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2009年07月11日

エコクラフトに挑戦

幼稚園のバザー委員さん主催のエコクラフト講習会が開催されまして、
わたくしも参加してみました。
エコクラフトとは、梱包用資材の紙テープのことです。
これでバッグやカゴを作ると、パッと見が竹や籐の素材に見えまして、
それでいて切る・貼る・裂く・編むなどの加工がしやすく、
とても手軽です。
そしてここがポイント。
なかなか可愛い代物です。
裁縫ができない不器用なわたくしですが、
作っていくうちに波に乗ってきまして、
それなりにすいすいと編みあがりました。
出来栄えはちょっと「あら?と」思う箇所も多々見受けられますが、
こんな感じです。

bag01.jpg
ヨーヨーと大きさを比較
底は四角でマチも大きいバッグが出来上がりました。
しかし持ち手の部分のリングの遊びが少なく動きが悪いとか、
真上から見るとひょうたん型とか、
縁飾りがクロスになっていないとか、
エコクラフトを習っていない人にですらわかるひどい出来栄えです。
これを外に持っていく日は来るのでしょうか。
というわけで不器用な人なりのバッグとなりました。

2009年07月10日

7月4日

梅雨の晴れ間となった7月4日、有明に行ってまいりました。
緑を基調とした花束を持って。
献花会場となるディファ有明が近くなると、
花を持った人達が皆同じ方向に歩いています。
その数が段々と増えてきて、黒山の人だかりになっている場所がディファでした。
その会場からゆりかもめの路線に沿って、長蛇の列ができています。
最寄り駅は有明テニスの森駅ですが、
わたくしが到着した頃には市場前駅が最後尾になっていました。
テニスの森で降りた人達が、市場駅方面へ向かって歩いていきます。
わたくしもその1人です。
misawa01.jpg
駅の自販機。缶コーヒー以外売り切れ
途中でへばった息子を背負いながらも、
全日派の友人と無事合流し、待つこと2時間半。
ついに会場内に入りました。
入口付近には現役時代のたくさんの写真が飾られていたので
ゆっくり見ようかと思いましたが、
「立ち止まらずにお進みください」
という係員の声に従って進んだので、
あまり見ることができませんでした。
入口付近でかたまられたら入場が滞る事情はわかりますが、
あそこに貼られたら誰もが見たいだろうに。
さて献花会場前では係員が
「写真撮影はご遠慮ください」
と何度も言っていましたし、壁にもその旨書かれていました。
しかし会場内は携帯を手に撮影する人が後を絶ちません。
これについての議論もあちこちで見かけまして、その中に
「係員が特に止めさせないから」
という意見がありました。
はあ。
静粛な会場内で怒鳴ってまで注意はできないと思いますし、
だからこそ会場に入る前に、撮影を遠慮するようお願いをしていたわけです。
それを「止めさせないから」って。
携帯カメラの手軽さがこういう不謹慎をも生むことは、
殺人事件や火事の現場からの中継画面で何度か見かけましたが、
目の前でこう堂々とされると、
小学校の道徳の時間の意味はあったのだろうかと考えてしまいます。
話を戻します。
献花台はリングを取り囲む形になっており、
すでにたくさんの花で埋め尽くされ、
リングの中にも花がうず高く積まれています。
わたくしも花をリングの中に投げ、息子と一緒に手を合わせました。
わたくしが会場内にいる頃には新豊洲が最寄り駅になり、
更に列はに延びて晴海大橋まで並び、
大江戸線の勝どき駅が一番近くになっていたそうです。
こんなに愛されていた人だったんですね。
misawa02.jpg
合掌

