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2008年11月19日

緊縛デトックス・其の弐

縄を目の前にして菱形縛りを覚えてない自分の記憶力の悪さに辟易し、
これじゃいかんと再度縛りを受講してまいりました。
先生は前回もお願いした友人です。
タダで縛ってらもらうのも何ですから手土産を持参していくつもりでしたが、
現場に到着してバッグを開けるとそこには土産物がありません。
お土産ありますよと期待させておきながら持ってこなかったので、
少々罵られましたが、
「ああ、これもプレイの一環かしら」と思うことにしました。
前回と同じようにLed Zeppelinをかけながら縛られます。
前にある紐を後ろに回してからの手順がわからなかったので、
今回はそこに注目し、おかげさまで菱形は覚えました。
しかしこういうものは復習が大切ですから、
手近なもの、例えば焼豚を作る時のタコ糸等で試そうと思います。
で、タコ糸つけたままうっかり食卓に出してしまい、
そんでもってまともな友人もその場にいたりして、
「ほほう。これは斬新な焼豚ですね。この焼豚の作り方を教えてください」
「いいですよ。まずは縛り方からですが、綿ロープ持ってます?」
と会話が弾むかもしれませんし。
話は戻りまして、引き続き縛りでございます。
菱形ができた後、手を後ろに組んで縛ってもらいました。
ここまでは前回のような形の縛りですが、
今回は+αで足も縛ってもらいました。

kinbaku03.jpg
片足だけ
上半身と手だけならリラックスできたのですが、
片足がこのような状態ですと足が疲れます。
椅子に座ったままですから横にもなれません。
これで足なり背面なりから吊られたら相当苦しいだろうと思います。
段々同じ体勢でいることが辛くなってきたので縄を解いてもらいました。
前回のような体の力が抜けるようなフワーッとした感じよりも、
軽い筋肉痛を覚えました。
もっとストレッチをして体を柔軟にしておかなければ
デトックスにはならないようです。
とはいえ、当初の目的である菱形縛りは覚えましたから、
目標達成ではあります。

2008年11月18日

My Favorite Things

今年も無事誕生日を迎えることができました。
お祝いメッセージを下さった方々に感謝いたします。
どうもありがとうございました。
友人から誕生日プレゼントを頂きました。
一つはコチラ。

ベルギービール大全
ベルギービール大全
ビール祭で、
わたくしにベルギービールの何たるかを教えてくれた方からのプレゼントです。
厳選されたビール銘柄のグラスの形、瓶のラベル、
味の分布図などが体系化されている本です。
事前にこの本を読んでいれば、
より一層ビール祭を楽しめたかもしれないと思うと少々口惜しいものがありますが、
今こうして誕生日プレゼントとして贈られてきたことで
ベルギービールへの愛着がまた涌いてきました。
ああ、ベルオーブに行きたい。
デリリウムが飲みたい。
さてもう一つの誕生日プレゼントはコチラ。
ボブ・フラナガンという真性マゾヒストの特集本でした。
こんな本を貰って喜ぶのはわたくししかいない、
という理由で頂きました。
ちなみにこの本はプレゼントしてくれた友人が学生時代に買った物だそうです。
十数年前に某所で購入したこの特殊な嗜好本を
今わたくしに受け継がれたというこの事実に何か運命を感じませんか。
いや、感じない。
ただ単に、幼児のいる家庭に身を置くわたくしに本の保管という難題を押しつけて
息子に見つからないように頑張れよ的なメッセージだと考えるのは邪推なんでしょうか。
邪推ではない。
とはいうものの、どちらのプレゼントも大変ありがたいものでした。
どうもありがとうございました。
人生の楽園がまた一つ増えました。

