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2007年12月06日

凧揚げ

平和の森公園へ行った時のことです。
ここは友人のお勧めがあり訪れたのですが、
広い芝生の上で開放感に溢れているのが売りですが、
その広さを使って、1人のおじさんが凧揚げをしていました。
タコ糸を引いたり緩めたりしながら、凧が青空をぐんぐん上昇していきます。
あっという間に小さくなった凧を見ながら、息子は大喜びです。
わたくしも懐かしい凧揚げを見て大興奮です。
ほとんどの時間空を見上げていました。
凧揚げを終えたおじさんと少し話をしてみると、
おじさんの故郷・長崎の凧を使っていて、
コチラのサイトの日一というものでした。
長崎の凧は尻尾が付いていないのが特徴だそうです。
凧の構造と操作方法を簡単に説明してくれました。
おじさんの凧は大きく、飛ばすときも補助の人が必要です。
そして操るタコ糸もとても長く、ビル10階以上の高さまで必要です。
ですから、凧揚げが終わると、長いタコ糸を巻くためにとても時間がかかるのです。
おじさんが広場の端の茂みに凧を置いて、
反対側の広場の端から一生懸命タコ糸を巻いているおじさん。
その凧を近くにいた子供達が掴んで投げました。
「その凧はおじさんの大切な凧だから触っちゃいかんよ。置いてね」
優しくわたくしが注意すると、悪びれた様子もなく更にタコ糸を踏みます。
「タコ糸踏むな!降りろ!」
更に大声で命令口調のわたくしが注意すると、
近くにいた母親集団も注意を始めました。
親がいてもいなくても、
周りの大人はしっかり注意しないといけないと思っているので、
こんな行動に出ましたが、
後で母親集団に「何?あの人?」と思われていたかもしれません。
まあいいけど。
凧について調べていたら、凧の博物館が洋食の有名店・たいめいけんの5階にあることがわかりました。
たいめいけんの初代が日本凧の会会長でもあったことが縁となっているそうです。