2009年11月02日

擬似家族

夫の実家から帰って来た息子の髪型が変わっていました。
いつも夫の母上が切ってくださるのですが、
それはそれは幼少時の夫の写真と瓜二つの髪型が出来上がってきます。
しかし今回はちょっと違いました。
短くなってはいるのですが、
いつものように耳の上でカクカクと段になっていません。
前髪から流れるようなラインです。
はて。どうしたのだろうか。
夕飯時に向かいに座った夫を見ると、
夫も髪を切っていることに気がつきました。
上海から帰ってきた時は板前カットだったはずなのに今回は違います。
なんと息子と同じ髪型です。
聞いてみると息子の髪は夫が切ったそうです。
ついでに自分の髪の毛も切ったそうです。
同じ顔で同じ髪型をしている親子が目の前にいるので、
食べているご飯を噴き出さないようにするのが精一杯でした。
更に、息子にはない顎ヒゲがついている夫は何かに似ていました。
考え考え、それが何なのかわかった時には腹を抱えて笑いました。
ひさうちみちおの『ヨセフ』という作品に出てくる
ヨセフでした。
不能のヨセフが妻マリアの妊娠に困惑し悩むという話なんですが、
そのヨセフに似ていました。
マリアが身篭っているのは後のキリストでして、
夫がヨセフというなら息子はキリスト。
そしてわたくしはマリアになるのですね。

2009年11月01日

看板に偽りあり

10分でできる南インド料理という本を図書館で借りました。
10分で南インド料理ができるって、
ライタくらいしか思いつかないんですけど、
もしかしたらこの本は目から鱗な料理が満載なのかもしれないと、
借りてみたわけです。
そしたらですよ。
書かれている手順のどれもこれも
「1時間マリネする」
「一晩水に漬ける」
「30分煮込む」
作業の一工程ですでに10分オーバーなんですわ。
10分でできるって貴方、
きょうの料理ですら『20分で晩ごはん』だってのに、
それを半分に短縮って、
煮る作業や豆を水に浸す行程があるインド料理には無謀なんじゃないかと。
どのあたりが10分でできるんだと問い詰めたいと思ったら、
著者はインド人でした。
おそらく日本の編集サイドが
勝手に『10分でできる』というタイトルにしたのでしょう。
何故なら彼女の料理紹介文に『10分』なんて言葉は出てきませんし、
この本を推薦するインド大使館員の推薦文にも
『10分』なんて出てきやしないのです。
数字に騙されることが多いインドでしたが、
今回ばかりは日本人に騙されました。
その他にも手順には書いてあるスパイスが材料には書かれていなかったりという
ミスも見られました。
それとチャナ豆とひよこ豆、ムングダールとダールムングというように
材料名に統一性がありません。
ある程度インド料理を知っている人なら
どのくらいの量のスパイスを入れるべきなのか、
これはどのような材料なのか検討がつきますが、
全くわからない人は大変困ると思います。
そういうような初めてインド料理を作りたいと思う人が
買うための本が料理本だと思うのですが。
とはいえ、ドーサ、イディヤッパム、ワダ、イドゥリ等の
南インド料理のレシピがたくさん書かれているので、
10分でできるということにこだわらなければ、
使えそうな本かもしれません。
実際10分でできるレシピはチャイくらいしかありませんでしたが。
図書館で借りた本でよかったです。

2009年10月27日

カレーリーフ3号4号

大森にあるケララの風のオーナーさんからカレーリーフの苗をいただきました。
せっかく大森まで行くのだから、
ミールスもしっかりがっつり食べてきました。

curry18.jpg
自分で作らなくても食べられるミールスっていいわ
相変わらず美味しいです。
何度食べてもうめえのなんの。
都内のあちらこちらでミールスや南インド料理を食べていますが、
毎日食べても飽きないものは、やはりここだと思います。
一番最初に訪れた時以来ミールスに出てこない
メルクペルティとエリセリが食べたいなあ。
そういえば少し前に麹町にある有名店でカレーをいただきましたが、
ラッサム以外は「あら?」という味でした。
これは私だけの感想かもしれないと思って黙っていましたが、
同行者3名とも同意見であることが発覚しました。
ラッサムは抜群に美味しかったです。
でも他のカレーが・・・・。
口コミの評判だけではなく、
自分の舌によるフィールドワークが大切だと痛感した出来事でした。
いつものようにミールス全種類のお替わりを頼むと、
オーナーの奥様から話しかけられました。
「今日はお1人なんですね」
え。
「いつもはどなたかといらっしゃってますよね」
これまではお替わりの要求くらいしか言葉を交わしたことがなかったのですが、
お店の方はしっかり覚えていていらっしゃるのです。
何だか嬉しくなって、更にガツガツ食べました。
もしかしたらかつての3回お替わりも覚えているのかしら。
ちょっと恥ずかしいです。
で、カレーリーフです。
芽を出した小さな苗を2株いただきまして、
我が家のカレーリーフチームに新入りが加わったわけですが、
もうね、家の中にカレーリーフちゃん達の冬を越させる場所がないんですわ。
1号2号はそれなりに高さがでてきてスチールラックに収まりませんし、
かといって観葉植物代わりに置けるようなスペースすらないのです。
貰ったはいいけど、この冬どうしようかと悩んでいる最中です。

