« | »

2005年11月29日

救急外来

赤子の様子がおかしいです。
吐くこと10回程。
洗濯機はフル稼働で、
いい加減着る物も底をついてきた頃また吐きました。
これはいかん。
脱水症状になるではないか。
即行、救急外来のある病院にタクシーで行くことにします。
タクシーを待っている間にもまた吐きました。
ゲロまみれの布団、洋服、38度の発熱でふらついている夫も
そのままにタクシーに乗り込みます。
思えば救急外来を受診するのは、
急性アルコール中毒になった時と、
母親が通り魔に襲われた時以来です。
あまり思い出したくない、
できれば消したい過去と関わっている救急外来ですが、
ようやくまともな受診をすることになりました。
受付を済ませ、一通り問診と診察を終え、
便の状態をみるために浣腸をすることになりました。
すぐにブリブリと出たので、
看護婦さんにオムツを渡して新しいオムツと交換をしていたら、
更に倍ブリブリし始めました。
私の手も赤子の下半身もベッドも黄色に染まりました。
ああああああああ。
水分を摂取できずにおしっこも出てないので、
ブドウ糖液500mlを点滴することになりました。
「お母さんは外で待っててください」
と言われ外に出ました。
処置室の隣のトイレに入っていると赤子の絶叫が聞こえてきます。
相変わらずどこの誰よりもでかい声です。
夫に連絡を入れるために外に出て携帯を取り出しました。
外にまで悲鳴が聞こえてきます。
丁度処置室の窓の近くにいたので覗いてみると、
看護士さん3人がかりで奮闘してました。
お疲れ様です。
大人しくなった頃呼ばれました。
右手には副木とテープと包帯で、針ががっちり固定されています。
赤子はまだまだわめいています。
吐いた後は3時間ほど何も飲ませないよう言われたために、
おっぱいをあげることもできません。
おっぱいなしでは眠れない赤子は、
悲痛の叫び声をあげます。
それでも30分ほどゆらゆら抱っこをしているうちに
疲れ果てて寝てくれました。
おしっこの検査もするということで、
おしっこ待ちだったのですが、
結局おしっこが出たのは500ml全部入れ終わってからでした。
相当脱水していたようです。
急いで来て良かったです。
赤子はまだ喋れません。
ですからどこが痛いのか、どこが苦しいのかを様子で判断しなければならず、
受診するタイミングを逃したら大変なことになります。
自分を育ててくれた親の大変さがまた一つわかりました。

トラックバックURL

コメント&トラックバック

子が「オナカイタイ」とか言えるようになるまで、母は大変だよね。
ダンナにカンチョーするなどしてストレス解消しながら、頑張ってください。
ちなみに、うちの下の子も3日ほどチョー下痢です。
なんだろね。

そんなに大変な事になってたのか。
「毛玉を吐いてるんだな」
などと言って、正直スマンかった。
ところで、
>急性アルコール中毒になった時と、
この話はまだ聞いた事無いので
詳細よろしく。

>イカアンテナさん
この時期大流行するロタウィルスによるものと思われます。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~imagawa/hoken/byouki/rota.htm
わたくしもついに昨晩からうつりました。
ゲロー。
>眉毛犬
あの後から大変になっていったのよ。
グッタリし始めてね。
アル中の話はまたいつか。

コメントを残す