2013年05月15日

残念なロールケーキ

ツイートもブログも食べ物画像ばかりですが、
自作の料理も力を入れたものを日々作り続けているわけではなく、
手抜きもします。
帰りが遅くてスーパーの餃子を焼いたり、惣菜を買ったりもします。
上手く出来た時だけ画像をアップしているのであって、
毎日豪勢というわけではございません。
そして全ての料理が成功しているわけでもございません。
初挑戦してみたロールケーキなんて惨敗でした。
見るも無残です。
だってロールはロールでも丸くロールにならず、
三角形になったんですもの。
もう見た目がタイの三角枕にしか見えないという奇跡が起こりました。

これが三角枕
food322.jpg
ロールケーキになろうと頑張ったけど駄目だった実例
レシピによりますと、最初の巻きを手前にぐっと寄せて、
残りはふわっと転がすようにすると勝手に丸くなるらしいです。
わたくしもそのようにしたつもりでしたが、
いかんせん生地を焼きすぎてしまい、硬い生地なものですから、
それを巻こうとしてもふわっとはならず、カクカクと角ばるのです。
そうしましたら最初の巻きの時点で、
すでにシートが出ている状態の三角枕そっくりなんですわ。
それをすっかり巻き上げたら立派な三角枕の出来上がり。
以上、食べられる三角枕の作り方でした。

2013年04月25日

代官山T-SITE

代官山にT-SITEができてから、訪れやすくなりました。
T-SITEとは何ぞや。
TUTAYAの入っている複合施設のことです。
でもってT-SITEはオシャレピープルの間ではホットなデートスポットらしいです。
打っていて鳥肌が立ちました。
『たまたま代官山にあるだけでネーミングもオサレに変えてみたけど
 中身はやっぱりTUTAYAだよね』
というお前何様的な意識で代官山を闊歩できるようになったのも
T-SITEのおかげです。
ありがとうございます。
とか言いながらもT-SITEの何が良いかといいますと、
料理本の充実っぷりです。
日本の料理本は勿論のこと、洋書の品揃えも中々のものです。
中々って。またここでも何様発言。
つまり料理研究家や芸能人の料理本だけではなく、
柴田書店発行の専門書や外国の専門書、料理雑誌もあるのです。
おかげさまでここでわたくしもレバノン料理の洋書を買ったわけですが。
それからテーマを設けて本以外の関連商品も販売するフェア開催とか、
食にこだわりすぎて食材販売まで始めたりとか、
色々やっています。
ということは、気になる本を読んでこれ美味しそうだから作ってみようかな。
あ、食器もあるから一緒に買っちゃえ。
え、鰹節も売ってるんじゃん。よし買おう。
みたいな流れも可能なわけです。
実際ローズベーカリーフェアを見て、
8,000円前後の鉄瓶を買うかというとわたくしには無理難題ですが、
代官山に集うオサレピープルの経済的背景を考えますとおそらく買っちゃうよね。
さて、お菓子本コーナーを見ておりますと、
ここのすぐ近所にあるイル・プルー・シュル・ラ・セーヌの本が置いてありました。
イルプルーと言えば、オーナーパティシエの弓田氏のキャラクターが
良くも悪くも際立って有名でありますが、
ここのお菓子は美味しいです。
特に塩味のクッキーは、
クッキーランキングの中でベスト3に入るくらい大好きです。
そんなイルプルーで売られているお菓子類を網羅したレシピ本・
『贈られるお菓子に真実の幸せを添えたい 孤高の味わいを作り上げた心の歴史とともに』のお値段は8190円。
弓田ファンなら聞き覚えのあるフレーズ
『真実』、『本当』、『本物』、『孤高』が随所に散りばめられたコチラの本。
もうタイトルからビンビン伝わってまいります。
「俺以外の奴等はみんなカス」というイングヴェイの名台詞が頭をかすめつつ。
つかタイトル長すぎ。検索するのも面倒くさい。
何とかして。
それにしても8190円はちょっと高いんじゃないかしらと思うわけであります。
だってパティシエ界の重鎮・オーボンヴュータンの河田勝彦氏の
『古くて新しいフランス菓子』は4200円なのですから。
まあ河田氏の本よりも40P程多くて、レシピも多いし、
DVD付だから仕方がないのかな。
でも鉄瓶と同じくほいほい気軽に買えません。
そんな小市民のわたくしでも居心地の良いT-SITE通いはまだ続きます。

