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2006年06月14日

旅人飲み会のお知らせ

「どこやねん? グアテマラ!」のきょきーとが遊びに来てくれました。
昨日フィリピンから戻ってきたばかりで、
日焼け肌とビーチサンダルで現れました。
お土産にプリンを持って来てくれましたが、
このプリンはカップに入って密封されているようなものではなく。
ラップで包まれていました。
でも悪くなってないそうです。
とりあえず夫が帰って来たら、まずは食べさせてみます。
さて本題。
きょきーと主催で旅人飲み会をやるそうです。

6月16日(金)20時より高田馬場のバー
軍艦島(http://www.bar-gunkanjima.com/)にて
旅人のつどいを行ないます。
旅行好きの方、どなたでもご参加できます。
みなさん、お誘いあわせのうえ、お越しください。
終了時間は未定です。
適当に来て、適当に帰ってください。
好評であるなら月例にいたします。

とのことです。
わたくしも参加したいのですが、
息子を見てくれる人がいませんので出られない可能性大です。
もし息子が起きていたら、20時頃顔だけ出しにいこうとは思っております。
行けるといいなあ。

似たもの同士

NHKの『英語であそぼ』に出てくるキャラクターで、ケボとモッチがいます。
このケボを見るたびに夫が言います。
「汚いなー。ゴミがいっぱい付いてるなー。でも何かに似てるな」
そしてついにその似ている物を発見しました。



kebo01.JPG
掃除機の中身
kebo02.JPG
埃の塊に色々くっついてる様子がケボっぽい
ついでにこれも似ていたので載せておきます。
dp01.jpg
DEEP PURPLEのFIREBALLのジャケット
DQ01.gif
ドラクエⅣのモンスター・デーモンスピリット

2006年06月13日

戸塚市場へ行こう!

近所に戸塚市場というものがあります。
古い建物の半地下部分が区設市場になっておりまして、
薄暗い感じとその古さから入りづらい雰囲気を醸し出し、
一度入ったきり足が遠のいていました。
その戸塚市場の入口に、
かなり年季の入った象さんの乗り物があります。
所々塗装は剥がれ、市場とぴったりの風合いです。
これが何と今時10円なんですよ、奥さん。
えー。
安いわねえ。
10円で本当に動くのか試してみることにしました。
こういうものにお金を使うのに躊躇するはずの夫も、
10円くらいなら惜しくはないと思ったのか、
すんなり出してくれました。
ガコーン!
ウィーン。ウィーン。
動きました。
10円の割りにいい動きしています。
コストパフォーマンスは宜しいです。
せっかくなので息子を乗せてみます。
わずかに楽しそうな感じです。
でもすぐ降りました。
まだ動いています。
10円の割りに長く動きます。
コストパフォーマンスはかなり宜しいです。
かなり気に入りました。
このマシーン。
せっかくそのマシーンに乗ったのだから、
今度はお店にも入ってみようと気合を入れて潜入しました。
実はこの数日前に、戸塚市場の魚屋は安くて良いという話を聞き、
それにも吊られて行くことにしたのです。
魚屋を覗くとあります。あります。
美味しそうなお刺身が。
マグロの赤身、生たこ、エビ、イカetc…たくさんあります。
そして貝類が豊富です。
生牡蠣、トコブシ、あさり、しじみ、はまぐりetc…
車海老、甘エビ、キンキ、小鯵etc…
仏壇スーパーやマルエツにはない品揃えです。
この中からわたくしは、マグロの赤身と生たこの刺身を買いました。
赤身は何と300円の激安です。
そして中々売っていない生たこは、
つまが大変少ないくらい、たこ山盛りでした。
二人で食べきれない量でで400円です。
「たこは毎日ではないけれど、よく入荷するからまた来てね」
とのことでした。
夫の大好物が生たこだったので、これは良い店を見つけました。
これでArroz con pulpoやパエーリャ、
ブイヤベースにアクアパッツァなどなど、
魚貝類をふんだんに使った料理が出来ます。
家に帰って包みを開けると、
たこの大きな吸盤とシラスがおまけで入っていました。
スーパーにはない嬉しいサービスです。
市場内で買い物をすると200円ごとに印紙をくれます。
初めて貰ったので、魚屋のおばちゃんに聞いてみると、
「このシートいっぱいに貯めると500円引きになるよー。
 これはもう何十年もやってるからねえ」
調べてみたら、この市場は大正8年に始まっているくらい歴史が古いのでした。
今の場所に移転したのは昭和22年です。
入口の象さんも年季が入るわけです。
調べているうちに、悲しいニュースも見つけました。
コレ。
どうやら2年後くらいに戸塚市場は閉鎖するようですね。
せっかく通おうと思ったのに。
市場内は店が入ってないスペースが多く閑散としていますが、
魚屋は本当にオススメです。
高田馬場・早稲田周辺に住んでいる方、
是非行ってみてください。

