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2008年11月07日

ニャバクラ体験

高田馬場駅近くに猫カフェ(以下ニャバクラ)がOPENしましたが、
100mも離れていない場所で同時期に2店舗がOPENしたのが謎と言えば謎です。
猫好きの友人と連れ立っていざニャバクラ。
ここで問題があります。
わたくしは猫アレルギーだということ。
わたくしが高校生の頃、叔母の家に2階から侵入して
勝手に寝ているという時期がありました。
一度や二度じゃないのでそんな時期と書いておきます。
そこは猫を2匹飼っていまして、
わたくしが夜中に忍び込むと、人気を察知した猫がやってくるのです。
猫は大好きなので、勝手に布団を敷いて猫と一緒に寝るのですが、
アレルギー持ちなもので、
翌朝までに咳、くしゃみ、鼻水、涙、喘息のような呼吸の出来上がりです。
おかげで猫が大好きなのに猫とモフモフできない体になりました。
そんなひどい猫アレルギーも、3年の海外旅行中で症状が軽減され、
今では軽いくしゃみくらいで済むようになりましたが、
多少は症状が出ます。
それなのにそんな危険を顧みずニャバクラへ行こうというこの決意は、
猫を愛すが故です。
ちなみに犬には愛はありません。
で、こんな感じでニャバ嬢と遊んできました。

cat19.jpg
この他に12匹はいましたよ
息子と同じ名前の猫がいたのは笑えました。
近々、猫好きの方を誘ってまたニャバ嬢と戯れたいと思います。

2008年11月06日

不法投棄・其の弐

約一名の方、お待たせいたしました。
前回の続きです。
新潟市ではゴミの分別の細分化に伴い、
燃やすゴミ、燃やさないゴミ、粗大ゴミは有料化となりました。
この不法投棄騒動が勃発した時は、
粗大ゴミは一定個数までは無料だったようですが、
規定以上の数を出すと有料になるというものでした。
さて、この茶箱やら何やらの不法投棄のおかげで、
実家の粗大ゴミの無料枠がいっぱいになりました。
家にゴミを捨てられただけでも腹が立つというのに、
ゴミに中傷的なメッセージを貼り付けたりしている上に、
どうしようもないゴミに金を払わねばならないという三重苦を負わされました。
しかも、父親の葬式の時くらいしか涙を見せたことのない母親が
泣きながら姉に不法投棄の事の次第を話したというではありませんか。
これはもう娘として犯人に腸が煮えくり返るのも当然です。
人を不幸に陥れて何が楽しいのか、
小一時間問い詰めてやりたい気持ちでいっぱいです。
すると姉が言いました。
「私は他でも母親が泣いているのを見たことがある。
 あんたが仕事を辞めて海外に旅立つ時だ」
この一言で、親不孝はわたくしの専売特許だということを思い出しました。
くわばらくわばら。
それはさておき、ゴミです。
そのゴミをまとめて捨てるわけにはいかないので、
姉が分別も兼ねてゴミの中身をチェックしていました。
すると昔の玩具が出てきました。
それがコンバトラーVのポピニカ超合金5体セットでした。

箱もあります ※クリックで拡大

中身も揃ってます ※クリックで拡大
昔の玩具がヤフオクなどで高価取引されていることを知っていた姉は、
早速調べてみると、2万円以上の高値がついていました。
そこでヤフオクをやっているわたくしに相談が舞い込んだ訳です。
高値で売ってくれ、と。
わたくしは小学生の頃の家庭内貸本業の時の姉の狡猾さを思い出し、
さてはゴミから出た利益を独り占めするのかと思い用心しました。
今度はゴミから一攫千金を狙うなんて、さすが転んでもただでは起きない人です。
けれどもそれはわたくしの邪推で、万が一売れた場合には、
一番心を痛めた母親に売上金をあげようという心遣いからくる提案でした。
なんとも心温まるお話ではありませんか。
勿論わたくしもそのつもりでしたとも。ええ。
さて、姉の方で写真を撮ってもらいこちらに送ってくれれば、
後はわたくしが出品すればよいだけなので、
二つ返事で引き受けました。
出品するにあたって価格設定をどこから始めるかを考えていると、
同じ5体セットで88,500円で落札されているコンバトラーVを発見しました。
キャッシュはコチラ。
当初の2万円云々はどこへやら。
みるみるうちに欲の皮が突っ張ってきまして、
これは強気の価格設定で10万円でどうでしょうと出品開始です。
結果。
入札価格が10万円からでは落札されないことがわかりました。
さすがに高すぎたようです。
ということでまだ姉の手元にコンバトラーVがあるのです。
そういえばコンバトラーVを好きそうな友人に心当たりがあります。
試しにメッセンジャーにいた友人にコンバトラーVは好きかと尋ねると、
すぐさま
「全長57m!重量550t!」
という答えが返ってきました。
合言葉並みに速いレスです。
画像を見せたら、子供の頃買ってもらえなかった玩具がコレだったとのことでした。
マジンガーZのTシャツがお気に入りの友人にも、
ヒーローモノの玩具好きの友人にも画像を見せました。
やはりすっげーすっげー言ってます。
しかし10万は高いようです。
友人からふんだくるのも今後の交友関係に一石を投じる結果になりそうですので、
もう少し入札開始価格を下げて再出品に挑戦しようと思います。
もしくは10万即決で誰か買いませんか?

