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2006年06月12日

空飛ぶスパゲッティ・モンスター教

色々調べ物をしていたら、こんな宗教を見つけました。
その名も『空飛ぶスパゲッティ・モンスター教』です。
そもそも何でこんな宗教ができたのかというと、
アメリカのとある州で、
「進化論の他にインテリジェント・デザイン説(ID説)も教えるべき」
という教育委員会の決定を皮肉ったところから始まります。
詳しくは上記のリンクをご参照ください。
ブッシュ大統領が40歳過ぎてから宗教に目覚めた、
ガチガチの右ってのは知っていましたが、
ID説というのは知りませんでした。
「何らかの知性がこの世を創造した」
というのがID説なんですが、
何らかの知性って意味が広すぎます。
受け手によって捉え方は千差万別です。
人によってはそれがモノリスかもしれないし、
殺しても殺しても出てくるゴキブリかもしれないし、
ちょっと霊感がありそうな近所のおばちゃんかもしれないし。
それなら空飛ぶスパゲティだってありえるでしょう。
彼らの教義の一つに、こういうのがあります。
・天国にはストリッパー工場とビール火山が約束されている
いいなあ。これ。
天国でビール飲めるのか。
ビール飲みながらストリップ見れるなんて最高じゃないか。
アルコール分解酵素の少ない人には地獄だろうけど。
えー、さて、
アメリカってロケット飛ばして宇宙ステーションがどーのとか、
ステルス飛ばしてちゃっちゃと爆撃とか、
そういう大変科学的且つ合理的な国だと思っていましたが、
進化論を教えるかどうかで大揉めする国だとは知りませんでした。
きっと南部あたりのガチガチ原理主義の人が反対しているのでしょう。
もうひとつ、教育に関して言うならば、
アメリカ以外の歴史について教えてないようです。