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2007年02月13日

VERY節

今月号のVERYもVERY節が絶好調ですね。
メイン特集は「厳選!春の“幸せ”トレンド」という普通なんですが、
その脇を占めるラインナップが突き抜けています。
・秋本祐希さんと考えた正解スタイル・・・卒園式では、もう一度「OL」になる?
卒園式の服装に正解と不正解があったとは。
我が家の正装・民族衣装はもってのほかですね。
・30代、パールは絶対「本物」で
どうしよう!持ってない!夫に読ませておねだりしなくちゃ!
・「私たちにはヴァラがある」
ヴァラって何?
・「無人島に持って行くなら、何を選びますか?」
 私が“一生使い続けたい”マスカラ大図鑑

無人島に持っていくなら、「納豆・干し芋・柿の種」の三種の神器だよ!
マスカラは腹の足しにならないし。
・オシャレなママの目印です
 今どき「バギー・トート」はゴヤールです

バギー・トートが何なのかさっぱりわからないけど、
とりあえず買わないと!
あらあら。今月は出費がかさむわね!
・「女同士でラーメン」には抵抗あるけど……
女同士どころか夜中に一人でラーメン食べに行ってますが何か?
・「一人の時間」を楽しむDVD
鬼畜大宴会で決まり。
・サロネーゼ「私のお稽古事」
サロネーゼって?
ああ、また難解な言葉が・・・。
25andsは世界の王室や貴族の特集もあるくらいの雲の上の内容の雑誌ですが、
VERYもそれなりの上流階級の暮らしを下々の者に見せつけるお手本の雑誌です。
わたくし的にはゴシップネタと同類の位置にあります。

2007年02月12日

バンコクSPA行脚~O2フェイシャルの巻

バンコク滞在で最後のを飾るのはO2 Facial Salonです。
排気ガスと紫外線で痛んだ肌を一皮剥き、
美しくなって帰国しようという計画で、最終日に持ってきたのです。
日本で受けたら高いと思われる高周波、クリスタルピーリング、
プラセンタパックがセットになった『ホワイトニングプラス』コースと、
鼻の黒ずみが気になっていたので、鼻パックを予約しました。
「最寄のBTSの駅からはとても歩いていける距離ではないので、
 タクシーを使いましょう」
とあるHPに書かれていたのですが歩きました。
帰りは更に遠回りをして、道草食いつつ歩きました。
このサロンは、1階がサリラーロムスパというスパで、
その2階がO2フェイシャルです。
入り口にはベンツやらBMWやら高級車がたくさん止まっています。
この日は日曜日だったので地元の人もたくさん来ていたようです。
今までのスパではほとんど他の客と交わることがなかったのですが、
ここでは次から次へと客が来ていました。
わたくし達以外はスパの方の客でした。
受付を済ませ、施術開始です。
今回のホワイトニングプラスコースは機械が一台しかないので、
二人一度に受けられず、1時間半で交替することになっていました。
姉が先に受けている間に、わたくしは本でも読みつつ待つことにしました。
この一軒家はかなり大きく、中庭もあれば、ティールームもあります。
きらびやかなインテリアも照明もないので、
落ち着いて待つことができます。
そして日本人のお客が多いのか、
日本の雑誌がたくさんありました。
VERYというセレクトから考えると、
駐在員の奥様が顧客に多いと思われます。
このVERYのおかげで1時間半が足りないくらいでした。
ある特集が「わたしのウェルカムスタイルはコレ!」みたいなタイトルでした。
ウェルカム服ってなんだよと思いながら読んでみると、
自宅にお客様をお迎えする時の服装や、おもてなしの料理のことでした。
自宅なのに皆さんお出かけするような格好でした。
おもてなしの料理もケータリングでした。
あえて自分で作らないのがセレブなのか。
母子一緒の写真が掲載されていたのですが、
全員が全員○○○○でした。(自主規制)
ファッション誌でこれだけ笑えるなら、
ファミ通を買わなくてもいいなと悟りました。
姉が鼻がツルツルになったと喜んで帰ってきたので、
次はわたくしの番です。
2階は1階とは打って変わってシンプルです。
シンプルと言うよりも無機質な感じです。
何もなさすぎでトイレもおしゃれでもなんでもありませんでした。
フロントは豪華だけど、部屋はお粗末な某ホテルのような感じです。
もう少し気を使っても良いのではないでしょうか。
ともあれベッドに横になります。
ここからはかなり大雑把に書きます。
クレンジングをして高周波を当てます。
ウィーンウィーン。
温かいです。
途中で鼻パックをして、鼻にも高周波をウィーンウィーン。
続いて、器具の先端から砂のようなものが肌に吹き付けられます。
ピーリングです。
やすりでこすられているような感覚です。
顔全部にくまなく吹き付けます。
その後、洗面台で顔を洗います。
この時わたくしは髪どめをしていなかったので、
顔を洗う時に大変邪魔でしたが、
施術者は特に何も用意せず、
また洗面台にも用意してありませんでした。
そして顔を拭くのにタオルがありませんでした。
何で拭くのか聞いたら、横においてあるティッシュでした。
えー。ひどい。
ブツブツ文句を言いながらも洗い上がった肌を触ると、
ツルツルのピカピカでした。
何これ。
陶器みたいにスベスベマンジュウガニ。
感動の一瞬でした。
最後はプラセンタパックです。
プラセンタとは胎盤由来の物質でして、
美容効果や疲労回復の効果があるそうです。
プラセンタパックをされながら、
出産前に夫と「胎盤を食べるか食べないか」で揉めたことを思い出しました。
夫はタッパーに入れて持ち帰り、刺身やその他の調理法で食らうことを考えていたようです。
客人にも振舞うとか何とか言ってましたっけ。
以上でコースは終了です。
再び肌を触りました。
吸い付くようなもっちり感です。
鏡を見ると、鼻の毛穴の黒ずみがなくなっていました。
オイルでマッサージしても、スクラブしても取れなかった黒ずみが、
プロの手にかかればこんなに綺麗になるとは。
姉共々大満足の仕上がりでした。
姉を待っていた間にお茶が出なかったことなんて、
どこかに吹き飛んでしまいました。
・・・以上でバンコクSPA行脚を終了です。
いつにない長文を読んでいただき感謝いたします。

