2010年09月16日
ジュリーの源氏物語を探しに近所のレンタル屋に行ったら、
お目当ての物は見つからず、代わりに吉原炎上を借りてきました。
こちらは子供の頃、よく日曜洋画劇場でやっておりましたが、
内容が内容だけに予告しか観たことがなく、
自分用TVがなかった時代には視聴は不可能でした。
予告だけで充分エロでしたし、
「監督、五社英雄」というナレーターが
何ともいえない凄味を増していましたっけ。
そんな18禁ものも今では堂々と見れるわけですから、
年を取るのも悪くはないものだなどとほくそ笑みながら、
DVDを手にした次第です。
友人もオススメのこの映画。
西川峰子姐さんの狂いっぷりが素晴らしいとのこと。
確かに観てみると、
名取裕子と二宮さよ子の濃厚な絡みのラストの
電球素手割りはちょっと笑えたくらいで、
峰子姐さんの
「ここ噛んでーーーーっ!!」
の絶叫が他のどのシーンよりも勝っていました。
あの発狂シーンをこれでもかというくらい
延々と演じていた峰子姐さんのおかげで縫い物もはかどりました。
2010年09月02日
新潟に帰省していた時、姉と息子と3人でプールに行きました。
別のプールでもそうだったのですが、
プールの中か外で野菜の直売がありました。
プール&野菜直売のコンビって新潟のデフォルトになってるのかしら。
某パン屋でも野菜が売っていたっけ。
それはともかく、でかいズッキーニとか枝豆とかきゅうりとかが
ありえないくらいの安さで売られていまして、
姉が買いまくっていました。
その販売しているおばさんが、
枝豆や自家製のきゅうりの炒め物を味見させてくれました。
そのきゅうりの炒め物が美味しいのです。
一見漬物なのですが、きゅうりの青臭さは醤油の味付けで緩和されていて、
ポリポリと歯ごたえがよく、ご飯のおかずにぴったりです。
当然買って帰ることになるのですが、
ご丁寧に作り方を書いた紙も用意されておりまして、
いただいてまいりました。
コツは、成長しすぎたくらい大きなきゅうりを使うこと。
通常スーパーなどで売っているきゅうりはまだ若いもので、
あれを収穫せずにそのままにしておくとお化けきゅうりになります。
外国で見かける大きなきゅうりくらいの大きさです。
それの種を取り、薄切りにして、塩をまぶし、水を切り、
調味料と一緒に炒め煮にすると出来上がりです。
できあがるまで1日半くらいかかります。
丁度幼稚園のお母様から巨大きゅうりをいただいたので、
これを作ることにしました。
コチラ。
↓
赤唐辛子も一緒に入れました
少し辛くてぽりぽりする歯ごたえは、
あの新潟のおばさんの作ったものに似ていました。
先に作った姉曰く、レシピどおりの醤油の量だと塩辛いそうなので、
かなり醤油は控えめにしました。
それがよかったようです。
ある日、幼稚園の別のお母様に差し上げたら、
「これ、きゅうりのキューちゃんや!」
と言われました。
キューちゃんと言われても
片岡鶴太郎くらいしか思い浮かばないわたくしは何のことかわからず、
それは一体何なのかと訊ねてみると、
「キューちゃんを知らんの?」
と言われました。
漬物を買う習慣が少ないせいなのか、
キューちゃんに心当たりはありません。
CMの説明も受けましたが記憶にありません。
調べてみたら、キューちゃんは昭和37年生まれ。
わたくしより歴史が古いのですね。
そして初期の塩分10%以上から
現在の4.0%の減塩ってのも凄まじい低下率です。
塩分6割減。
このくらいなら梅干よりも塩分が低いですね。
つーことで、1日半かけて作ったきゅうりの炒め煮が、
普通にスーパーで手に入ることがわかったというお話でした。