2008年11月04日

ノーベンバーフェスト・本番編

買出しだかビールを飲みに行ったんだかよくわからないルミネエスト詣を終えまして、
イベント当日を迎えました。
雨の予報もどこへやら。晴天に恵まれました。
イベント開始は16時からです。
それまでに部屋の掃除や、料理の準備をしなければなりません。
料理は一人一品持ち寄り制にしましたが、
足りなくなったら困るので、こちらでたっぷり用意をすることにしました。
まずは食材の買出しです。
そしてVEDETTが飲みたいというリクエストもいただきまして、
ヤス君と一緒に再びルミネエストへ向かいました。
昨日も同じ電車に乗り、同じ地下街を通り、同じ店の前を歩いて
デジャヴのような感覚でosakayaに辿り着きました。
昨日散々買い込んだのにまた買いにきたと思われること必至です。
しかし今日は別の店員さんでした。
「他にも買うんでここにビールを置いといてもいいですか?」
昨日と同じ台詞でレジの横にビールを置いていきます。
VEDETTだけ買うのかと思いましたが、
ヤス君はどうもこのお店に来ると欲望規制メーターを振り切るらしく、
またまた買い込んでいました。
この店はある種の人間に対しては交感神経系に作用すると思われます。
シヨコさんやベルギー娘辺りもこの部類でしょう。
帰宅後。
お風呂に氷水を張り、そこでビールを冷やします。
その数40本弱でしょうか。
買ったビールを全部並べて写真を撮ればよかったのに、
そんなこともすっかり忘れてました。
そこらの酒屋よりもベルギービールが揃っていた光景を
撮らなかったことが悔やまれます。
その後、怒涛の調理と掃除で何とか16時に準備を終えました。
なんと皆さん時間ぴったりにいらっしゃいまして、
ここら辺が近所の住民時間とは違うと思いました。 
近所はラテン化してますから1時間遅れは当たり前です。
以下は食べ物&ビールリストです。

【皆様が持ち寄った食べ物】
コロッケ まん丸メンチカツ ブルーチーズ レバーパテ 穴子寿司 ラタトゥイユ
ソーセージ ハム KFC ペンネ・プッタネスカ アンチョビとクリームチーズのピンチョス
畜肉サラミ アップル・クランブル ザワークラウトと塩豚の煮物 バゲット
【ビール】
金麦 麒麟淡麗生 プレミアムモルツ ヱビス・ザ・ホップ 
常陸野ネストホワイト ピルスナーウルケル ピラート マレッツ10 バルバール
バルバール・ウィンター・ボック グーテンドラーク  セリス・ホワイト
ヒューガルデン・グランクリュ デュベル グーテンホッフ
ウエストマーレ・トリペル セルベシア シメイ・トリペル
シント・ベルナルデュス・トリペル シント・ヴェルナルデュス・アブト12ウルション
ゴリアト ヴェデット
こんなにたくさんの料理とビールと楽しい会話で楽しくないわけがなく、
わたくしも料理隊長として裏方に徹することができて大満足でございます。
ビールを飲みながらの調理は気分がいいものです。
そういえば1人縄を持ってきた人がいましたっけ。
それなのに、まともな人ばっかりでついにその縄の出番はありませんでした。
とはいえ息子の目の前で緊縛が始まっても
この先いい影響が出るとは思えませんので、出されなくて良かったと思います。
ご参加いただいた皆様お疲れ様でした。
第二回ビール祭も開催できたらと考えておりますので、
次回にご期待ください。