2008年11月16日

コスプレ違い

わたくしの夜のリビングの一つ、
Stiglにてアニソンナイトなるものが開催されると聞きまして、
参加してきたというお話です。
アニソンというからには昔のアニメソングがかかるのかしら。
水木一郎に飯島真理でもかかるのかしら。
もしかしたら宝島もかかるのかしら。
と淡い期待を抱いてマレーシア人の格好で家を出ました。
するとStiglまであと1ブロックというところで、
やけに賑やかな声が聞こえてきました。
盛り上がっている声の方向へ進むとそこがStiglでした。
皆さん、オレンジや緑や金色の髪の毛でばっちりコスプレしています。
衣装もキマっています。
でもそのコスプレの元ネタを全く知りません。
どうやら最近のアニメのコスプレのようです。
ルパンもスプーンおばさんもいません。
ラムちゃんレベルでわたくしのコスプレ歴史の思考は止まっているようです。
店内に入ると、全く聞いたことのないアップナンバーのアニソンに合わせて
皆さん大合唱、もしくは踊り狂っています。
その熱狂は凄まじく、クラブに行ったことのないわたくしにも
クラブってこうなんだろうと思わせる何かがありました。
これがグルーブ感というものか。みたいな。
DJブース周辺のあまりの熱狂ぶりに、
作ってきた秋刀魚の棒寿司を出すことも忘れ、
外でテキーラを飲もうとドアを開けると常連さんがいらっしゃいました。
久しぶりにお会いしたバーテンダーさんもいらっしゃいました。
知った顔を見つけてようやく現世に戻ったような気がして安堵しました。
ついでに以前から外に放置されたままで気になっていた
ゴルゴのシューティングゲームの電源も入っていたので、
プレイを見せていただきました。
わたくしには難しすぎましたが、コンティニューし放題らしいので、
これからビールを片手にシコシコやってみようかと考えています。
ここでようやく棒寿司を提供しまして皆さんといただきました。
皆さんアニメのコスプレだというのに、
わたくしはマレーシアの人という現実的な格好で来てしまい、
失敗したと思います。
でもナースで来なくて本当に良かったです。
手持ちのナース衣装で外に出る日は来るのでしょうか。

2008年11月15日

恵比寿麦酒記念館

こちらに時々コメントを下さるyvesさんと恵比寿にある麦酒記念館行ってまいりました。
サッポロ本社地下に併設されているこの記念館では、
ビールの歴史や、ビールができるまでを学べる社会科見学的なものがありますが、
そこをわざわざ朝の10時から見に行ったわけではなく、
ここのビールの試飲が目当てでございます。
有料試飲ですが、貴重な生ビールを数種類もこちらで飲めるのが売りです。
ビールのラインナップは、
・ヱビス
・ヱビス・ザ・ブラック
・ヱビス琥珀
・ギネス
・エーデルピルス
・ヴァイス(限定品)
・メジャーエール(限定品)
以上300円です。激安。
オススメはヱビス、ヱビス黒、ヴァイス、メジャーエールの4品を
500円で飲み比べできるセットです。
わたくし達はこれをオーダーしました。
これ以外にワインも300円で飲めます。
自販機でお金を払い、オーダーチップをカウンターの方に渡すと
ビールをグラスに注いでくれました。

beer03.jpg
こちらが飲み比べセット
まずはスタンダードなヱビスから。
朝からビールって背徳的です。
しかも息子を幼稚園に預けている間に母親がビールってどうよ。
来週、幼稚園の個人面談がありますが
先生には口が裂けても言えません。
お相手は朝の5時まで飲んだとは思えない迎え酒っぷりで飲んでました。
飲み比べセットで気に入ったものはメジャーエールです。
わたくしはどちらかといえばエールよりピルスナー派ですが、
このメジャーエールは別格でした。
苦味よりもフルーティーが先にくる飲みやすさなのです。
そして黒嫌いのわたくしでもヱビス黒はとても美味し感じました。
キャラメルのような香ばしさがいいです。
スリランカのLIONのスタウトくらい濃厚だとちょっとくどいのですが、
ヱビス黒はビターすぎずいい塩梅です。
面白話を肴にビールはどんどん減っていきます。
なくなる度に自販機にお金を投入しに行き、
その後エーデルピルス、ヴァイス、メジャーエールも飲みました。
はっきりいってどれもこれも美味しいです。
同じ生でも味が格段に違うような気がします。
どうしてだろう。
その答えは、こちらの方は多分ビアマイスターか何かのプロだから。
何故なら注ぎ方も違うし、味が全然違うのです。
どう違うのかと申しますと、
新宿ベルクで久しぶりに口にしたエーデルピルスが美味しくなかったことがありましたが、
ここで飲んだエーデルピルスは、
初めて飲んだ時に感動したあのエーデルピルスの味だったのです。
ホップの香り豊かな味わいに、鮮烈な苦味。
これだよ。これ。
これなら白穂乃香にも勝るとも劣らない美味しさなのに、
あの時飲んだのは何だったんだろう。
というわけで、新宿よりも恵比寿の方が近かったら、
間違いなく通ってしまう危険性のある退避勧告地域に認定されました。
恵比寿麦酒記念館さま、おめでとうございます。

2008年11月14日

本日の格言

物理学は数学という言語を使って紡ぎ出す世界でもっとも美しい学問である。
BYハカセ

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