2009年07月09日

無益な殺生

またしても公園ネタでございます。
でもカナブンじゃないです。
あ、今日のカナブンは100匹以上いました。
隣の木にも樹液が出始めたらしく、
そちらにもカナブンがわんさかいました。
100匹数えた時点でもうええわと思って数えるのは辞めましたけど。
ある朝のことです。
いつものように自転車を止め、
あとは山を登って幼稚園へ行くだけというところで
息子の動きが止まりました。
しゃがみこんでじっと地面を見たまま動きません。
呼ばれて見に行くと、
息子の足元に30cmくらいの枯れ草のような物体が蠢いていました。
ミミズよりも細くて長いその気持ち悪い生物は、
蠕動運動しながら前進していました。
身体の先端は菱形になっていて、
そこが右へ左へと何かを求めて動いているのです。
かなり気持ち悪いです。
そこへ通りすがりのおじさんがやってきたので、
これは何かと尋ねました。
「これはヒルだよ。雨の日はよくいるんだ」
ひー。
こんな都会の真ん中にヒルがいるなんて、
この公園はどれだけ自然が豊かなんでしょう。
とりあえず遅刻しそうになるくらい見ていた息子をその場から引っぺがし、
幼稚園へと向かいました。
息子を幼稚園に送り込み、自転車の場所まで戻ってきました。
ヒルは身をくねらせながら1.5mくらい進んでいました。
ここでわたくしの正義感とある種の欲望とが
ムクムクと湧き上がってきました。
このままこのヒルを放置したら、幼稚園児の血がヒルの餌になってしまう。
1匹を見たらもう一匹いるというし、ヒルの大発生は避けなければ。
そう考えるや否や、そばに転がっていた大き目の石を持ち上げ、
ヒルの上から落としました。
できる限り高くから。
石はヒルの身体のど真ん中に命中しました。
その途端、ヒルがものすごい速さで丸まりだしました。
さっきまでのゆったりした蠕動運動ではなく、
しなった弓が戻るかのような速さです。
うへえ。気持ちわりー。
石を落とされた部分を中心に丸まったり戻ったりと暴れています。
死んでいません。
そこでわたくしは石の上に足を乗せ、ぐりぐり踏みつけました。
それはもう念入りに。
菱形の部分も石の下に入り込んだので、更にぐりぐり。
そこへ幼稚園のお母さんが通りがかりました。
わたくしが下を向きながら足で何かを踏んでいるので、
息子と一緒に遊んでいるのかと思って声をかけたらしいです。
こちらは大人1人なんですけどね。
で、正直にヒル退治をしていたことを告げました。
その日のお迎え。
幼稚園の門の前で集まっているお母様達の間で、
わたくしがヒルをぶっ殺している話が出ていました。
アリを踏む子供達には、
「アリさんは何も悪いことしてないでしょ。やめましょうね」
と言いながら、子供がいない時にアリの巣をぶっ壊したり、
コーラをかけたりしている人が今度はヒル殺しやってるよ、
公園の生態系を壊してるよ、
みたいな感じに思われてないかちょっと心配です。
「わたくしは子供達の安全を考えて退治したのですよ。
 殺したくて殺したわけではありません。ええ、決して」
と演説したので1人くらいの心には響いていると思いたいです。
さて、帰宅後ネットでヒルについて調べてみました。
ヤマビル研究会というヒル専門サイトを見てみることにします。
『いろいろなヒル』というコンテンツをみると、
上から順にヒルの種類と画像と特徴が出てきます。
ヤマビル、キバビル、ヤツワクガビル、コウガイビル。
画像で見る限り、わたくしが抹殺したのはコウガイビルでした。

【コウガイビルの特徴】
無害。吸血しません。ミミズを捕食。

あれ?
無害?吸血しない?
あの意を決して石を落としたわたくしの行為がー。
幼稚園児のためという大義名分がガラガラと音を立てて崩れ去りました。
しかしこのままでは終わりません。
このまま黙っていては、わたくしの行動に共感したお母様方によって
無害なコウガイビルがことごとくぶっ殺されることにもなりかねません。
翌日、わたくしの殺戮行為を見ていたお母様に正直に告白し、
公園の生態系にに懺悔しました。

2009年07月07日

過去最高のカナブン数

今日のカナブンは40匹どころじゃありませんでした。

kanabun02.jpg
※クリックで拡大 裏にもわっさわさ
虫嫌いなお母様はぞわぞわしていたようです。
反対に、グロ好きな姉にこの写真を見せたら大喜びしていました。
もっと密集度が高まっていると尚良しとのアドバイスもいただきました。
カナブンの集団の中にキアゲハも樹液を吸いに来ていました。
さて、同じクヌギなのに何故他の木には行かないのかと調べましたら、
クヌギには樹液の出るものと出ないものがありまして、
クヌギ林の中でも樹液の出る木は50本に1本くらいとの話もあるくらいです。
それくらい貴重なクヌギの樹液は、
ボクトウガ(←注意!蛾のドアップ)という蛾の幼虫が
木に穴を開けてることで染み出してくるそうです。
たしかにこのクヌギは木肌の表面が割れていて、
樹液らしきテカリが見えます。
これに群がってくるようです。
さて、明日は何匹いることやら。

2009年07月05日

カナブンが集まる木

幼稚園の近くにカナブンが集まる木があります。
おそらくクヌギだと思います。
他にもクヌギはあるのに何故かこの1本にだけカナブンが集まります。
毎朝カナブンの数を数え、
手頃なのを1匹捕まえてから幼稚園に行くのが習慣となっています。
カナブンを捕まえた時に一度放尿されたことがありまして、
それを息子に伝えて以来、
「カナブンはおしっこするから触っちゃダメだよ」
と言って触らなくなりました。
この子は蝉も捕まえられないのではないでしょうか。
kanabun01.jpg
この日は少なめです
最高で40匹いた時がありました。
みんな一心不乱に樹液を吸い、
時には場所争いで喧嘩しているものもいます。
降園後は、この木を知っている園児が木の枝を手にカナブンを叩き落として捕まえます。
もう少しすると蝉の鳴き声が響き、
秋にはここがどんぐりでいっぱいになります。
冬には辺りの緑も落葉し、霜柱が立ちます。
そして春には桜が美しく咲き誇ります。
この幼稚園にして良かったと思うのは、
こういう自然あふれるところです。

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