2009年10月20日

万長ラーメンを手に入れるためのプロジェクト

つゆの素を買うために楽天を見ていて、
ふと、万長ラーメンも買おうと検索しました。
すると検索に引っかかりません。
ネットで唯一購入できた愛媛のレディ薬局が、
システム利用料がどんどん高くなる楽天から撤退したのかと思い、
レディ薬局のオンラインショップで探してみました。
こちらは在庫切れでした。
もしやご当地メニューブームに乗っかって、
Hahakoあたりの特集に載って大人気になったのか。
ついに時代が万長ラーメンに追いついたのか。
これはこれで嬉しいような悔しいような複雑な思いを抱いていますと、
実はそんな能天気な話ではなく、
製造会社の安葉製粉製麺が事業継続を断念し清算するため、
万長ラーメンがなくなるという危機を迎えていたのです。
詳しくはコチラ。
何ということでしょう。
あのケミカルラーメンの最高峰、
愛媛の(多分)ソウルフードの万長ラーメンがもう食べられなくなるなんて。
ニュースは3日の新聞記事です。
すでに2週間以上が経過しています。
おそらく地元の人はこのニュースを読むや否や、
近所のスーパーに駆け込んで買い占めたに違いありません。
と思ったら、やはりそうでした。
コチラとかコチラとか。
そりゃネットでも在庫がなくなるわけです。
そうだ。
東京にはせとうち旬彩館という素晴らしいアンテナショップがあるじゃないか。
ここは以前、万長ラーメンを10袋買った場所です。
ここならまだあるかもしれないと思い、
すぐさま電話をして在庫確認をしました。
ニュースを見てからここまで数分もかかっていません。
食べ物に関する瞬発力なら金メダルを貰えるだろうに。
えー、在庫なし。
はい、終了。
もうだめぽ。
もうあの万長ラーメンを味わうことはできません。
グルタミン酸ソーダー、イノシン酸のダブルパンチで虜にされたあのスープ。
ちゃんぽん麺のようなこしのある真っ直ぐな麺。
万長ラーメンの思い出だけで泣けてきました。
ついつい息子にも話して聞かせてしまいました。
「ママの大好きなラーメンがもう食べられないんだよ・・・」
「ラーメン?つけめんのお店?飴ちゃんくれるお店?いっぱいあるよ!」
近所には石を投げればラーメン屋に当たるくらいあるので、
息子にはこの悲しみは理解してもらえませんでした。
ここで、わたくしに万長ラーメンを教えてくれた友人にメールをしてみました。
友人もこのニュースには衝撃を受けるに違いないと思いましたが、
返信は、
「知ってる」
え?
知ってる?
知ってたなら教えてくれー!
知った時点で買い占められたかもしれないのにー!!
ネット市場にはもう出回っていないことをメールで告げると、
友人はすぐさま愛媛の実家に連絡を入れてくれ、
家族による探索で見つかり次第入手するという手を打ってくれました。
というわけで吉報を待っている最中です。
どうかもう一度万長ラーメンが食べられますように。

2009年10月05日

イラン人ごっこの会

府中の公園にて『イラン人ごっこの会』なるものが開催されました。
野外でピクニック、BBQなどをしながら、
シーシャを吸ったり、ナーンを食べたり、ナッツを食べたりして
一日中喋る会だそうです。
今回が5回目となるこの会に初めて参加してみました。
西荻窪の旅茶箱で会った方々もいらっしゃいまして、
それはまあ賑やかな集いとなりました。
以下画像です。

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本日のメイン・身長100cm、体重8.2kgのベイビーラム
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ベイビーラムの丸焼き
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数時間後、ベイビーラムちゃんもすっかりスリムに骨化しました
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鶏の丸焼き 香草詰め
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シーシャは吸ってるし、ベリーダンスをする人もいるし
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一体何人の集まりなのかしら
子供の参加者はいませんでしたが、
息子は隣のBBQのグループの子供達と仲良くなりまして、
最後には名前を呼び合いさようならをするまでになっていました。
子供の付き合いは垣根が低くていいなあ。
このイラン人ごっこの会で、
息子はウェルカム・コロンヤをお客様にふりかける
という重要な使命をおびていたのですが、
コロンヤを手渡そうとすると、
「やらない」
再三の要求にも断固拒否でしたよ、この幼児は。
「コロンヤでーす」と言いながら、
お客様の手にシャッシャとコロンヤを振りかけて、
ついでに愛想も振りまけば、
これからの人生、どこかで助けてくれる人がいるかもしれないっつーのに。
結局、わたくしが代理としてコロンヤをかけて回りましたが、
すでに食事が始まっていたため、
薔薇の香りのきついウェルカムコロンヤは数名で終了しました。
この日に出された食べ物は、
シロコロ、トルコのサラダ、ヨーグルトサラダ、
ナーン、チャパティ、フムス、なすのペースト、
色んなケバブ、羊の丸焼き、ラムシチュー、イランの肉と卵の煮込み、
トルコのスイーツ、月餅などなど。
結構酔っ払ってたので何を食べたのかあまり覚えていませんが、
とにかくお腹はいっぱいになってました。
で、メインの羊の丸焼きのお話です。
このベイビーラムの丸焼きのおかげで、わたくしの羊嫌いが克服されました。
臭み消しのきついスパイスもいらず、
シンプルに塩胡椒だけでいただきました。
これがうめえのなんのって。
だって全然臭くないんだもの。
むしろあばらの周りなんてミルキーでジューシーな味わいでした。
数少ないあばらを3本くらいしゃぶりました。
ああうまい。
羊の底力をようやく知りました。
このような素晴らしい会に誘ってくださったKさん、
どうもありがとうございました。
金ぴかニヤゾフたんの写真、待ってます。

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