2007年02月11日

異臭騒動

沖縄から帰って参りました。
沖縄の話はバンコクの話の後にまた書きますので、
しばしお待ちください。
さてお話は、羽田からの帰る途中での出来事です。
品川から山手線に乗り込むと、異臭がしました。
チーズというかすえた臭いというか。
クミンで話題になったあの臭いとは少し違います。
アンモニア系も入っているような気もします。
ルワンダで嗅いだ死臭にも少し似ているような。
とにかく臭いんです。
何か臭うと思いながらも、空いている席へと移動し座りました。
すると、さらに臭いがきつくなりました。
臭いの元凶が目の前にいました。
見るからにお風呂に何ヶ月も入っていない風貌の人が
わたくし達の対面に座っていました。
この席が空いているのも頷けます。
昼間の太陽で暖かい車内で、その人はぐっすり寝ていました。
あまりの臭さに「ココは無理」と判断し、
すぐ隣の車両へ移りました。
もちろんしっかりドアも閉めました。
「すごい臭いねえ。どうりであの席が空いてるわけだよ」
「日光で温められて更に臭いが拡散しているな」
「渋谷と新宿あたりで人がたくさん乗ってきた時が見物だね」
というような会話を交わしていると次の駅に着きました。
何も知らない人が隣の車両に乗り込んできます。
近くに座ったものの、あまりの臭いにこちらの車両に移る人。
おもむろにマフラーを鼻まで上げる人。
臭いの元凶を探そうと周りを見回すカップル。
鼻をつまみながら乗り込むおばさん。
車内が混雑する渋谷になっても、その人の周りに座る人はいません。
近くに立っている乗客は背を向けています。
そしてこちらの車両に移動する度に、
わたくし達のすぐ傍のドアが開け放たれ、
それと同時に刺激臭が漂ってきます。
気が利く人は閉めてくれるのですが、
大急ぎで臭いから逃れたがっている人は、
勢いよく開けたまま遥か彼方へと逃亡してしまいます。
そしてドアが開いたまま電車が動き始めると、
空気が後方へと動くので、モロに臭いが直撃してしまいます。
それを防ぐため、素早くドアを閉めるわたくし達。
ファブリーズや「トイレその後に」を撒き散らしたい気分でした。
恐るべし生物兵器。

2007年02月06日

初めての沖縄

バンコクから帰ってきたばかりですが今日から沖縄行ってきます。
初めての沖縄です。
とても楽しみですが、まだ何も準備していません。
バンコクへはビニール袋で完結するくらいの身軽でいきましたが、
今日からはすんごい荷物になりそうです。
どうしてだろう。
というわけで、まだあるのかと言われているスパの続きと、
バンコクのグロ系話、その他のバンコクネタは、
帰ってきたら書きますのでしばしお待ちを。
それでは皆様ごきげんよう。

