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2005年11月03日

姉妹の所業・其の参

カエルのお話は結構引くかなーと思いましたが、
意外と皆様の共感を得ているようでほっと胸を撫で下ろしております。
今日で、『美しい思い出・三部作』を締めたいと思います。
わたくし達は漫画が大好物です。
今でこそ大量の漫画に囲まれる生活にまで成り上がりましたが、
小学生の頃はなけなしのお小遣いをはたいて、
漫画をチマチマ買いに行ったものです。
さてある日のこと。
姉が生徒諸君!を友人から借りてきました。
その当時で25巻くらいまであったと思います。
まだこの漫画を読んだとこのないわたくしには、
金の延べ棒の山積みに見えました。
そこで読ませてほしいとお願いすると、
姉は金銭を要求しました。
1冊につき20円。
この頃のお小遣いは400円くらいだったと思います。
つまり1冊読むだけで、お小遣いの1/20をむしり取られ、
借りてきた全てを読むには、借金をするしかないのです。
小学生の癖にあこぎな商売をする姉。
自分の漫画でもないのに。
これを鬼畜と言わずして何と言いましょう。
この話をしてみると、姉は全く記憶にありませんでした。
むしろ自分の卑劣さに驚いておりました。
ひでえ奴だ、と。
いやいや。本人ですから。
本日の教訓:
都合の悪いことから記憶は消える