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2006年04月26日

人形劇を見ました

友人が人形劇をやるというので見に行ってまいりました。
お題目は『こぶとりじいさん』と『わらしべ長者』です。
これ打ってたら、
『こぶとりじいさん』って『小太りじいさん』と同じ読み方だなあと思ってみたりしました。
そんな昔話も見てみたいですが。
さて、上演場所は都営新宿線で終点の一つ手前の篠崎駅が最寄の駅でした。
都営地下鉄に乗るのは、今回で2回目です。
地下鉄なのに快速があるのには驚きました。
住吉を過ぎたら、終点の本八幡まで7駅も通り越してしまいます。
7駅通過なんて、ないがしろにし過ぎのような気がしますが。
ということで、各停で篠崎に到着しました。
劇は篠崎図書館の2階で上演です。
視聴覚室は超満員です。
子供がぎっしり芋荒いです。
息子がグズらないか心配しましたが、
こぶとりじいさんの鬼の宴会のシーンでは、
鬼の踊りに合わせてノリノリでした。
ロボットダンスの初心者みたいです。
同じロボットダンスでも、ココまでくると神です。
友人は、こぶとりじいさんの役でした。
元々街角で歌っていただけあって声はよく通ります。
そして表現豊かな人形の動きと声です。
わたくしはNHK教育の人形劇が結構好きなので、
間近で人形劇を見れるのは嬉しいものでした。
帰りに人形が子供達を見送るのですが、
その時に友人の顔を久しぶりに見ることができました。
彼と初めて出会ったのは、レバノンでした。
いつもニコニコしながら、ギターを弾いて歌っていました。
彼のおかげで吉田拓郎落陽が好きになりました。
シリアで乗り合いバスに乗った時も歌っていました。
イスラエルで偶然会った時も街角で歌っていました。
彼は長い間トルコの日本人宿で管理人をしていたので、
たくさんの旅行者と知り合いです。
彼の長い旅の中で、わたくしはたくさんいる旅人の1人のはずですが、
4年ぶりに会った時、そんな自分でも覚えていてくれました。
笑顔で声をかけてきたのです。
そして今日、こぶとりじいさんを持っている彼はいつもの笑顔です。
こぶとりじいさんも彼のような笑顔です。