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2008年12月14日

まりっぺの腸内探訪

※お食事中の方は読まないでください。
おかげさまで気管支炎の具合も良くなりまして、
ようやく体調も回復するかに思われましたが、
気管支炎の薬を服用した頃から下痢が続いておりました。
最初は薬の副作用かと思ってましたが、
薬を飲み切っても治るどころか日に日に悪化し、
しまいには粘血便で日に10回トイレに駆け込む有様でした。
それでもジュリーのライブ中はトイレに行くこともなく、
これもジュリーパワーのおかげで治ったかしらと思っていたのですが、
ドームを出てすぐに腹痛に襲われ、
駅のホームで悶え苦しんでいる自分がいました。
そんな体を騙し騙しイベントの準備や温泉に行ったりしていましたが、
ふとした拍子に何やらむにょんと漏らしました。
慌ててトイレに駆け込むと、
臭いのない卵の白身に血が混ざっているものが出てました。
これはいかん。
粘血便が出たことよりも、
いい大人が外出中に漏らすという精神的ダメージが
わたくしを病院へ足を運ばせました。
近所の診療所で診てもらうと腸内カメラを勧められまして、
紹介状を書いてもらい国際医療センターへ向かいます。
消化器科の先生とお話しすると、
下痢が頻繁で痛みを伴っているとのことで
年末で混んでる予約のところを
緊急扱いで腸内カメラの予約を入れてくださいました。
この日は採血と尿検査で帰宅し、
翌々日大腸カメラを初体験しました。
カメラを入れるに当たって前日の夜からの断食と下剤の服用、
検査当日朝は2リットルの経口腸管洗浄剤(商品名:ムーベン)を
2時間かけて飲み干しました。
この経口腸管洗浄剤は姉曰く
「美味いよ。ポカリみたい。冷がおすすめ。」
「腹痛のない下痢、水様便意に感動するよ」
とのことでしたので、冷水でいただきましたが、
甘くて塩っぱくて妙なレモン味でポカリの足元にも及びません。
後者の腹痛のない下痢は確かにそうでした。
何度もトイレを往復するうちに、最後は水しか出ませんでした。
この爽快感は感動です。
浣腸プ(ry
場所は変わって内視鏡室です。
検査前に服を着替えます。
上半身は肌着のみになり、下半身の洋服と下着は脱ぎ、
臀部に穴の空いたディスポのパンツを履きます。
その上にワンピースを着て、ピアスやネックレスは全て外します。
そしてベッドの上に横たわり、マイナートランキライザーを注射し、
カメラの挿入開始です。
キシロカインゼリーを使っているのか挿入時の痛みはありません。
がしかし、奥に進むにつれて時々重い痛みが腹の奥底から走ります。
これは腹の中で胎児がキレのいいキックを放つ時に似ています。
S字結腸通過時が一番きつかったです。
思わず「痛い!」声が出てしまいましたが、
まあ耐えられる痛みではありました。
「1mくらい入りました」と言われ、
あらそんなに挿入したのねと少々恥ずかしくもありましたが、
腸の長さを改めて認識しました。
最初の痛みはほぼなくなり、モニターを見る余裕が生まれまして、
先生と話しながらカメラは腸の奥へ奥へと進みます。
腸の内容物はほぼ出きっているので、
時々ある水分はバキュームで吸い取られる程度で固形物はありません。
洗濯ホースの蛇腹のような腸は、
ホルモン屋で見かける綺麗な腸でした。
このまま焼いてレモンと塩で食べたらいけそうです。
小腸の方まで見ましたがポリープもなく、
カメラは出口へと戻っていきます。
するといつも張っている感覚のある左下腹部に差し掛かり、
そこにちょっと気になる斑点の箇所が出てきました。
その部分を青く染色して写真を撮り、
斑点部分の粘膜を摘まみ取り、生検に回すことになりました。
そこをプリントアウトしてもらったのでここでその画像を公開してみます。
イボなんて目じゃありません。
内面ヌード初公開です。


※グロ注意!(クリックで拡大)

