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2005年03月17日

香ばしい親子

今日は、紀伊国屋へ行ってまいりました。
新刊チェックに行ったのですが、
現在連載中で買い続けているものといえば、
「多重人格探偵サイコ」くらいなもので、
「20世紀少年」や「鋼の錬金術師」など、
読みたくても購入は踏み止まっている状況です。
とりあえずは、漫★画太郎先生の「つっぱり桃太郎」はどうなったのか。
それだけが気がかりです。


さて、わたくしが漫★画太郎先生の漫画コーナーで興奮しているところ、
こんな会話が聞こえてきました。
「そうねえ。最近は悪いことばかりしてるから、今日は(指を2本出して)2冊ね」
「え~!(手をパーにして)5冊っ!」
「それは買いすぎよ~」
会話からは、漫画をおねだりした子供と、
根負けしたそのお母さんという図が想像されますが、
そうなると推定年齢は小学生と30~40代の母といったところでしょうか。
しかし、わたくしが実際に聞いた子供の声は、
声変わりしていました。
それも野太い声。
不思議に思い、声のする方へ視線を移しました。
そこにいたのは、見た目は30代。
でも実は20代前半とおぼしき、ぼさぼさ頭、眼鏡、小太り、
オサレな雑誌は読まずに、ファン○ードに走っちゃった男性が。
母親は50代くらいに見えますので、
夫婦ではなく親子と思われます。
いい年した息子に漫画を買い与える母親。
それをねだる息子。
昼食のカキフライ定食が、更に胃にもたれるのを確実に感じました。
今日の天気が余計鬱陶しく感じました。
湿度が上がったような気もしました。
そんな気持ちと相反して、
「今日も香ばしい人に会えた」
という喜びの感情もフツフツと湧いてきました。
その勢いで画太郎先生の本をまとめ買いすべきでした。
さらにファミ通も加えるべきでした。
店員に何と思われようと。

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コメント&トラックバック

だいぶ画太郎先生がお好きなようですね。
香ばしい親子のどこが香ばしいのか謎ですが(笑)、
いい年した息子が欲しがっている漫画が一体なんなのか気になります。息子がしている最近の悪いことも・・。
多重人格探偵サイコは僕も単行本買っていますが、
複雑なストーリーのくせに一冊出る間隔がめちゃ長いから、ストーリーを追えません。

>息子がしている最近の悪いことも・・。
引きこもってばかりで働かないとか。
サイコは、ストーリーが展開しすぎてわけわかりません。
一体誰が最初から存在する人格なのかとか、
もうコンラン卿。

お母さんと約束したファミコン時間を守らない、とか脱いだ服を洗濯機に入れないとかそんな理由もありえそうですよ。なんせ20代男に漫画を買い与える母親ですから。
原作の大塚英志氏はキャラクター小説の作り方なんて本も出して自論を語るくらいですから、サイコのこれからの収束のさせ方にとりあえず期待はしておるのですが・・・。
伊園若女(いその・わかめ)って!

もうね、あそこまで話が膨らんじゃったら、
新谷かおるの二の舞になりゃしないかと、
それだけが心配で。
1冊出るごとに1巻から読み直さなきゃいけない漫画って、
モンスターもそうかなあ。
20世紀少年もか。
ん?
「いそのわかな」では?

すいません、「わかな」でした。
ワカメは僕のひそかな願望です。

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