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2008年08月13日

火事だ!

夏の風物詩、灼熱地獄の台所で汗水垂らして夕飯の支度をしておりましたら、
「ボンッ!!」と爆発音のようなものが聞こえました。
はて何だろうと外を覗くと煙が見えます。
魚を焼いたような煙ではなく、大量の白い煙が風に乗ってこちらに向かってきます。
ガス爆発か??
大至急夫に知らせると、
いつもは待ち合わせの時間が過ぎようとも決して急がない夫が
小走りで玄関に行きました。
ドアを開けて外を見ると、白い煙ではなく濃灰色の煙に変化していました。
辺り一面煙で覆われています。
マンションの住民もわらわらと出てきて、煙に驚いています。
夫は外のテラスへ様子を見に、
わたくしは念のため119に電話を掛けました。
110には電話をしたことがありますが、119は初体験です。
119に繋がりました。
救急か消防どちらの用件かをまず尋ねられます。
消防と答えると、何が起きたのか、その場所はどこかを聞かれます。
すると我が家の向かいの家が火事で、消防が向かっているから、
安全なところに避難するよう言われました。
なぬ。
息子には決して外に出るなと言って、わたくしも玄関を出ました。
マンションのテラスから覗くと2階から火の手が上がっており、
煙の量も更に増えておりました。
何も見えないくらいの煙です。
あんなの吸ったらこっちが死ぬわ。
道路を挟んで向かいから有毒の煙が来てるというのに、
同じ階の方達はテラスにいます。
わたくしは恐ろしくなり、夫と家に戻り、
念のために貴重品を持って避難しようと提案しました。
ここにいたら煙は危険だし、こっちが延焼しないとは限らないですし、
何しろ小さな息子もいますから。
慌しく出入りをする親を見て、
何か不安を感じ取った息子は怯え始めました。
ここでようやく親が焦っちゃいかんと気づき、
煙が息子をなだめつつ、リュックに貴重品を詰めました。
財布、通帳関係をリュックに入れ、
あとPCは大切だから持っていかねばとあたふたしていると、
「そんなん持っていくな」
夫の一言。
えー。息子の写真も入ってるのにー。
○○○○の動画とか、××××の画像もたっぷり入ってる宝物なのにー。
でもPCが宝物なら、漫画コレクションも大切だし、
買ったばかりの洋服だって高かったし、それからそれから・・・。
持っていく物を欲張りすぎる、こういう人が避難し損ねるのだと思います。
ええ。わたくしですが。
結局金目の紙関係だけ持って行くことにしました。
タオルを塗らして、口と鼻に当て外に出ます。
煙がー。煙がー。
夫はまだ自分の貴重品をリュックに詰める作業をしていたので、
近所の住民宅で合流することにしました。
裏の階段を使って1階に下りると、ここにもマンションの住民がいました。
火の手は大分弱まったようですが、煙はまだまだです。
道路に出ると思ったより野次馬はいませんでしたが、
消防車が3台いて、消防隊の方が一生懸命消火活動をしていました。
人の家が焼ける様子と、それを見物している野次馬を見たくないので、
とっとと友人宅方面へ向かいました。
しかしいつまで立っても夫が合流しません。
電話をしても出ません。
まさか火の手が再び勢いづいてうちに燃え広がったんじゃ???
そんな考えが思い浮かんだら、ただただ心配で心配で心配で、
しつこく電話を掛けました。
そして何回目かにようやく出ました。
「あ。今うち。もう沈火したみたい」
だったら連絡しろよ。
それならそれで早く言えよ。
もう今まで何百回こんな目にあったんだろう。
そしてこれから何万回こんな目にあうんだろう。
こっちも火事になりかけました。
自宅に戻ろうとしたら、出火した家周辺は立ち入り禁止のテープが貼られていました。
近くにいたお巡りさんに家に帰りたいと告げると、
放水ホースがたくさんあるので危ないからと
入口までついてきてくれました。
もう煙はほとんど出ていません。
家全体を見ると、2階の雨戸が外に向かって膨らんだように折れ曲がっていまして、
そこが一番燃えた部屋のように見えます。
家の中は焼けましたが、不幸中の幸いで家人は外出中で無事だったようです。
それだけでも良かったです。
それにしても火事は恐いです。
数時間前まであった物が数分で灰になるのですから。
避難した話やPCのことなど、事の顛末を姉にメールしたら、
「臆病者だからねえ。マリ。さて明日は墓参りだ。面倒だー」
みたいな返信が来ました。
墓参りの時期ですね。

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墓に手を合わせ
「いただきます」
それから麗香へ。
肉焼そば・味噌そば・三種の冷菜
「ごちそうさまでした」合掌。

>悪魔
麗香行ったんですか。
その3品はパーフェクトな組み合わせです。

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