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2009年10月24日

ハロウィンパーティー

幼稚園がインフルエンザで休園になり、
いつ息子が発症するかひやひやしておりましたが、
何とか発症せずにハロウィンパーティーを迎えることになりました。
このパーティーは幼稚園のお母様が企画してくださいまして、
お住まいのマンションにあるキッチンスタジオで料理を作って、
家族同士わいわいやりましょうというものです。
広い広いキッチンスタジオの隣は広い広いキッズスペースでして、
ここには絵本、電車、車、ブロックなど、
児童館並みの品揃えのフリースペースです。
建物の詳細は書けませんが、
ここには手入れの行き届いた庭に面した
ガラス張りのキッチンスタジオとキッズスペースの他にも、
ライブラリーやベーカリー兼カフェスペースもあって、
東京って凄ーい。
まるでホテルのようです。
これなら雨が降って外に出られなくても、
子供もマンションで充分に遊べます。
建物の話はその辺にしておきまして、
この日はハロウィンパーティーです。
ということは仮装です。
子供達のためのハロウィンパーティーということはすっかり忘れて、
自分の仮装のことだけ考えていました。
どんな仮装にするか悩みましたが、
バケットヘッドは元ネタを誰も知らない可能性大ですし、
ミイラ男は子供が怯えるだろうし、
かといってナースもねえ。
結局、持ち寄る料理に合わせてマレーシアのおばちゃんに扮装しました。
イラン人ごっこの会と同じです。
他の方々はアバヤ1名、アフガン人1名(実は夫)、
ナース1名(実はわたくしの衣装)、
後の方々はネズミの耳やマスクの方がいらっしゃいました。
本日は砂肝カレーとチャパティ、フムスを持参しました。
そんなわたくしの料理など影が薄まるくらい、
様々な料理がテーブルに並びました。
ドロワット、きのこのクリームソースニョッキ、一口おにぎり、
南瓜グラタン、カプレーゼ、特盛りサラダ、煮豚、ラタトゥイユ、
チーズ、クラッカー、ローストビーフ、パンあれこれ、
シフォンケーキ、チーズケーキetc…
もっとあったと思いますが、調理しながら早々に飲んでいたので、
ちょっと記憶が欠けている部分があります。
お約束です。
この日一番のヒットはドロワットでした。
ドロワットをググると、別のドロワットばかり出てきますが、
この場合はエチオピアの料理ドロワットが正解です。
ドロワットとは鶏肉の辛いシチューです。
以前、某国で駐在していたというご夫婦がいらっしゃいまして、
その時のエリトリア人のメイドさんにドロワットを教えてもらったというので、
前々から食べたい食べたいとしつこいくらいにリクエストしていた成果でした。
大量の玉ねぎとバターを使うというこのドロワット。
懐かしい味でした。
8年前、エチオピアのゴンダールで食べたドロワットは、
辛くて辛くてひたすら辛いけど、
それ以上に玉ねぎとバターのコクがある美味しいシチューでした。
あまりに辛すぎて、
現地ではビールより高いミネラルウォーターがどんどん減り、
金の心配をした覚えがあります。
エチオピアでは両替と水と虫に苦労しましたので
こういうことばかりは覚えています。
両替といえば、売春宿に泊まった時に
そこで働いていたイエメン人に金を借りたことも思い出しました。
泣けてきます。
虫といえば、南京虫に全身160箇所を刺されたことも。
今となってもいい思い出のわけがありません。
話が逸れました。
そんな8年ぶりのドロワット、
美味しくて美味しくておかわりを2回もしてしまいした。
現地で食べた物よりも辛さがマイルドで大変食べやすく、
ご飯との相性も抜群でした。
どうもありがとうございました。
最初はおとなしく食べていた子供達は、
早々にキッズスペースに引き上げ、あちらはあちらで大盛り上がり。
キッチンスタジオでは酒を片手に大人達が大盛り上がり。
楽しい思い出となるパーティーになりました。
主催者のご夫婦に御礼申し上げます。

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