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2008年08月02日

I LOVE 献血

わたくし、何を隠そう大の献血好きでございます。
以前働いていた職場が病院でして、
年に3回程献血バスが来た時に献血をしに行ったものです。
時々比重が低くて献血できない時もありましたが、
大抵400mlはデフォルトでした。
控えめに『200ml希望』と書いても、
「400mlお願いできますか?」
と高確率で言われます。
「いやー。今日はちょっと200ml使う予定があるんで」
みたいな理由しか思いつかず、
結局400mlを吸い取られておりました。
職場の同僚はいつも比重が低く事前検査で断られるため、
針の刺され損&血の取られ損が嫌で、献血をしないそうです。
「いいよね。血が濃くて」といつも言われてました。
そんなわたくしでも妊娠時は貧血になりました。
比較するとこんな感じです。

血色素量の女性の正常値 12~16g/dl
今回の献血時のわたくし  13g/dl
妊娠時のわたくし       9g/dl
普段の姉           14g/dl

実は姉も献血好きです。
一緒に献血に行ったこともあります。
血色素はいつも男性並みに濃いらしく、
比重が低くて断られた例がなかったらしいです。
多分。
いいよね。血が濃くて。
さて、長期の旅行をするようになってからは、
アフリカ行ってたことや南米に長くいたことなど、
献血条件にひっかかることが多かったため、
問診の時点でアウトになることが多かったのですが、
今回、事前にHPで献血条件の海外に関する項目を見ると、
無事全問クリアーしていることがわかりまして、
8年ぶりくらいの献血をすることにしました。
献血場所はどこにしようかと調べていると、
吉祥寺の献血ルームは毎週火曜日に無料託児があるとのこと。
丁度翌日が火曜日です。
これはもう行くしかないと。
翌日。
吉祥寺は去年井の頭公園に行って以来です。
今日は献血が目的なので、とっとと献血ルームに入ります。
ビルの四階にある献血ルーム入口横に、
託児ルームがありました。
広さは4畳半くらいでしょうか。
絵本、玩具、遊ぶ物はたくさんあります。
先客の子供が2人いて託児スタッフの女性と遊んでいました。
スタッフに献血に来たことを告げ、息子は玩具目がけて突進して行きました。
その後、問診&事前検査も問題なく、無事400ml献血をすることができました。
8年ぶりの献血は色々変わっていました。
・問診はタッチパネルで回答して、問診結果を自分でプリントアウトをする
・各献血ベッドにはTVがついていて、好きな番組が見れる
・献血手帳が献血カードになった
・手相占い、運勢占い、タロット・気学・手相・四柱推命の占いのサービスがある
・指圧サービスがある
・プリン、ヨーグルト、ドーナッツのいずれか一つが食べられる
占いサービスがあるってわたくし的にはあまり魅力じゃありませんが、
そういうのが好きな婦女子にはよろしいかと思われます。
どちらかといいますと指圧の方が実用的でいいです。
さてさて、献血の魅力って何だろうと考えましたら、
おそらく一般的には「人のためになるから」でしょうか。
自分の血液で誰かが助かるかもしれない。
最初はそんなことを思って献血に臨んでおりましたし、
臓器提供の意思表示カードも持っておりました。
しかし今ではそのような尊い思いは薄れ、
ただ単にお菓子やジュースを飲みたくて、
血液を対価として支払っているような気がしてきました。
何て安い人間なのでしょう。
それとも血を抜かれる行為が好きなのか。
ただの変態。どちらでしょうねえ。
とにかく、人様のためになるならば人体の一部提供は肯定的です。
血液と骨髄でしたら再生しますし。
でも脳死でない臓器提供は嫌です。
死んでないのに眼球を取られるのも嫌です。
当たり前ですが。
もしも綺麗に死ねたなら、角膜も臓器も誰かに使ってもらいたいです。
もしも綺麗じゃない死に方だったら、釣崎さんに美しく撮ってもらいたいです。