2007年02月05日

バンコクSPA行脚~Siri Giriya Spaの巻

4軒目はSiri Giriya Spaです。
Myth of Beautyという6時間のロングコースを選びました。
ハイドロハーバルテラピー、ヘアースパ、ハンド&フットスパ、
ボディスクラブ、ホットソルトクレイポットによるボディコンプレス、
SIRIスリミングマッサージ、リフレッシュメント、軽食、
ハーバルフェイシャルコンプレス、
ヘアーセッティング(ヘアードライ、マニキュア、ペディキュア)
盛り沢山のメニューで二人とも楽しみにしておりました。
ロイヤルのリベンジなるか、といったところです。
庭も家も狭いながらも、
窓が開け放たれ開放感でいっぱいです。
スタッフが笑顔で迎えてくれました。
幸先が良い感じです。
お茶を飲みながら、予約メニューの確認をしました。
すると、わたくし達の選んだコースよりも
少ないメニュー内容のコースが書かれたものを提示され、
もしここにハンド&フットスパをプラスするならあと600Bが必要と言われました。
わたくしの手持ちのバウチャーにはメニュー内容までは書かれていなく、
コース名が書いてあるのみです。
しかしハンド&フットスパは予約メニューに含まれていることを
昨晩の内に確認済みなので、全て込みで予約してあることを告げ、
予約代理店に電話して確認してもらうことにしました。
予約代理店のHPにメニュー内容が書かれているのですが、
日本語なのでスタッフに確認させようがないのです。
電話が繋がると、代理店事の顛末を説明しスタッフと替わりました。
するとスタッフもようやく納得し予約時の内容でOKと相成りました。
実はメニューの内容を覚えていたのはたまたまだったため、
メニュー内容の食い違いを発見できたようなもので、
昨晩チェックを怠っていたら、ハンド&フットスパはないまま
施術を受けることになっていたと思います。
くわばらくわばら。
気を取り直して、部屋へと案内されます。
今日も姉と一緒のツインルームで施術を受けます。
部屋は昨日のロイヤルとは大違いで、
無駄な照明が一切ない空間で、
わたくしの大好きなモダンなアジアのインテリアです。
金ピカでなくてホッとしました。
窓の外には天井から水が流れるようになっており、
水の流れる音が絶えず聞こえてきます。
ベッドが二つ、その間に小さなドレッサーと洗面台、
大きな鏡の後ろに洋服をかけられるようになっていて、
外観を損ねない工夫がなされています。
白いバスタブにスチームブースもあります。
まずはハイドロハーバルテラピーです。
薬草の匂いのするバスタブに入ります。
銭湯の薬草湯っぽい感じです。
お湯はかなりぬるめですが。
セラピストは片言の英語ですが、
にこやかで無駄話もせず良い印象です。
「こりゃあ、なかなかDIVANAだねー」
姉と話します。
ロイヤルと同じく一つのバスタブに一緒に放り込まれいているのに、
あまり文句が出ないのはその他の対応が良いからでしょう。
浸かりながらタオルで体をゴシゴシ洗ってもらいました。
普段から手だけで体を洗うわたくしには、
固めのタオルでこすられるのは刺激的でした。
お湯につかりながら、ヘアースパの開始です。
てっきりバリ島で受けたようなアボカドクリームを塗り塗りしてマッサージする
ヘアクリームスパかと思ったら、
単なるシャンプー&トリートメントでした。
人にやってもらうシャンプーは大変気持ちが良いもので、
それなりに満足しましたが、
これならその辺の美容室で200Bでブローとシャンプー込みのカットの方が
いいような気もしました。
まあスパでやることに意義があるのかもしれませんが。
雰囲気に金払ってるんだし。
お次はボディスクラブです。
昨日と同じく忙しない系の速さですが気持ち良いです。
これとハンド&フットスパの記憶が抜け落ちています。
気が付いたら、再びお風呂へ連れて行かれていました。
これが良くなかった。
一番最初に入ったお湯のままでぬるいのなんのって。
だいぶ時間が立っているから寒いってのに。
これならシャワーブースでシャワーを浴びた方が良かったです。
でも入りながらフルーツとお茶のサービスがあり少し挽回しました。
しかしこのお風呂の印象を覆すくらい、
ホットソルトのボディコンプレスは最高に気持ちよいものでした。
これまでのスパの中で一番気持ちの良いメニューと言っても過言ではありません。
うつむいての施術のため何を使っていたのかはわかりませんが、
温めた塩の塊を体に押し当てるのです。
押し当てられた部分はじんわりじんわり温かくなり、
凝り固まっていた患部がほぐれていくような感覚です。
極楽極楽ー。
でも一番最後に背中に当てられた時、
思いっきり押し当てられて思わず「あちー!」と叫びました。
全身に塩を押し当てられたら、体もポカポカしてきました。
続いてスリミングマッサージです。
