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2004年06月19日

図書館へ行く

ここの地区で一番大きい図書館へ行ってまいりました。
散歩がてらタダで本を読める所へ行くのは、
正しい週末の過ごし方でしょう。


図書館に入ると、そこには人人人の群れ。
ふんごい混んでます。
「お前ら天気良いんだから外で遊べよ!」
と拡声器で叫びたいくらい人がいます。
午後の昼下がり、静かな図書館で、
普段は絶対買わない婦人画報(高いから)や
Domani(趣味じゃない)を読破して閉館時間まで居座ってやるという
素敵な計画があっさりとご破算です。
座る場所を探すのに一苦労です。
どこも席は空いてません。
立ち読みでは婦人画報のような分厚い雑誌を読むのに、
それ相当の腕力が必要です。
仕方なく、軽そうなDancyuを読み始めました。
半分くらい読み終わったところで、席が空きました。
すかさずその場所を確保に行きました。
もちろんここでがむしゃらに取ると恥ずかしいですから、
「あら?席が空いてるわ。どれどれ」くらいの余裕の態度で
席に座りました。
大人ですからね。
さて、あたりを見回すと中々面白い光景を見ることができました。
一人は年齢不詳の女性。
もみ上げ付のショートヘアーで、足元にはでかいボストンバッグ。
一心不乱に縫い物をしています。
あれ?ここ図書館ですよね。
この人縫い物しに来てるよ。
帽子縫ってるよ。
完全に図書館の使い方を間違っていますね。
司書さん教えてあげないと。
もう一人は斜め向かいのおっさん。
どう見ても近所に住んでるおっさんではないです。
いや。広い意味では住んでるんでしょうけど。
でかいボストンバッグ(←必須アイテムらしい)、でかい紙袋、
何日も風呂に入ってなさそうな髪形。
汚れてる服。
うちの周りにはこういう方々が非常に多いですが、
時間の潰し方として昼間は図書館を利用してるようです。
よく見ると、このおっさんと同類の方がちらほらいます。
海外ではホームレス風の人やそれに近い人が
それなりの建物に入る時、
間違いなく入口で警備員に止められます。
完全に棲み分けがされてるので、
そもそもそんなところに入ろうとしませんが。
それを考えると、日本のこういう方々はまだまだ恵まれてると思いました。
そんなことはおいといて。
このおっさんの読んでる本が非常に気になりました。
「今買って32倍に増やす株式投資術」
今現在のおっさんを取り巻く状況と、
1億光年離れてる話題だと思うのですが。
ためになるのかなあ。
役立つのかなあ。
それとも身なりはアレだけど、実は投資家だったりして。
憶測があれこれでてきましたが、
やはりタダのホー○レスだと結論が出ました。

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コメント&トラックバック

図書館がそこまで混み合っていると、もはや静かな読書スペースとしての価値はありませんな。
せめてガキはつれてこないで欲しい、お母様方・・・。
当面の課題は婦人画報を読破しきるほどの腕力養成ですな。プロテイン飲料を読書毎に摂取しましょう。

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