそうなこの作り。
興味がある方は、挨拶手紙世直し活動、白幕への緊急勧告
日本の尊い真使命をどうぞ。
白幕って初めて聞いた言葉です。
目下注目するところは、11月1日に開始される『千代田の風作戦』です。
以下HPからの引用です。

「千代田の風作戦」の核心を、一層強力にPRするために、環境先進国スウェーデンのボルボ社製大型トレーラーの新型車10台を街頭宣伝車にして、首都東京のメーンストリートを縦横無尽に走り回り、日本をたたき起こそうという空前絶後のビッグプロジェクトです。
巨大なトレーラーボディーの両側面に、地球グリーンカードメッセージを大書して、霞が関や永田町の住人たちの度肝を抜き、また社会や人々の、そして各種メディアの注目を一身に集めようという壮大無比な大計画です。

作戦内容はボルボのトレーラー10台に例のスローガンを貼り付けて、
中央区と千代田区中心に無期限且つ、年中無休運行するそうです。
作戦テーマ曲は中島みゆきの『地上の星』
これを流しながらパレードするそうです。
すでに公安に目をつけられてるだろうに。
大丈夫でしょうか。
この純粋なのか、それとも突き抜けちゃったのかよくわからない社長さんですが、
プロフィールを見ますと、かっこいいです。
ロマンスグレー。
経歴も順風満帆だったはずが、1994年に何か覚醒したようです。
きっとここから公安がモゴモゴ。
とまあ、社長さんの理念はアレですが、
おせんべいは美味しいですし、
そっち系のアレルギーがない方は、
話の種にフリーカフェに行ってみるのもいいかと思います。

2010年09月16日

吉原炎上

ジュリーの源氏物語を探しに近所のレンタル屋に行ったら、
お目当ての物は見つからず、代わりに吉原炎上を借りてきました。
こちらは子供の頃、よく日曜洋画劇場でやっておりましたが、
内容が内容だけに予告しか観たことがなく、
自分用TVがなかった時代には視聴は不可能でした。
予告だけで充分エロでしたし、
「監督、五社英雄」というナレーターが
何ともいえない凄味を増していましたっけ。
そんな18禁ものも今では堂々と見れるわけですから、
年を取るのも悪くはないものだなどとほくそ笑みながら、
DVDを手にした次第です。
友人もオススメのこの映画。
西川峰子姐さんの狂いっぷりが素晴らしいとのこと。
確かに観てみると、
名取裕子と二宮さよ子の濃厚な絡みのラストの
電球素手割りはちょっと笑えたくらいで、
峰子姐さんの
「ここ噛んでーーーーっ!!」
の絶叫が他のどのシーンよりも勝っていました。
あの発狂シーンをこれでもかというくらい
延々と演じていた峰子姐さんのおかげで縫い物もはかどりました。

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