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2008年09月16日

緊縛デトックス

前回ハプバーに行ったお話を書きましたら、
コメント以外の反響もかなり大きいものでした。
何だかんだ言いながらも、やはり皆様興味があるご様子です。
さて、ハプバーでアレコレ目にしたわたくしは、
ただでさえ好奇心旺盛なのに、
竹の子の生長並みに更にムクムクと興味が湧いてきました。
それらの欲望を満たすには、イベントに参加するのが一番なのですが、
そう夜な夜な朝帰りという訳にはまいりません。
それではできる範囲から試してみようということで、
手近な縛りに注目してみました。
何故縛りかと言いますと、
ハプバーに同行した友人が以前わたくしに言った言葉で
『緊縛はデトックスだ』
というものがありました。
それを聞いた当時は、縄で縛られたら痛いだろうに、
どこをどうやったら解毒作用に繋がるのか解せませんでした。
しかし今ならたとえそれを理解できなくとも
体験はできるかもしれないと思いまして、
縛ることができる友人に指導をお願いをしてみました。
そしてありがたいことに快諾していただきました。
縛れる友人がいるというだけでも幸運ですが。
もしかしたら緊縛はボーイスカウトのロープワークと同じくらい
アウトドアやインドアでの利用に有効かもしれませんし、
とりあえず覚えておいて損はないだろうと勝手に考えました。
先の長い人生、どこでこの技術が役立つかわかりませんから。
で、真昼間から縛られました。
勿論着衣です。
友人は淡々として縛り上げていきます。
BGMはLed Zeppelinが流れています。
日が差し込む部屋で自分が叉焼のように縛られていきます。
自分の体に巻き付いている縄が増えるに従い、
まるでタイのスパでマッサージをされているような気分になってきました。
もしかしてこれが癒し?みたいな。
マッサージや美容院のシャンプーが大好物なわたくしには、
縄との触れ合いが心地よい快感になっているようですが、
これがきつく縛られたり、麻縄だったりすると苦痛の方に目盛りが傾きそうです。
で、こんな感じになりました。

kinbaku01.jpg
基本形らしいです
kinbaku02.jpg
顔が痒くても掻けて便利ね
この状態のまま「ちょっとご飯食べてくる」と言われて
放置されたらどうしようかと心配しましたが杞憂でした。
本日は上半身のみお願いしました。
縛り上げていく様子を見ながら菱縄縛りは何となーく覚えました。
忘れないうちに復習しなくてはなりません。
そして縛られた状態のまま、普通の会話をしていました。
その後縄を解いてもらうと、
体を締め付けていたものがなくなった解放感と充足感が体を包みました。
少々滞留していた血液の通りが良くなるのも実感できました。
これを一言で表すと『スッキリ』です。
これか。
このスッキリがデトックスなのか。
体の一部分を締め付けることで血流を制限し、その状態でトレーニングを行うと、
軽い負荷でも相当量の効果が得られるということで話題の
加圧トレーニングにも似てなくはない気がします。
プレイに使用される方から見たらアホちゃうかと思われるかもしれませんが、
かなりの気分転換になりました。
緊縛も淫猥な効果だけではないようです。
そろそろお暇をと思う直前に友人が「蝋燭もあるよ」と言うので、
ついでに垂らしてもらいました。
ついでって。
低温ろうそくの融点は40度くらいらしいので、
手の甲に垂らされても温かいという感触でした。
これもタイのスパでホットソルトボールを押し付けられたような気持ち良さです。
手全体にロウを垂らせば、パラフィンパックのハンドケアになるかもしれません。
蝋燭プレイにもこんな美肌効果があるなんて。
スイーツ的に言うならば
『低温蝋燭で美肌街道まっしぐらのご褒美♪』
といったところでしょうか。
最後に、教えてくれた友人に感謝して報告を終わりにしたいと思います。
どうもありがとうございました。