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2006年03月24日

こぐま社40年の歩み展

3月26日まで11ぴきのねこシリーズこぐまちゃんシリーズでおなじみの
絵本の出版社・こぐま社が40周年記念として展示会を開催しています。
11ぴきのねこシリーズの大ファンとしては行かないわけにはまいりません。
ということで行って参りました。
場所は銀座の一等地。
身体改造写真展以来の久々の銀座です。
高級ショッピング街に出向くにあたってジーンズはやめ、
春らしい格好で赴きました。
早速このスカート着用です。
この素敵な展示会に1人で行くのは勿体ないと思い、
ここで書いたお母様とご子息を誘いました。
実はちょこちょこメールをやりとりするようになりまして、
先日は御宅にお邪魔するまでの仲に発展したのです。
夫には
「そろそろ何でも買いたくなる気分やろ?壷でも飾ってなかったか?」
と言われておりますが。
さてさて展示会の受付で記帳を済ませると、
5枚組のハガキセットを息子の分も入れて二組くださいました。
物を貰ってウキウキ気分で中に入ります。
展示物は、絵本作家の方からの40周年メッセージ、
今までの全ての出版物の実物年表、
原画、絵本の閲覧がありました。
わたくしのお目当ては、
11ぴきのねこマラソン大会の原画です。
この絵本はマラソン大会のスタートからゴールまでを、
一枚で描かれている絵巻絵本です。
絵本を開くと、折りたたまれた絵がズラーッと出てくるのです。
小学生の時にこの絵本に出会い、
以来このシリーズのファンなのです。
2001年に作者の馬場のぼる先生が亡くなられた時は、
わたくしは旅行中でして、ネット屋でその訃報を知りました。
もう新しいねこシリーズは見ることができないんだなーと、
悲しんだ覚えがあります。
そんな思い出の絵本の原画を見ることができようとは、
夢にも思いませんでした。
しかも息子と一緒に鑑賞です。
いつか息子にこの絵本を読み聞かせする日が来ると思いますが、
この原画を一緒に見た話もしようと思います。
絵本閲覧コーナーにたくさんの絵本があったので、
息子に見せようと思ったのですが、
靴を履いて歩き回る楽しさを覚えたらしく、
ちょろちょろ歩いてそれどころではございませんでした。
何度も転んでは立ち上がり、転んでは立ち上がり、
まるでゾンビのようです。
そんな珍獣を従えているため、
ゆっくり見ることはできませんでしたが、
素晴らしい絵本の数々に触れることができました。
絵本は大人が読んでも面白いのですね。
同行のお母様は11ぴきのねこを気に入り購入されました。
こぐま社からわたくしにキックバックが来るといいのですが。