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2009年07月10日

7月4日

梅雨の晴れ間となった7月4日、有明に行ってまいりました。
緑を基調とした花束を持って。
献花会場となるディファ有明が近くなると、
花を持った人達が皆同じ方向に歩いています。
その数が段々と増えてきて、黒山の人だかりになっている場所がディファでした。
その会場からゆりかもめの路線に沿って、長蛇の列ができています。
最寄り駅は有明テニスの森駅ですが、
わたくしが到着した頃には市場前駅が最後尾になっていました。
テニスの森で降りた人達が、市場駅方面へ向かって歩いていきます。
わたくしもその1人です。
misawa01.jpg
駅の自販機。缶コーヒー以外売り切れ
途中でへばった息子を背負いながらも、
全日派の友人と無事合流し、待つこと2時間半。
ついに会場内に入りました。
入口付近には現役時代のたくさんの写真が飾られていたので
ゆっくり見ようかと思いましたが、
「立ち止まらずにお進みください」
という係員の声に従って進んだので、
あまり見ることができませんでした。
入口付近でかたまられたら入場が滞る事情はわかりますが、
あそこに貼られたら誰もが見たいだろうに。
さて献花会場前では係員が
「写真撮影はご遠慮ください」
と何度も言っていましたし、壁にもその旨書かれていました。
しかし会場内は携帯を手に撮影する人が後を絶ちません。
これについての議論もあちこちで見かけまして、その中に
「係員が特に止めさせないから」
という意見がありました。
はあ。
静粛な会場内で怒鳴ってまで注意はできないと思いますし、
だからこそ会場に入る前に、撮影を遠慮するようお願いをしていたわけです。
それを「止めさせないから」って。
携帯カメラの手軽さがこういう不謹慎をも生むことは、
殺人事件や火事の現場からの中継画面で何度か見かけましたが、
目の前でこう堂々とされると、
小学校の道徳の時間の意味はあったのだろうかと考えてしまいます。
話を戻します。
献花台はリングを取り囲む形になっており、
すでにたくさんの花で埋め尽くされ、
リングの中にも花がうず高く積まれています。
わたくしも花をリングの中に投げ、息子と一緒に手を合わせました。
わたくしが会場内にいる頃には新豊洲が最寄り駅になり、
更に列はに延びて晴海大橋まで並び、
大江戸線の勝どき駅が一番近くになっていたそうです。
こんなに愛されていた人だったんですね。
misawa02.jpg
合掌

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