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2006年04月24日

よく見ましょう

夫が山からミントを摘んできました。
これで乾燥ものより、断然生の方がおいしいミントティーを作りました。
数日後、またミントを持ってきました。
しかし見てみると、ミントっぽくありません。
葉の形が明らかに違います。
ミントの葉は小さく丸っこいですが、
今日持って帰ってきた葉は、長細いです。
香りも全然ミントじゃありません。
むしろ青臭いです。
間違いを指摘すると、
「これでお茶入れたらおいしくないかなあ?じゃあワシの料理に使う」
どんな草かもわからないのに食べようとするこの勇気。
キノコでなくてよかったと思います。
数日後、散歩中に通りがかった植え込みに色々な植物が生えておりました。
「これバジルじゃないか?」
見ると、葉の形が全く違います。
細長い葉で、茎と葉脈が少し赤いですし、
香りは全然バジルじゃありません。
青臭いです。
しかもこの植え込み近辺は、
猫のトイレっぽいのでそんな肥料の草は嫌です。
最初のミントの正解率は奇跡だったようです。

2006年04月23日

フリーペーパーを巡る攻防戦

わたくしは毎週木曜に無料配布されているR25の愛読者ですが、
ここ3週間程読み損ねておりました。
というのも木曜日に貰い忘れると、
翌日にはものの見事になくなっているからです。
その話を夫にすると、
「あれ?読んでないの?ワシ持ってるよ。読みたい?ん?」
と聞いてきます。
そりゃ読みたいです。
すると、無理難題を押し付けてきました。
「読みたいなら何か芸しろ。そうだな。大滝秀治の物真似しろ」
大食いや1日寝続けるなどの芸ならできるのですが、
物真似はわたくしのアビリティにはありません。
幸いなことに、姉の義父が大滝秀治にそっくりなので、
新潟から連れて来るという手もありますが、
いかんせん交通費がかさみます。
年も年ですから高速バスでという訳にはまいりませんし、
やはりここは新幹線で。
それで約2万円の出費です。
しかし、無料雑誌を読むために2万円を費やすのは愚の骨頂です。
とりあえず、
0120やずややずや
と言ってみましたが、我ながら全く似ておりませんでした。
もう少し初心者向けの物真似にしてもらえないかと懇願したところ、
「仕方がない。じゃあ長州やれ」
と言われました。
長州と言っても、TVで見た長州小力しかわかりませんが、
頑張って挑戦してみました。
神田川沿いで。
そんな屈辱プレイの数日後、
わたくしがこれまた無料のmetro min.を手に入れました。
これは東京メトロの駅に置いてある雑誌なのですが、
配布日の20日を過ぎるとあっという間になくなります。
この雑誌は夫の敬愛する藤原新也が連載しているので、
夫も読みたいに違いありません。
夫に戦利品を見せびらかしました。
「ほれほれ。読みたいか?じゃあ物真似しろ。叶恭子の」
芸能情報に疎い夫にこの難題です。
せめて武田久美子なら貝殻ビキニの真似でもできただろうに。
してやったり。
結局最後は「これが長州だ!」と言わんばかりに、
頼んでもいない長州の物真似で茶を濁されましたが、
metro min.を読ませてあげた心優しいわたくしでした。

2006年04月22日

デパートの屋上

わたくしはデパートの屋上が好きです。
地下やレストランが混んでいて座る場所がなくても、
屋上は休憩スペースが広く取ってあり、
テイクアウトしたランチを食べることができるからです。
ここなら息子も歩き回れます。
先日、携帯電話を買いに池袋に行った時のことです。
登録するのに1時間程かかると言われ、
近くの三越で時間を潰すことにしました。
エレベータに乗って各階の案内を見てみると、
『屋上 三囲神社』
と書いてありました。
屋上に神社があるというのが想像できず、
屋上へ行って見ることにしました。
生憎、日没後は屋上は閉鎖されており、
神社の様子を伺うことはできませんでした。
さて、話は乙女カフェ後に移ります。
池袋駅へ向かう途中、ちょうど三越の前に出ました。
黒ヒゲさんに神社の話をすると、
付き合ってくれることになりました。
日も暮れかけて来ているので、
一目散に屋上を目指します。
屋上へ出てみると、
他のデパートよりもかなり閑散としております。
ベンチは隅に何個かあるくらいで、
真ん中は超フリースペースです。
jinja01.JPG
何もなさすぎ。神社はどこですか?
jinja02.JPG
器材が置いてある向こうにちらっと見えるのは・・・
jinja03.JPG
ありました。神社が。
立派な鳥居がありました。
お賽銭箱とご本尊はしっかりしまっており、
正式なお参りができませんでしたが手を叩いて参りました。
「息子が丈夫な体ですくすく育ちますように。
 夫に似るのは顔だけになりますように」
お賽銭をあげないくせにちゃっかり二つお参りしました。
デパートの屋上にあるこの三囲神社の由来が、
立て札に書いてありました。
コレ。
それによると池袋店だけではなく、三越各店に神社が祀られているそうです。
新潟にも三越があるので、今度帰省した時に調べてみようと思います。

