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2006年10月31日

井の中の蛙大海を知らず

今回ばかりはわたくしの惨敗でした。
心の底から反省する所存です。
平身低頭で謝罪します。
以前にもわたくしは、少しばかり漢字の読み書きが得意だと鼻にかけていた自信が
崩れ去っていったことがありました
が、
その原因の夫がなぜ漢字に強いのかという理由を、
ただ単に「漢字検定2級だから」ということ以外考えておりませんでした。
それがそもそも浅はかだったわけです。
というのは、「的を射る」と「的を得る」はどっちが正しいかみたいな話をしておりまして、
夫があーだこーだと説明してくれたので、
なぜそんなに国語ができるのか聞いてみたら、
高校の全国統一模試で現代文が5位だったと。
え。学年じゃなくて?
都内でもなくて?
わたくしはこの人の前で、何度「漢字ってさー」みたいな講釈を垂れたのだろう。
もしかしたら常日頃、「こいつの日本語間違っている」とか思われてたのでは。
このブログを読んで、誤字脱字を発見して「推敲しろや。コラ」と思っていたのでは。
『息子を美しい日本語で育てよう』というコンセプトは、
実はわたくしに向けられた言語矯正プログラムだったのでは。
冷水を浴びせられたような、顔から火が出るような、血の気が引くような、
そんな思いでいっぱいです。
尚、今回は反省している気持ちを表現するために、
慣用句をいつもより多用することで、
「国語力アップ目指しますよ」的な表現を、
わたくしなりに取ってみました。

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コメント&トラックバック

それでごく普通に
「天網恢恢疎而不漏」が出てくるわけですなぁ。
ヒーホー(<ハロウィンだったので。)

全国5位ですか。
それは、戦う相手を間違えましたね。
ってか、全国100位ぐらいでも凄いと思いますけど。

>『息子を美しい日本語で育てよう』というコンセプトは・・・。
じゃあさあ、「いとおかし」とか「・・・候」だとか「てふてふ」なんて昔の言葉はどうなっちゃったの?
”古典文法”が、ちょっとばかし得意だった(?)私にしてみれば、”今の言葉”もずーーーっと先には無くなっちゃうんじゃないか?と思っちゃいます。

北海道模試で現代文現役2位でしたが、
大学はどこも受かりませんでした。

雰囲気からして、国語得意そうでしたもの。。
日常で色々教えてもらえて得ですね。
家では昨日深夜3時、「飛行機はなぜ飛ぶか」についてとうとうと話して頂いたもさっぱりわからず。
でも、どうして飛ぶかってまだ解明されてないらしいですね。

>junkita
あの言葉を知らないと聞いた時の
夫の表情が忘れられません。
ヒーホー。
>レッツゴロー
相手がそんなに強いとは知りませんでしたよ。
人間わからないものですね。
>MASAさん
言葉はどんどん変化していきますから、
そのうち今の言葉も英語とか他の言葉とミックスして、
違うものになりそうですね。
>たま
現代文だけで受かる学部があるといいのに。
わたくし的には地理だけで受かる学部が欲しかったです。
>yuko
ベルヌーイの定理で問題解決だと思ってました。
違うのかー。

「こちらの方」
「方はいらない!!」
「お申し出くださいませ」
「なんで客のこっちが申しださなあかんねん!!申すは目上が目下に使う言葉じゃ!!!」
ってその昔会社の接遇教育で教わったこと思いだしたわ~~

追い討ちをかけるようで申し訳ありませんが
オレは全国模試の現国で2位を取った事があります。
えへんえへん。

旦那様には謎?がまだまだありそうですね。
私なんて漢字は全国下から5位ぐらいです。

>エレガンスッパッカーひろし
謙譲語と尊敬語と丁寧語の区別は、
社会に出たら使い分けられるようにしたいですね。
この分野も得意ですが、
とかいうとまたいちゃもんつけられるので、
この辺で。
>眉毛犬
それってメジャーな模試?
極局地的なものじゃなくて?
受験者数が100人じゃなくて?
冗談はさておき驚いてます。
本気と書いてマジで。
>くみくみ。
謎だらけですよ。
全部解明するのとサグラダファミリア完成、
どっちが早いかってくらいですよ。

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