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2010年01月08日

薬師丸ひろ子コンサート

行ってまいりました。グランドプリンスホテル赤坂へ。
このホテルに足を踏み入れたことはないので普段を知りませんが、
この日ロビーが激混みだったのは薬師丸ひろ子コンサートのためなのでしょう。
年齢層は男性が多く、薬師丸世代ど真ん中の40歳代の方が多かったようです。
結婚式場に使われそうな会場に、椅子を並べたセッティングで、
場所はステージに向かって右端の一番前の列でした。
後方には報道カメラが何台もスタンバっていまして、
途中の映画トークが長そうな予感が的中しました。
さてさて、この日のセットリストはコチラ。

【セットリスト】
メインテーマ
少しだけやさしく
紳士同盟
探偵物語
ステキな恋の忘れ方
あなたを・もっと・知りたくて
メドレー:異邦人~カスバの女~時代
「今度は愛妻家」トークショー(豊川悦司・行定監督)
元気を出して
語りつぐ愛に
Woman”Wの悲劇”より
セーラー服と機関銃
アンコール :ふるさと(童謡)
メインテーマ(ピアノでスローバージョン)
聴きたかった曲が全部聴けました。
声は出さずとも、ずっと一緒に歌っていました。
当時、ベストテンで見ていたことを思い出しながら。
きっと会場に来ている他の方々も、
昔にタイムスリップして聴いていたのでしょう。
時代は変わっても、
見たり聴いたりするだけで音楽や映画はいつでも新鮮に蘇ります。
そしていつまでも愛されるのでしょう。
自分のしたことが世の中に形として残るということは、
なんとやりがいのある仕事なのでしょうか。
コンサートの後、カラオケに行きたくてたまりませんでした。
素晴らしいコンサートに接することができて、本当に良かったです。
どうもありがとうございました。
ここからはコンサートと関係ないお話です。
薬師丸ひろ子は作詞作曲編曲陣に大変恵まれていると思います。
来生たかお松本隆大瀧詠一南佳孝呉田軽穂
松任谷正隆大村雅朗などなど。
これらの名前を見てわたくしが思い当たったのは松田聖子でした。
聖子ちゃんの陣営とかなり被るのです。
例えば作詞作曲の組み合わせで見ると、
『探偵物語』の松本隆&大瀧詠一は、聖子ちゃんの『風立ちぬ』と一緒。
『メインテーマ』の松本隆&南佳孝は、
アルバムCandyに収録されている『モッキンバード』に『電話でデート』と一緒。
しかも編曲の大村雅朗まで同じ。
てゆーかこの組み合わせは最強トリオの一角。
『Woman”Wの悲劇”より』の松本隆&呉田軽穂&松任谷正隆は、
『渚のバルコニー』、『秘密の花園』、『赤いスイートピー』、『蒼いフォトグラフ』と一緒。
これも最強トリオ。やっぱユーミンって天才だと思います。
ひろ子にはあった筒美京平作曲が、
聖子ちゃんにはないところが不思議と言えば不思議です。
とはいえこれだけ被っているのなら、
ひろ子の曲を聖子ちゃんバージョンで、
もしくはその逆で聴いてみたいと思ったりしましたが、
聖子ちゃんの甘ったるい歌い方と、ひろ子の透明な歌声は全くの別物。
歌詞の世界観もバリバリのアイドルと、
映画の主題歌を歌う女優で違うような気もしますし。
ということでカバーなどは聴かない方がいいのかもしれないと思いました。
いや、聴きたいかも。

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