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2010年09月16日

吉原炎上

ジュリーの源氏物語を探しに近所のレンタル屋に行ったら、
お目当ての物は見つからず、代わりに吉原炎上を借りてきました。
こちらは子供の頃、よく日曜洋画劇場でやっておりましたが、
内容が内容だけに予告しか観たことがなく、
自分用TVがなかった時代には視聴は不可能でした。
予告だけで充分エロでしたし、
「監督、五社英雄」というナレーターが
何ともいえない凄味を増していましたっけ。
そんな18禁ものも今では堂々と見れるわけですから、
年を取るのも悪くはないものだなどとほくそ笑みながら、
DVDを手にした次第です。
友人もオススメのこの映画。
西川峰子姐さんの狂いっぷりが素晴らしいとのこと。
確かに観てみると、
名取裕子と二宮さよ子の濃厚な絡みのラストの
電球素手割りはちょっと笑えたくらいで、
峰子姐さんの
「ここ噛んでーーーーっ!!」
の絶叫が他のどのシーンよりも勝っていました。
あの発狂シーンをこれでもかというくらい
延々と演じていた峰子姐さんのおかげで縫い物もはかどりました。

2010年09月14日

裁縫初心者の作品

夏休みからちまちま作っていた縫い物作品。
本日、全ての作品を出荷しました。
全てバザーに出品するために、
試行錯誤しながら初心者なりに作った物です。

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赤子のスタイ
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裏側
型紙を取り間違って、左右の開きが違っているところはご愛嬌。
つか、こんな失敗ばっかりです。
・裏地表地の取り間違い
・縫いしろを取り忘れる
・返し口も縫ってしまう
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シュシュ大(一番上は小)
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シュシュ小
バザー用に献品していただいた布地を縫い合わせて作りました。
キルト職人の足元には及びませんが、
使えるハギレはほぼ全部使いました。
和柄も混ざっていますが、トーションレースをつけたので、
洋服にも合うと思います。

バッグ其の壱・お花はピンブローチなので取り外し可能です
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バッグ其の弐・○は本を参考にしました
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バッグ其の参・この小花は取り外しはできません
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上のバッグの裏には羊毛フェルトの刺繍を施しました
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幼児用エプロン
写真を撮り忘れましたが、
同じ生地で大人用のカフェエプロンも作りました。
両方とも三角巾付きです。
生地は日暮里のトマトにて、2m500円だったものを買いました。
端をロックミシンで処理しているので、
このエプロンが一番丁寧に作られているかも。
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ソレイアードの生地のポーチ
献品していただいたこのソレイアード生地。
わたくしソレイアードというものを知らずにおりまして、
ある日某手芸店でこの生地を見たところ、約2,000円/mくらいでした。
これはなにがなんでも使わねばという使命感に駆られ、
シュシュ、ポーチ、ティッシュケースなどに使い倒しました。
ファスナー付けは難しいですね。
これはもう少し数をこなして修行します。
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ポケットティッシュケース
今回作ったものの中で一番最初に作ったものがコレでした。
少し前まではケースの構造すら理解できなかったのに。

フェルトのお花のピンブローチ
先述のバッグにつけていたお花です。
1つはバッグにつけたので、残りの2個をどう使おうか考え中です。
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自画自賛のバネポーチ!
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この柄は珍しく息子の合格点をいただきました
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赤×白の水玉は鉄板
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右側がゆがんでいますが、実際はちゃんとした丸みを帯びています
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自分の好みじゃない柄でも組み合わせ様によっては可愛く見える例
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フェルト刺繍もつけました。しかし下手だな・・・
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裏地も付いてます。ネームタグ付です
ituleさんの作品のファンになったことと、
バザー担当になったことで、ミシンを使う生活へと変化しました。
それも製作中は楽しくて楽しくて仕方がないのです。
寝ることも忘れるくらいです。
1年前の自分からすると、考えられないくらいの驚くべき変化です。
今、手芸道具がすんごい増殖しています。
バザーが終わったらこの創作意欲をどこにぶつければいいのでしょう。
息子用にも作りたいのですが、わたくしの趣味で作ったものは、
息子には「女みたい」という理由で嫌だそうです。
母さんがっかりだよ!

2010年09月08日

折り紙の進化

junkitaさんが突然わたくしと息子それぞれに
素晴らしいプレゼントを贈ってくださいました。
封を開けた瞬間、息子と2人でひゃっほうひゃっほう言いながら喜びの踊りです。
わたくしにはビール、本数冊など。
息子には折り紙の本が届きました。


この本はあのバラの発案者である川崎敏和先生の本です。
勿論バラの作り方も載っています。
コップやセミなどの難易度の低いものから、
パーツの組み合わせが多いこんぺいとう(20枚使用)、
ダイヤモンドの結晶(50枚使用)なども載っています。
その中から息子と一緒に作ろうと思ったものはムカデでした。
理由はムカデが大嫌いだからです。
折り紙から外見慣れを始めて、最終的には克服してやろうという魂胆です。
なのに息子はド派手なカラーリングにしてしまい、
全然ムカデに見えないものが出来上がりました。