2006年04月21日

猫カフェと乙女カフェ

メールをしても音沙汰のなかった黒ひげの友人を
谷中にある猫カフェに誘ったら、まんまと釣れました。
猫が大好物のようです。
ついでに池袋にある乙女カフェにも行こうと提案すると、もちろんOKでした。
なぜならこの友人とはメイド喫茶や、
中野ブロードウェイのメイドゲーセンに行った間柄ですから、
この手のモノは大好物だとわかっているからです。
まずは猫カフェ・ねんねこ家へ。
ここは猫をモチーフとした雑貨のお店で、
その奥が喫茶部になっています。
小さな店内には、猫グッズがぎっしりです。
ここは以前友人に誘われていたのですが、
都合が合わなく行けずじまいでした。
その友人の話では、猫が膝に乗ってきたという、
猫好きにはたまらないよだれモノのエピソードでした。
しかし今日は猫の天敵・息子がいます。
せっかく猫が入れ替わり立ち替わり来てくれるのに、
大きな声で突進していくのですから、
猫はたまったもんじゃありません。
一応、息子なりにナデナデをしていたのですが、
猫は子供が苦手のようです。
そのうち猫は奥へ引っ込んでしまいました。
この猫カフェでは食事とお茶が飲めます。
食事は、『にゃんカレー』という猫の顔をかたどったカレーがありました。
飲み物はセットになっており、
わたくしは白玉ぜんざいとお茶のセットをいただきました。
白玉が猫の手の形でした。
かわゆい。
そして猫のおせんべい付きでした。
黒ヒゲさんは猫クッキー、白玉ぜんざい、猫モナカのフルセットを頼んでました。
そして猫グッズをお買い上げになりました。
ねんねこ家でもらった谷中周辺の地図を見ると、
この界隈には猫グッズ家が数軒あることが判明しました。
ギャラリー猫町ギャラリーふくふく猫です。
黒ヒゲさんは、どちらの店でも猫グッズをお買い上げになりました。
猫モノ探検後、日暮里駅へ向かう途中、
黒ヒゲさんが、最近行った中野ブロードウェイのメイド喫茶の話をしてくれました。
何でもそこは夜の9時になると、
クジクジタイムとかいってクジ引きをするそうでして、
クジが当たって何か貰ったとか。
テーブルチャージ380円でポップコーン食べ放題だけど、
それがやけに塩っぱくて、
飲み物を頼まずに入られない罠にはまり、
なんだかんだと3000円も払っていたとか。
仕事が忙しいとか言ってる割に、
何だか楽しそうな生活を送っていると思うのですが。
※上記のギャラリーのあるHPのココは、猫写真館です。
猫の後姿好きのわたくしにぴったりの写真館です。
猫の肉球をおでこの熱冷まシート代わりにしたくなります。
さて、存分に猫モノに浸かった後は、
乙女カフェ・B:Lily-roseで引き締めます。
柔軟化粧水の後は、収れん化粧水と流れは決まっていますから。
お店はパッと見、色使いがゴスっぽいです。
出入り口のドアには、1人のギャルソンが待ち構えており、
「ようこそ」と笑顔でドアを開けて出迎えてくれます。
ギャルソンは全員男装の麗人です。
宝塚の化粧を10%くらいに落とした感じの方や、
ビジュアル系のバンドマン風の方、
優等生キャラ的な眼鏡っ子くんなど色々います。
お客様はゴスの3歩手前みたいな方や、
CUTIEに出てきそうな金髪ちゃんがいらっしゃいます。
1人だけはいからさんが通るの花村紅緒がいました。
卒業式シーズンは終わったので、
おそらくレイヤーだと思われます。
このお店はテーブルはノーチャージ、
ギャルソンと話せるカウンターはチャージがあります。
カウンターには4人座っていました。
ギャルソンと仲良く談笑しています。
女性しかないお店で、
なぜか奥のテーブルにサラリーマン2人がいたのが気になりました。
わたくしが思っていたのは、
もっともっさりした地味目の女子が多いと思っていましたが、
昨今のやお○好きの女子は、
ゴスやビジュアル系バンドの追っかけ系とリンクする部分が多いようでした。
見ようによっては、原宿にいてもそう違和感はないと思います。
息子を連れて入ったら、
ギャルソンの方もお客様も息子を見に来て相手をしてくれました。
カウンターに座っていた金髪ちゃんは、
かなりの子供好きで、息子をかわいがってくれました。
聞いてみたら、何と保育士とのことでした。
え。その頭で。
と思ったら、仕事中はかつらをかぶっているそうです。
間違って子供が髪の毛掴んだらどうなるのか見てみたいです。
ここでは、抹茶アイスを頼んだのですが。
メニューの名前は抹茶アイスではありません。
『エメラルドの瞳』
と言います。
他のメニューも同様に耽美的な表現になっておりまして、
オムライスが『太陽と月のキャンバス』とか、
カクテルで『純白の君』とかいう具合です。
注文する時、
音楽サファイアの瞳ください」
と言いたかったのですが、
理解されそうになかったので止めておきました。
運ばれてきた抹茶アイスは、
アイス以外にビスケットやら、フルーツやらが飾られており、
これで500円なら安いと思いました。
市販のアイスだと思いますが、
中々美味しゅうございました。
ギャルソンの方々は、みんなやさしいです。
男装を意識しての接客で、
ファンらしいお客様も楽しそうに会話しています。
子供連れなのに、嫌な顔一つせず迎えてくれてありがとうございました。
実は息子がグズってきたので、急いでアイスを平らげて
早々に引き上げたのですが、
お客様がみなさんモクモクスパスパ喫煙されていることも、
その理由の一つです。
コーヒーの味を楽しむというお店ではなく、
会話を楽しむ趣旨のお店ですから仕方がありませんが、
少し気になりました。
この後、もう一ヶ所ある所へ行ったのですが、
書くのに疲れたので明日書きます。

