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2009年07月02日

お菓子作りは細かいところで差が出ます

マフィンを焼いたら生焼けで膨らまない。
パウンドケーキを焼いても生焼けで膨らまない。
スコーンを焼いても生(ry
こんなことが続いて、やっぱお菓子作りには向いてないかも、
つかオーブンの性能が悪いんじゃないか、そうだそうだそうなんだ。
と別方向のせいにしながらも、
どうして失敗するのだろうとあれこれ調べたり、
お菓子作りが得意な方にアドバイスを求めたりしたところ、
原因がわかりました。
・オーブンの設定温度と実際の温度が違う
・ベーキングパウダーが古い
・混ぜ方が悪い
お菓子作りをする人から見たらどれもこれも致命的な失敗でしょう。
お恥ずかしいかぎりです。
オーブンの設定温度とどれくらいの誤差があるのか調べるべく、
オーブン用温度計を購入しました。
それで測定してみると、設定温度より-20~30℃の誤差が出ました。
ということは、210℃で焼いているつもりが180℃で焼いていると。
どうりで何分延長しても生焼けなわけです。
そしてベーキングパウダーの古さですが、
わたくしは缶に入ったものを使っていしたが、
開封後は冷蔵庫保存が良かったのにそれをしていなかったため、
状態が悪くなったものと思われます。
実際古いベーキングパウダーでしたし。
そこで缶のベーキングパウダーは処分し、
今度は5gずつ分包になっているものを買いました。
これが残ったら密封して冷蔵庫で保存することにしました。
最後の混ぜ方についてです。
よく「さっくりと混ぜる」とか「練らないようによく混ぜる」という表現を見ますが、
「さっくり」とは粉が混ざってなくてもいいから適当に混ぜるのか、
練ってはいけないのによく混ぜるって何なんだと疑問に思いながら、
まあその辺もいつもの料理のように適当に混ぜていたら、
粉が残りまくって、生焼けになっていたのです。
そこで「さっくり混ぜる」という動作を動画にて確認しました。
さて、生焼けの原因もわかり、
それについての対策も講じて準備は整いました。
オーブンは余熱の温度を高めに設定し、
温度計も一緒に入れて温度チェックをします。
ベーキングパウダーは新品です。
混ぜ方もさっくりと混ぜました。
生地を型に流し込み、素早くオーブンに入れドアを閉めます。
温度計は180℃を指しています。
待つこと40分。
food102.jpg
ふっくら膨らんでます
ちゃんと膨らんだリンゴとくるみのパウンドケーキができました。
息子用に卵は使っていません。
切り分けて食べてみます。
ウホ。
生じゃない。
生じゃないよう。
おかーさーん。
ようやくまともな物が出来上がりました。
早速息子にも出したところ、りんごとくるみを残されました。
そしてパウンドケーキ第二弾の紅茶のパウンドケーキは、
一瞥しただけで手もつけてもらえませんでした。
がっかりだよう。