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カラフルしすぎやしませんか
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一応こうなっています
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白黒にしたら少しはムカデらしさがおわかりいただけるでしょうか
ちゃんと節が可動式になっているので、
クネクネと動かせるところがポイントです。
こんな気持ち悪い物を折り紙で表現できる川崎先生を尊敬します。

2010年09月04日

完食には程遠い

近所にあるものの、ここのところdancyuに取り上げられたりしたラミティエ
益々予約が取りづらくなっているような気がして
だめもとでランチ予約の電話を入れたらあっさり取れました。
そしたらここで8月の運を使い果たしたようです。
夫と息子が旅行するという6日間の中でランチの予約を取ったのですが、
あっさりその旅行がなくなりまして、
おかげでこちらの予定は全てご破算になりかけましたが、
幼稚園のお母様にご協力いただいて、
ランチの間、息子を預かってくださることになりました。
本当にありがとうございました。
ある意味偉大な友人と食べた料理の記録です。

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鶏白レバーのムース
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田舎風お肉のパテ
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鶏肉と野菜のタジン
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牛ステーキ フライドポテト添え
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ヨーグルトシャーベット
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クレームブリュレ
写真でわかると思いますが、
一品一品のボリュームがありえません。
特に肉物。
メインは魚のポワレを選びたかったのですが、
生憎この日はポワレがなく、少しでも野菜をとクスクスを頼んだら、
鶏肉どかーん、野菜ごろーんのダイナミックなタジンでした。
前菜もパテにしてしまった胃袋に、この量はかなりきつく、
肉はほぼ残し、野菜は半分くらいしか食べられませんでした。
本当に自分でも驚くくらい残してしまい、
お店に申し訳なく思っているところへ
「お口に合いませんでしたか?」
と給仕の方に声をかけられ、更に頭を垂れることになりました。
そのくせデザートは別腹とか抜かして、
濃厚なクレームブリュレなんぞを頼むもんだから、
食べ終えた後、自分の満腹中枢を呪いました。
不味いわけじゃなくて残す行為は、罪悪感でいっぱいになります。
反省します。

2010年09月02日

きゅうりのキューちゃん

新潟に帰省していた時、姉と息子と3人でプールに行きました。
別のプールでもそうだったのですが、
プールの中か外で野菜の直売がありました。
プール&野菜直売のコンビって新潟のデフォルトになってるのかしら。
某パン屋でも野菜が売っていたっけ。
それはともかく、でかいズッキーニとか枝豆とかきゅうりとかが
ありえないくらいの安さで売られていまして、
姉が買いまくっていました。
その販売しているおばさんが、
枝豆や自家製のきゅうりの炒め物を味見させてくれました。
そのきゅうりの炒め物が美味しいのです。
一見漬物なのですが、きゅうりの青臭さは醤油の味付けで緩和されていて、
ポリポリと歯ごたえがよく、ご飯のおかずにぴったりです。
当然買って帰ることになるのですが、
ご丁寧に作り方を書いた紙も用意されておりまして、
いただいてまいりました。
コツは、成長しすぎたくらい大きなきゅうりを使うこと。
通常スーパーなどで売っているきゅうりはまだ若いもので、
あれを収穫せずにそのままにしておくとお化けきゅうりになります。
外国で見かける大きなきゅうりくらいの大きさです。
それの種を取り、薄切りにして、塩をまぶし、水を切り、
調味料と一緒に炒め煮にすると出来上がりです。
できあがるまで1日半くらいかかります。
丁度幼稚園のお母様から巨大きゅうりをいただいたので、
これを作ることにしました。
コチラ。

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赤唐辛子も一緒に入れました
少し辛くてぽりぽりする歯ごたえは、
あの新潟のおばさんの作ったものに似ていました。
先に作った姉曰く、レシピどおりの醤油の量だと塩辛いそうなので、
かなり醤油は控えめにしました。
それがよかったようです。
ある日、幼稚園の別のお母様に差し上げたら、
「これ、きゅうりのキューちゃんや!」
と言われました。
キューちゃんと言われても
片岡鶴太郎くらいしか思い浮かばないわたくしは何のことかわからず、
それは一体何なのかと訊ねてみると、
「キューちゃんを知らんの?」
と言われました。
漬物を買う習慣が少ないせいなのか、
キューちゃんに心当たりはありません。
CMの説明も受けましたが記憶にありません。
調べてみたら、キューちゃんは昭和37年生まれ。
わたくしより歴史が古いのですね。
そして初期の塩分10%以上から
現在の4.0%の減塩ってのも凄まじい低下率です。
塩分6割減。
このくらいなら梅干よりも塩分が低いですね。
つーことで、1日半かけて作ったきゅうりの炒め煮が、
普通にスーパーで手に入ることがわかったというお話でした。

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