2008年11月03日

ノーベンバーフェスト・買出し編

11月は年に一度のお祭り月です。
何故ならわたくしの誕生月だからです。
それと今年は我が家でノーベンバーフェストを開催するからです。
ノーベンバーフェストをノーパンバーフェストと勘違いしてた人もいましたが、
皆でノーパンになって直接ジーンズや生スカートを楽しむイベントではなく、
オクトーバーフェストの11月版でございます。
ということは皆でビールを飲もうという素敵なイベントです。
このイベントは3週間前から東京と奈良の往復書簡によって企画が進行しておりました。
ビール好きを集めて利きビールとベルギービールを堪能しようという内容です。
ベルギービール好きが高じて、
この夏に自転車を担いでベルギーまでビールを飲みに行ったヤス君と、
ただ単にビールが飲みたいわたくしの思惑が合致しまして
この企画が実現したのです。
多分ヤス君は、美味しいベルギービールを皆で飲みたい、楽しみたいという
純粋なベルギービール博愛主義者。
対してわたくしは、ベルギー物じゃなくても美味しいビールを飲みたい、
ケニアでもアルゼンチンでも地ビールでも何でも来いの雑食系です。
そしてヤス君はどのビールを購入するかの計画を綿密に練っており、
わたくしはお品書きも作らずに、
おんぶに抱っこでノーベンバーフェストの前日を迎えました。
ノーベンバーフェスト前日。
午前7時過ぎ、ヤス君が夜行で到着しました。
このお祭りのために有休を取ったのです。
これだけでも彼のこのイベントにかける並々ならぬ意気込みが感じられます。
合計9人が参加するこのイベントに必要なビールの本数は
40本弱くらいを予想していますので、2人で買出しへ繰り出しました。
場所はルミネエストOsakayaです。
こちらはワインとベルギービールの専門店です。
イベントを企画が出てからたまたま入ったルミネエストで見かけたのが
このお店でした。
まさに今回のイベントにぴったりの立地と品揃えです。
店が近づき看板が見えたところで、ヤス君はハァハァと興奮し始めました。
店に入ると、綺麗に陳列されたビールを眺めながら、
普段は小難しい顔をしている彼がニヤニヤしているのが印象的でした。
とりあえずビール棚の鑑賞をしてハフハフしていたら喉が乾いてきたので、
購入は後回しにして水分補給をすることにしました。
お次は新宿ベルクです。
こちらもルミネエストに店舗があります。
ヨシコさんご推薦のベルクで飲むは、白穂乃香です。
1週間ぶりに会う白穂乃香ちゃんは綺麗な色白はもち肌泡でした。
2人とも無言でグビグビ飲みます。
ああ、美味しい。甘露だわ。
生ビールの一番のお気に入りはこの白穂乃香で決定です。
1杯だけ飲み干して、次に向かうは同じくルミネエストのオイスターバーです。
今なら生牡蠣が半額ということでここで食べようと決めていたのです。
こんな機会でもない限り、馬鹿高い生牡蠣に手は出せませんから。
生牡蠣は2個×産地別3種類が供されました。
レモンを絞ってちゅるんとすすると、
笑いが止まりませんでした。
平日の昼間にこんなものを食べている贅沢と、
味蕾の刺激で脳内麻薬物質が駆け巡ります。
ああ、幸せ。
生牡蠣の他に牡蠣のカルボナーラを頼んだのですが、
こちらは直径30cmくらいの大皿の中心に10cmほどの窪みがある皿で出てきました。
皿はでかいのですが、パスタは10cmの窪み分しか入っていません。
2人で分けたら一口で終わる量です。
厨房から運んでくる時は食べきれるか心配になりましたが、
テーブルの上に置かれると残念な気持ちで一杯になりました。
不満足な腹五分目でデザートのお店へ向かいました。
COLD STONE CREAMERYです。
これもルミネエストの同じ階にあります。
これで今日行った4軒全てがルミネエストです。
この日に行こうと思っていた店全てが偶然にもルミネエストに集結していた事実は、
いやがうえにもイベントの期待を高まらせました。
ということでアイスクリームです。
いつも長蛇の列でうんざりするこの店でも、
平日の正午前後なら待たずに注文できました。
営業スマイルとハイテンションでメリケンソングを歌いながら
アイスクリームを練る妙な取り合わせをヤス君に見せようと思い連れてきました。
わたくしはいつもマッドパイモジョしか食べないので、
たまには別の物を食べようと注文はヤス君にお任せしました。
アップル、シナモン、グラハムクラストの入ったアイスが来ました。
今だから言いますけど、実はシナモンは好きではありません。
甘く煮たアップルも好みではありません。
アップルパイは好物から程遠いものです。
ですからこれを選ばれた時、正直うへーと思いましたが、
そこはそれ。
遠くから来た客人にそんなこと言うのはアレですから、
大人の対応でニッコリ微笑んだものです。
ですから一口食べて驚きました。
美味しいんだもの。
アップル×シナモンの組み合わせは伊達じゃない。
香ばしいグラハムクラストもいけるぜ。
店員さんが「このフレーバーは店でも人気なんですよ」というのも頷けました。
同じ物を飽きるまで食べ続けるこの嗜好を改善すれば
色んなフレーバーが楽しめるというのに、
それができない保守的なわたくしには、
同行者と半分ずつという手段が適当なようです。
いい加減食べることはやめて、そろそろ今日のメインイベントの
ビールの買出しに行かねばなりません。
osakayaさんに再び突撃です。
ビールを入れるカゴはないので、選んだビールはレジに乗せていきます。
レジに1本ビールを置く度に、
そろそろ会計かと椅子から腰を浮かす店員さんの動きを何度見たことでしょう。
「何本買う気なんだ。こいつら」
こう思われたかもしれません。
合計12,000円分ご購入です。
そしてベルギービール好きなヤス君はよっぽど嬉しかったのでしょう。
ビールを1本1本吟味しながらレジに運ぶその姿は、
金の延べ棒を手にした感動に打ち震えているように見えました。
そしてその金の延べ棒ををリュックに詰め込み、
最後にもう一度ベルクに行きました。
今日だけでいくらルミネエストに金を費やしたことか。
もう表彰されてもいいくらいです。
えっへん。
ということで、この日はルミネエストで始まり、ルミネエストで終わる一日でした。

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