染色後 ※グロ注意!(クリックで拡大)

別の箇所 ※グロ注意!(クリックで拡大)

染色後 ※グロ注意!(クリックで拡大)
「最近海外行かれました?」
と聞かれて直腸あたりの生検もしたところをみると、
細菌性腸炎を疑っているようです。
でも海外に行ったのは今年の1、2月ですから潜伏期間が長すぎますし、
かといって潰瘍性というわけでもなさそうです。
カメラでは診断確定になりませんでしたので、
後日検査結果を聞くことになりました。
しかしもう予約が一杯ということで年明けに持越しです。
というわけで悶々としたまま年末と新年を迎えることが決定です。
それまでは炎症を抑える薬と整腸剤の薬を毎日服用することになりました。
追記。
今回の件を姉に相談したところ、
「潰瘍性大腸炎は内服治療になり、回復が見られなかったり、
 劇症型だった場合は外科的治療になることも。
 大腸摘出ですね。
 さあ安心したか?余計心配になったか?」
安心するわけねーだろ。この鬼姉。
更に腸内カメラの画像をプリントアウトしたものを姉の夫に見せれば、
診断してやるという心強い意見がありまして、
プリントアウトしてもらいました。
そしてプリントアウトしたデータを姉に送ると、
姉の夫の診断は『腸炎』でした。
この一言で姉から診断料5,000円を請求されました。
悪魔は実在します。

2008年12月12日

お頼み申します

辛うじてTVチューナーの小さな画面でジュリーを拝めるのですが、
できれば大画面のハイビジョンでジュリーを見たいと思います。
そもそもBSなんて入りませんし。
誰か録画してくれたらとっても嬉しいのですが。

「人間60年 沢田研二スペシャル」
NHK総合 12月27日(土) 夜10:00~10:43
「沢田研二コンサート
 ~人間60年ジュリー祭り・LIVE in 東京ドーム~」
NHKBShi 12月28日(日) 夜10:30~11:59
NHKBS2 2009年1月9日(金) 夜9:00~10:29
ジュリーコレクションを作成中のわたくしに愛の手を。

2008年12月07日

キャー!ジュリー!!