2006年04月20日

花見三昧

今更ですが、先週末は新宿御苑へお花見に行って参りました。
今年はインド大使館、西郷山公園、神田川、航空公園なども含め、
数箇所で花見ができ、春の到来を満喫しております。
新宿御苑行きは急遽決まり、
ヘイストをかけて45分でお弁当をこしらえました。
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タンドリーチキン、きんぴらごぼう、もやしのカラシマヨネーズ和え
どうも見た目が美しくない
新宿御苑は、八重桜がたくさんありまして、この日は見頃でした。
ソメイヨシノの淡い色も可憐で可愛らしいのですが、
わたくしは八重桜の艶やかさも大好きです。
種類によっては、濃いピンク色でたくさんの花弁をつけているので、
それはそれは派手派手しいのです。
その花が集まる枝先は、花のボンボンだらけです。
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青空と桜
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桜のボンボン
皆でお弁当を食べたり、お菓子を食べたりしつつ、
花を愛で、会話を楽しみました。
息子は隣の花見客からちやほやされ、
写真まで撮られておりました。
アイドルさながらです。
その写真を撮った酔っ払いの男性から、
「お父さんとそっくりだね~」
と言われたのですが、夫ではなく友人を指差していました。
似てねーだろ。おい。
hanami04.JPG
桜と息子
去年の同じ時期にも御苑で花見をしまして、
その時はシースルーの服を着て、
下着がスケスケのおばさんがおりました。
今年も会えるかと楽しみにしていたのですが、
残念ながら再会は果たせませんでした。
その代わりにハリーポッターの主人公3人組のコスプレをしている日本人3人と、
そのレイヤーを撮影するべく、
ポージングをあれこれ指示するカメコ白人3人の団体に遭遇いたしました。
おそらくコスプレ好きのオタク外人だと思われますが、
白人キャラのコスプレをする日本人はどう見えるんでしょうか。
白人が風魔の小次郎のコスプレをするような浮き具合だと思われます。

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