2013年04月24日

もったいないを形にする仕事

見切り品。
何て魅力的な言葉でしょうか。
まだ食べられるけどのに賞味期限が近いからって
底値で売る心意気ごと買っちゃいますよ。
今回はそんな見切り品、訳ありにまつわるお話です。
【ターブルOGINO】

予約の取れないフレンチと評判のオギノの二号店です。
こちらは本店とは違い、イートイン&テイクアウト可能なカジュアルスタイルのお店です。
お店のコンセプトは規格外や訳ありの食材を生かして、
生産者と消費者を繋いでいこうというものです。
おそらく野菜などは形がいびつで売れないとか色々あるのでしょうね。
魚も大きさが違うと値がつかないから箱売りとかありますしね。
そういうものを仕入れて調理し販売しているようです。
1階が販売、テイクアウトスペース、2階がカフェスペースになっています。
店内にはキッシュ、マフィン、ローストチキンなどの美味しそうなものが
所狭しと並べられています。
イートインでどれを食べようか迷っていると、
店員さんが注文方法を教えてくれました。
問診表のようになったメニュー&注文リストにチェックを入れて会計すると、
2階まで運んでくれるのだそうです。
お値段は2品で¥890、3品で¥1,150、4品で¥1,350。
これにフォカッチャか白米か玄米と、ドリンク付きになります。
このお値段でフレンチが楽しめるならお得ということに他なりません。
選んだのはコチラ。

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オギノ名物パテ・ド・カンパーニュとラタトゥイユ
網脂ではない脂にきれいに包まれたパテ。
しっとりなめらかです。
もっと塊がたくさん入ったごつごつしたイメージでしたが、
上品な味わいでした。
大変美味しゅうございます。
ラタトゥイユはしっかりひやしてあって、
前菜にぴったりです。
欲張らずに2品+フォカッチャにしておけばよかったとやや後悔しました。
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鹿肉のカレーと玄米
カレーの文字を見ると即頼んでしまうこの反射神経の良さが
ここでも発揮されました。
しなくていいのに。
鹿肉のカレーの評価よりも、玄米の美味しさに驚きました。
もっちもちです。もっちもち。
噛み締めるたび口の中でプチプチ言います。
何これ超美味しい。今日から玄米にする。
そう決意させるくらい揺さぶられた我が家の米びつには、
先週送られたばかりの白米10kgがぎっしりだったりします。
いや、ここすごいですよ。
普段の食卓を少し彩りたい時や、ちょっとしたパーティーのお持たせ、
訪問時のお土産に使い勝手が非常に良いと思います。
お値段も手の届く範囲なところが嬉しいです。
近所にこういう店があったらなーと思わせるお店でした。
ご馳走様でした。
【ルピシア・ボンマルシェ】
たまたま通りがかって覗いたら、全ての商品が安売りしていたこちらのお店は、
お茶で有名なルピシアが母体でした。
こちらも賞味期限が近いものや、
品質に問題はないけど訳ありの商品を販売しています。
ターブルオギノと同じようなコンセプトです。
ルピシアのお茶以外にも輸入食材店で見かけるような食材がたくさん置いてあります。
でもどれも20%~70%OFFくらいになっています。
完熟マンゴー烏龍とシェラザードを買いました。
ルピシアが安く買えるのはありがたことです。
2店に共通するのは『もったいない』という感覚です。
まだ食べられる、使える食材をこのような形で利用し還元することは、
年間数万トンも捨てられる食材を減らし、
生産者と消費者、加工業者のバランスをより良くするためのものだと
見切り品が大好物のわたくしは確信しました。