2006年06月12日

空飛ぶスパゲッティ・モンスター教

色々調べ物をしていたら、こんな宗教を見つけました。
その名も『空飛ぶスパゲッティ・モンスター教』です。
そもそも何でこんな宗教ができたのかというと、
アメリカのとある州で、
「進化論の他にインテリジェント・デザイン説(ID説)も教えるべき」
という教育委員会の決定を皮肉ったところから始まります。
詳しくは上記のリンクをご参照ください。
ブッシュ大統領が40歳過ぎてから宗教に目覚めた、
ガチガチの右ってのは知っていましたが、
ID説というのは知りませんでした。
「何らかの知性がこの世を創造した」
というのがID説なんですが、
何らかの知性って意味が広すぎます。
受け手によって捉え方は千差万別です。
人によってはそれがモノリスかもしれないし、
殺しても殺しても出てくるゴキブリかもしれないし、
ちょっと霊感がありそうな近所のおばちゃんかもしれないし。
それなら空飛ぶスパゲティだってありえるでしょう。
彼らの教義の一つに、こういうのがあります。
・天国にはストリッパー工場とビール火山が約束されている
いいなあ。これ。
天国でビール飲めるのか。
ビール飲みながらストリップ見れるなんて最高じゃないか。
アルコール分解酵素の少ない人には地獄だろうけど。
えー、さて、
アメリカってロケット飛ばして宇宙ステーションがどーのとか、
ステルス飛ばしてちゃっちゃと爆撃とか、
そういう大変科学的且つ合理的な国だと思っていましたが、
進化論を教えるかどうかで大揉めする国だとは知りませんでした。
きっと南部あたりのガチガチ原理主義の人が反対しているのでしょう。
もうひとつ、教育に関して言うならば、
アメリカ以外の歴史について教えてないようです。

2006年06月10日

帰れない二人

今週始めに家族旅行をしてまいりました。
訪問地は長野です。
夫の友人宅へ訪問したのですが、
家主さんはギター工房を営んでいました。
山にある古い民家を改造して住んでいまして、
回りには野草がたくさん生えています。
三つ葉が雑草のように生い茂っている様子を見て、
夫が興奮していました。
三つ葉だけで生きられそうだ、と。
そのギター作りの友人と音楽談議に花を咲かせ、
何曲か弾いてもらいました。
そのうちの一曲が井上陽水の『帰れない二人』でした。
この曲には少々思い入れがありまして、
聴く度にその時の情景が目に浮かびます。
まだ高校生だった15年前のことです。
わたくしは一人暮らしをしておりました。
と言ってもアパートを借りているわけではなく、
自宅に親がいませんでした。
というのも父親が入院しており、
母親はその看病で病院に泊まりこんでいたからです。
父親の体調が優れなくなったのは年末頃からで、
年明けには入院していました。
すぐ退院するだろうと思っていたわたくしは、
見舞いにはあまり行かずにおりました。
一度見舞いに行った時に、
「大して心配もしてないくせに」
というようなことを父親に言われ、それから更に足が遠のきました。
久しぶりに病院を訪れると、
腹に水が溜まり、それを抜くためにチューブが繋がれて、
チューブの先のバックには繊維状のものや、
血が混じった液体が溜まっていました。
そしてげっそりと痩せている様子を見て、
何かおかしいと思っていたら、
姉から父親が末期ガンであることを知らされました。
夜、家でTVを見ていると電話が鳴りました。
「危篤だからこれからすぐ迎えに行く」
叔母からの電話でした。
しばらくして車で叔母が迎えにきてくれました。
叔母は井上陽水が好きで、
車の中ではいつもかかっています。
今日もいつもの井上陽水がかかっていました。
父親が死ぬのか。
何だか現実味がないな。
いきなり言われてもよくわからないな。
死んだらどうなるんだろう。
これから。
色々なことを考えながら、
ふと耳に聴こえてきたのは『帰れない二人』でした。
帰れない二人を残して、か。
もう帰れないんだな。
昔のような日には。
ボーっと外を眺めながら、曲を聴いているうちに病院へ到着しました。
病室へ入ると、父親の兄弟や友人がいました。
父親は少し前に息を引き取っていました。
どうしてもっとお見舞いに来なかったんだろう。
親の死に目にもあえなかったなあ。
あの曲を聴く度に、後悔の気持ちが湧き上がってきます。

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