ついに、ついにこの日を迎えました。
ジュリー祭りです。
ライブ1週間前まで残りのチケット1枚が余ったままで、
どうしようかと焦っていたところ、
「そろそろワシの出番かな」
と夫登場でチケットも捌けました。
友人二人と夫婦でライブに行くので、
息子は夫の実家に預けて、いざ東京ドームへ。
13時開場、15時開演という会社勤めの方には無理なプランに乗ってきた方々は、
圧倒的に50代,60代の女性が多く、
駅の改札口を出るとジュリー世代のおば様ばかり。
ドームの中もおば様達の熱気でムンムンしております。
アリーナ、1階はほぼ満席。
2階席はちょろちょろ空いていますが、9割方入っていたのではないでしょうか。
ジュリーのMCによると、この日の入場者数は3万人だそうです。
14:58に演奏が始まりました。
どうせ遅れるだろうと踏んでいたのですが、
以外や以外、時間前に始まりました。
インストが終わって歓声が聞こえたかと思うと、
ジュリーの登場です。
白い羽根飾りを頭にたくさんつけた酋長風衣装で登場です。
ジェロニモ?
えーと、曲がどーのこーの書いてるとキリがないので簡潔に書きます。
・ライブは2部構成になっておりまして、
 1部は90年以降の曲、ザ・タイガース時代、70年代前半の曲などが中心、
 25分の休憩を挟んでの2部は、ニューアルバムからの曲全部に
 所々レコ大レースに絡んでくる時期の名曲が入ってきました。
・『危険なふたり』を歌い始めたところで、
 隣の友人がキャーッと立ち上がりノリノリになったので、
 わたくしも立ち上がりました。
 ちなみにこの日はジュリーに会うので着物で行きました。
 2階席なんですけどね。
 見えないっつーの。
・『勝手にしやがれ』のサビの部分ではドーム全体が手を振ってました。
 圧巻。
・GSの『君だけにー♪』の部分で指を指すところで、おば様方黄色い悲鳴。
・ジュリーの音頭で『あなたに今夜はワインをふりかけ』をみんなで大合唱
・1曲歌い終わるごとに、
 「ありがとう。サンキュー。ありがとねー」
 と左右正面を向いて挨拶。
 これをほぼ毎曲やっていました。
 全国ツアーに付いて来る追っかけおば様達にキレたり、
 昔の曲を頑なに封印している意固地な印象しかなかったのですが、
 ジュリーって礼儀正しい人だったんですね。
・全部でチケットのお値段は8,000円。歌った曲数は80曲。
 よって1曲あたりの単価100円でした。
 ジュリー安いよ。安いよジュリー。
【まとめ】
年を取ったジュリーを見てショックを受けないようにあえて2階席を取りましたが、
その必要もないほどかっこいいジュリーでした。
そりゃ太ったし、年も取ってたるんだけれども、
一旦歌えば声は艶やか、
休憩はほとんどないまま歌い続けることのできるその声量、
どんなに走っても、踊っても、飛び跳ねても、
80曲目ですら声は枯れることはありませんでした。
そしてジュリーフェロモンは健在で、
ジュリーにしか出せない男の色気にやられました。
ああ、かっこいいよジュリー。
たまんねーぜちくしょう。
ジュリー祭りの後は毎日毎日youtubeでジュリー動画を漁っています。
おかげで息子も『勝手にしやがれ』を歌えるようになりました。
振り付けもできます。
我が家ではしばらくジュリーブームが続きそうです。
追記。
実はかなりのジュリー好きだったことが判明した夫。
ライブ中、90年以降の曲以外はほとんど口ずさんでました。
わたくし「この曲何?」
夫「佐野元春のカバーや」←即答
「じゃこの曲は?」
「これはソロになってからすぐの曲や」←当然のように
そして家ではジュリーのカセットを持っていました。
『SAWADA』
『SAWADA1』
『SAWADA2』
『SAWADA3』
4本も。そしてそのタイトルの付け方はどうよ。

2008年12月06日

ストレス発散法

イベントの準備や気管支炎及び下痢などの体調不良で
てんやわんやになっていましたら、
心の奥底に澱のようなものが少しずつ溜まってきまして、
それを人はストレスと呼ぶようです。
そのストレスなるものをどのようにすくい取るかは、
十人十色の方法があるわけでして、
わたくしの場合はそれを料理にぶつけるのです。
今週の怒涛の料理の数々は、
鶏の炊き込みご飯、豚汁、南瓜のサラダ、砂肝のコンフィ、
鶏肉のマーマレード煮、カオマンガイ、ベーグル12個、
洋梨クランブル、マンゴープリン。
これに加えてパンチェッタと、シードル用のりんご酵母の仕込みもしました。
クリスマス頃には両方とも仕上がりそうです。

2008年12月05日

今頃言うな

高田馬場駅前にあるライフリーという自然食品のお店から手紙が届きました。
封を開けると紙が一枚入っていました。
「ライフリーは11月30日をもって閉店いたしました。
 店名と社名を新たに麻布十番に移転します」
ライフリーはしばしばお世話になっておりまして、
ここでしか買えないめんつゆ、ポン酢があったので、
麻布十番なんぞに移転されると大変困るわけです。
ラーメン屋とカレー屋しかないジャンクフードの町・高田馬場では
貴重な自然食品の店だったのに、
よりによってナショナルスーパーやオーガニックレストラン、
マクロビオティックの店などは無数にあるであろう
麻布十番に行かなくてもいいじゃないかと思うわけです。
そんでもってライフリーのレストランの食事も大変美味しかったのに、
高田馬場のどこで玄米ご飯や有機野菜のカレーを食べればいいのかというわけです。
手紙が届いたのは12月2日。
近場でオーガニック物を取り扱う店がなくなった今、
オーガニック難民になりそうです。
ライフリーさん、閉店する前に教えて欲しかったです。

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