強めのマッサージに「うっうぅっ」と声ももれていまいます。
スリミングなだけに脂肪を揉み解すことに心血を注いでいるような強さです。
ここら辺も記憶がありません。
いつしか寝てました。
フェイシャルはバラの香りの化粧水を使っていました。
後で見たらコスメはジュリークを使用していました。
憧れのジュリークでふんだんに使いケアしてもらって感激です。
ポイントアップな出来事でした。
フェイシャルでも寝てしまいました。
寝てばかりのメニューでした。
それくらい気持ちよいものだったということでご勘弁を。
マッサージの終了を告げられたのは終了予定時間の1時間半前でした。
この後残っているメニューは、
軽食、ヘアーセッティング、マニキュア、ペディキュアです。
テラスでジュースとサラダの軽食をつまみながら、
塩のホットマッサージについて話し合いました。
食べ終えると、日傘を差し出され「ついてきてください」と言われました。
ほう。このスパには離れもあるのかと思い、
歩いていったその先は2軒隣の美容室でした。
普通の美容室です。
その辺にある美容室です。
まさかここでヘアーセッティングじゃないよね。
マニキュアもここじゃないよね。
違うと言ってくれ。
間違ったと言ってくれ。
心の叫びもむなしく、ここでケアすることは決定していました。
何だよこれ。
スパのメニューに書いてあるなら、
当然スパ内で受けるもんだと思うだろうが。
誰がレストランのメニューで注文したものが、
外の屋台から届けられると予想するんだよ。
そんな万馬券当てられるかよ。
金返せ。
でももう後戻りはできません。
ここで文句言いたくとも、英語のできるスタッフはスパへ戻ってしまい、
残されたのはタイ語オンリーの美容室のお姉ちゃんと、
スパから来た姉担当のセラピストだけです。
仕方なくされるがままケアの開始です。
椅子に座りながら、
わたくしは美容室のお姉ちゃん、
姉はセラピストにネイルケアを受けます。
ここはスパではなく町の美容室です。
当然二人とも喋りまくりです。
スパでは無言で微笑んでいたセラピストも、
人が変わったように喋っています。
すんごい適当に爪に何かを塗り、爪の表面を削っていきます。
その後甘皮をケアし、爪の形を整え、爪周辺の皮を切り落とし、
マニキュア2度塗り→トップコートで終了です。
これを足にもやります。
わたくしの担当のお姉ちゃんは本業だけあって、
素早い作業でとても上手です。
ネイルケアを受けたのは初めてですが、
思ったよりもきれいに仕上がっていました。
喋っていても手を動かすタイプで助かりました。
髪のセットもさらさらストレートにしてくれました。
姉の担当のセラピストはネイルは専門外のようで、
ゆっくりゆっくり作業していました。
わたくしの方が髪のセットまで終えてしまい時間がなくなったのか、
トップコートは塗られなかったそうです。
適当だな。
そしてヘアーセッティングでも可哀想でした。
姉の髪の毛は放っておくと広がってしまう髪質で、
スパで洗いっぱなしだったため、
広がり予防の帽子を取ったら爆発していました。
お姉ちゃんも笑っています。
多分セラピストと
「すんごい髪だねー。爆発してるよ。まじすげー。マジうける。」
とかいう会話をしていたと思われます。
それでもそこはプロの腕の見せ所。
ヘアーアイロンとブローでさらさらストレートになりました。
これには姉も喜んでおりました。
仕上がりには満足したものの、
スパ外でのケアが腑に落ちないままコースは終了しました。
トータルで見れば満足のいく内容だと思います。
ヘアケアとネイルケアのついてないコースにすれば、
ここはお勧めです。
帰国後、予約代理店には、
予約バウチャーにコース内容の英語表記での内容記入を要望しました。
それとスパ外での施術内容にも触れ、
もしスパ外での施術だと知っていたら予約しなかった旨も書き添え、
メールを出しました。
返信が来ました。
代理店の方でも契約内容と食い違いが起きるとは想定していなかったそうで、
これからは英語のメニューも記載するそうです。
そして例の美容室の話は、寝耳に水だったそうです。
これまで誰もそのコースを受けていなかったのか、
もしくは誰も文句を言わなかったのかどちらかはわかりませんが、
これからスパ側と検討しもう一度メールをするそうです。
予約代理店から、
こんなに丁寧に謝罪のメールが来るとは思っていませんでした。
代理店が悪いわけではないのに。
今回この代理店を通じて4軒のスパを予約し、
すでに20%OFFとか10%OFFになっているところをさらに値切ったわたくしですが、
代理店はスパ側からのキックバックの中から値引きしてくれました。
何て素敵な代理店なんでしょう。
出産費用を値切った夫を見習ってよかったと思いました。

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