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2010年02月22日

大穴人事決定

めまいの誘因が家に帰ると常に誰かがいることだけではなく、
どうも別の悩みが占めていたような気がします。
というのはその悩みについて決断した日から、
めまいが軽減したのです。
多少のふらつきは残っているけど、
高い戸棚の物も取れるし、頭を傾けてドライヤーもかけられるし、
寝起き時に世界が回らない。
めまいがしないって感動です。
素晴らしきこの世界。
神様も宇宙人もきっといるよ!
さてさて、その悩みというのは幼稚園の来年度の各委員決めでした。
うちの幼稚園は各クラスの役員だけでなく、
1人1委員をするくらいの役職があるのです。
中でも鬼門はバザー委員でした。
毎年10月に開催するバザーは母の会最大のイベントでして、
入園前にこの幼稚園に入園することを児童館などで話すと、
「あそこってバザーが大変なんでしょ?」
と百発百中言われてるくらい有名です。
実際バザー委員でなくともあれこれ手作りしたり、
バザー当日はものすごい忙しさでその夜は熟睡するくらいなのです。
そのバザー委員に来年度なりました。
一人っ子の母親でバザーも役員もしていない人ということで
ふるいに残ったわたくしが
更にバザー委員長をやることになりました。
うへえ。
うげえ。
来年度のバザー委員4人の中から委員長を決めなくてはいけなくて、
誰がその器に相応しいかをさざ波程度になすりつけあって、
誰かが「やるよ」と言わなければ、
未来永劫この気まずい状況が続きそうな中、
耐えられなくなったわたくしが「やるよ」と言ってしまいました。
根負け。
だめだなあ・・・。
やると言ったからには責務を全うするつもりでいたのですが、
今年度のバザー委員長からの引継ぎ時に、
あまりの仕事量の多さ(本番は10月なのにもう話し合いが始まった)、
資料の8cmという分厚さ、決定事項の多さに辟易してしまい、
先生からバザーに対する意見を聞かれた時にうっかり
「できれば何もしたくないです」
と言ってしまいました。
多分委員長としてあるまじき発言。
一瞬、その場がシーンとなっていたような。
これでわたくしの委員長としてのダメ度が決定づけられました。
この後、バザーに向けての講習会や手作り品のアイディアを聞かれても、
全く浮かんできません。
他の方のアイディアを聞くと、
子供を育て上げるまでの貯蓄術、子育て術などの講演会、
プリザーブドフラワー(知りませんでした)、
トールペインティング(知りませんでした)などのお教室的な講習会等、
次から次へと湧いて出てくるのです
圧倒されました。
それなのにわたくしは
幼稚園児を持つ母親としての視点からの講習会というものに
どれもこれもピンとこないのです。
皆さんが興味を示すものに、レーダーが反応しないのです。
母親としての自分はどこかおかしいのかもしれません。
幼稚園のお友達の御宅にお邪魔すると、
名づけ本、子育て論、子供はこう伸ばす的な本をよく見かけまして、
皆さん子供のことをよく考えていらっしゃるのねと思ったものですが、
その手の本を全く読んでいないわたくしとは、
こういうところで差が出てしまうのかと思ってみたり。
ずーっとバザーのことで悶々としていますが、
めまいがなくなったのは喜ばしいというお話です。