2013年02月27日

甲府のOUT SIDER

甲府に新しいブルワリーパブができたと聞いたのは去年でした。
都内のビアバーで何度かいただきましたが、
やはり醸造所で飲んでみたいと思いまして行ってまいりました。
行先は甲府駅近くにあるOutsider Brewingです。
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甲府駅から徒歩10分くらいかな
1階が醸造所、2階がHops&Herbsというになっています。
土日は醸造はお休みということですので、
早速ビールを飲みに2階へ参ります。
2階が醸造所という所でお店の佇まいが何となく沼津のタップルームに似ている気がしました。
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フランダーズ・ベルジャン・ホワイト
他にもIPAとトリペルをいただきました。
はい。美味しいです。
博石館ビールといわて蔵で醸造されていた方が醸造長さんです。
それにしてもトリペルがすんごく美味しゅうございました。
マンゴーのような芳醇な香りのビールです。
こってり系のベルギービールは苦手ですが、
このトリペルの香りと味には降参します。
東京でもこれが飲める所はあるかしら。
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上のカリカリが美味しいサラダ
甲府名物・ほうとうを使ったパスタも美味しゅうございました。
ビールは美味しいし料理も満足できますし、
こういう店が近くにあると普段使いできていいなあ。
店内は勿論禁煙です。
飲食店全店禁煙の法律ができたらいいのになあ。

2013年02月12日

輝け!第2回肉欲女子会

第2回肉欲女子会が開催されました。
第1回目はいつ開催したのかと申しますと、
煮こみやなりただったということを今決めました。
ですので今回は2回目です。
肉欲女子会とは
『思う存分肉を喰らい酒を飲む』という趣旨の元に集う女子会です。
この日ばかりは酒が飲めない人とベジとは決別です。
これもさっき決めました。
後づけありありです。
さて第2回肉欲女子会は野方の秋元屋で開催されました。
予約不可。
17時の開店からどんどん席が埋まり、18時過ぎには満席となるこちらのお店。
もつ焼き屋さんです。
予約不可の繁盛店で席を確保しないとですので、
OPEN10分前に待ち合わせをして皆様食べる気満々です。
水曜日の17時前に店前で一番乗りでOPENを待つ女子3名。
もう少し人数がいても良かったのですが、
この待ち合わせ時間に来れる人はかなり限られまして、
肉と酒好きな少数精鋭部隊となったのです。
寒くなさそうで混雑とも無縁そうなカウンター奥の席を確保しどかどか注文しました。

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まずはもつ煮込み
カウンターの大鍋でぐつぐつと煮込まれていた煮込み。
勿論注文しましたとも。
臭みなんぞは全くなく、付いてる脂の美味しいこと。
外は雪が残っている寒さでしたから、
身体の芯から温まる一品でした。
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半焼きちれだっけ。レバーだっけ。
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つくね
このつくねが最高でした。
つくねが美味しい店に悪い店はないです。
今考えました。
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カシラとせせりだったかしら
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ミミガー
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絶品・ガツ酢
大きなタッパー一杯に仕込んであるガツ酢を見て注文してしまいました。
モツを酢で食べることは始めてです。
これがまた素晴らしく美味しいのです。
酢で口の中の脂っぽさがさっぱりして、
次の肉を呼んでしまうという呼び水ならぬ呼びガツ。
これ以降、わたくしの台所仕事の1つとしてアメ横センター地下でガツを買い込み、
ガツ酢を作ることが続きました。
ガツ酢いいよ。いいよガツ酢。
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あれ?こっちがちれかな?
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タレ焼きの何か
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最後は酔っ払ってるので覚えてません
さて、見た目がどう見てもち○こというビルマの奇岩寺と、
同じく見た目がどう見てもキン○マ、しかも金色というビルマの奇岩寺を拝観した後、
転んで数箇所骨折した友人が今回の参加者の1人でした。
骨折が判明したその日に飲酒はいいのかと思いますが、
まあそれはさておき、その友人から奇岩の画像を見せてもらい
わーこれはそのまんまだーなどと言いながら盛り上がりました。
そして翌日。
わたくしは自転車ごと倒れて両足、左腕を強打したのでした。
奇岩を馬鹿にしちゃいけないね、というのが教訓です。
もつ焼き最高!

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